2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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3.シアトルの印象(雑感) ・シアトルは坂道の多い街。海岸から山側に向かって急な坂道にビルがかなりの段差で立ち並んでいる。 車社会が浸透しているが、市内はそれほど渋滞していることはない。乱暴な運転もなければ、若者の無謀運転も見当たらない。整然と法令順守運転が行われている。自転車、バイクが少ないのは坂道が多いせいかもしれない。 ・森林資源が豊富な割には木造の住宅があまり見当たらず、ほとんどがビルを中心とした近代建築で、街並みも整然と区画整理され落着きと清潔感があり、品のよい街である。 ・私たち〝8人の侍″が3日間で見たものは、 旧きを訪ね(この街の歴史と伝統・文化を学び)、 新しきを知り(近代都市の生き方や巨大企業、優良企業のあり方)、 現代に生きる人々の生き方(教育の高さ、マナーの良さ、スマートで上品な生活態度)や、 地域性をどう生かしているか(自然環境への配慮と適応や地理的条件を生かした都市運営)等々を観察したことにより、 この街が色々な事柄を実に見事に調和(バランスさせた)させた近代都市(理想都市)であることを実感させられた。 ・ツキもありました。 天気は3日間共雨はなく、寒くもなく、この時期では最高のコンディションに恵まれました。8人の侍に体調不良もありませんでした。 スミスタワーでは休館日にもかかわらず、無料で入館という〝粋な計らい″もありました。 スケジュールはすべて予定通り消化できたこともラッキーでした。 ・現地ガイドさん曰く 〝グループ旅行で、自分たちだけでこれほど歩きまわったグループは初めてです″という。 それは〝Jh″さんのリーダーシップと語学力がこのグループ旅行を支えてくれたと誰でも認めます。「ありがとう Jhさん! そして皆さんお疲れ様」 <後記・・・年配者の私でもいい研修旅行だったなーと思う。ましてや若い人達にとっては私が感じたよりも、もっと強い印象、何かを感じ取ってくれたような気がする。その〝何か”、をこれからの人生に少しでも生かしてほしいと願うものである> PR
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⑪シアトル・センター(EMP,SFM,SPACE/NEEDLE)にて ・ダウンタウンの北に広がるシアトルセンターは、1962年に開かれた世界博覧会の跡地に造られた総合公園。(ウエストレイクセンターよりモノレールで90秒で到着する) ・EMP(エクスペリエンス・ミュージック・プロジェクト) は、ロックミュージックの博物館。アメリカンポップスの歴史を物語る展示では、その時代に主流となっていた音楽と時代を代表するミュージシャンについて解説。 郷土のスター、ジミ・ヘンドリックスのギャラリーが人気(展示会が開催されていた) ・SFM(サイエンス・フィクション・ミュージアム) SF(空想科学)フアンが泣いて喜ぶ〝お宝″が多数収められている。SFの歴史や本、テレビ、映画の解説やグッズ、SFの著者や著書について具体的に学べる。宇宙戦争に必要な服装や武器。未来都市、ロボット、エイリアン、ターミネーターなどの展示がある。 <銀河からの脱出体験> ・SPACE NEEDLE(スペース・ニードル) シアトルのシンボルの一つ。タワーの上部にUFOの様な円盤がくっついている塔。 高さ184mからは360度シアトルのパノラマが展開する。入場料は17ドル。65歳以上は15ドルでした。 <このスペースニードルの型をしたゴルフのティを売っていたが、3.5ドルで使い捨ては高ーい。気がついたことだが、ここへ来る時のモノレール運賃は2ドルだがそれが1.5ドル、先ほどのEMPなどの入館料は17ドルが15ドルとシニア料金が配慮されていて、老人に優しい街です> ⑫Elliott’s Oyster House でシーフードを味わう ・ウオーター・フロントでシーフードを食べるならこの店という評判。入口にはカニやカキが並べられている。新鮮なシーフードを味わうことにした。 ・夕刻7時過ぎであったが、平日ながら店内は満員の盛況。それぞれ一品料理やら食事メニューやらを自由に注文していたが、私はここでは有名な生カキのアラカルトに限定した。6種類のカキをそれぞれ2個づつ合計1ダースのコース。しめて27ドルである。日本のものに比べてちょっと小ぶりで、これだけはアメリカンサイズではないようだ。種類毎といっても塩加減が若干違う程度の差である。<本音は「カキ鍋」が欲しかったが、あれは日本独特の食べ方らしい。メニューにはなかった。この夜の夕食会の主役は〝Tm″さんでした。奥さんとの丁丁発止の家庭生活をご披露してくれて、会席は盛り上がりました> <次回:見聞録(まとめ)の予定>
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⑥ウエスト・レイク・センター ・ダウンタウンの中心に位置するショッピングモールである。ガラス張りの店 内には燦燦と太陽が降り注ぎ、モール内は明るい雰囲気。3階にはフード・コートがあり、そこで昼食。<ヌードル、鶏肉、野菜の旨煮を混ぜ合わせた一皿を注文する。値段は5ドルほど。量はたっぷり2人前のアメリカンサイズ。食べきれなーいでした。> ・同じ3階にはシアトルセンター行きのモノレール発着駅となっている。ここから90秒の乗車で終点シアトルセンターだ。(明日はこれに乗って…) ⑦スミス・タワーの粋な計らい ・タイプライター王、L.C.スミスが1914年に建てた42階建てのビル。イタリア・ベネチアのサンマルコ広場にある鐘楼をイメージしてデザインされたという。真鍮と銅で作られた当時のままのマニュアルエレベーターがある。 ・35階の「チャイニーズルーム」にある、中国の西太后から贈られた立派な椅子がおいてあり、独身女性が座ると1年以内に結婚できるという伝説がある。 ・当日はあいにくウイークデイで見学不可の日であったが、黒人の管理人らしき人が、特別サービス(本来は入館料7.5ドル)無料で〝いってらっしゃい” と粋な計らいで見学。<さてその御利益は如何に・・・・1年後の楽しみデス> ⑧パイオニア・スクエアとアンダーグラウンド・ツアーについて ・19世紀に建てられたレンガや石造りの建物が保存されている。シアトル発祥の地と知られているところ。オープンエアのカフェやレストランも多く、昼間のんびりとあたりを散策する。昼食は古本屋の地階にあるレストランでそれぞれの好みにて喫食。ビーフサンドが6ドル程度だが、またしてもキングサイズが2個。1食分は”BOX”でホテルに持ち帰った。<この残り分は、〝Kb"さんにプレゼントした。彼女:中のビーフだけぺロリであった> ・アンダーグラウンド・ツアーは、1965年から始まったもの。40人程のグループとなってガイドを先頭に地下を歩き廻るのだが、カビ臭い地下は地上とは別世界。埃をかぶった瓦礫や建物の骨組みから、そこが宿屋であったとか、よろず屋などの店舗であったことが分かる。およそ100年前のこの町の様子が窺い知れる。<ガイドさんは早口でほとんど90分間、首に青筋を立てて喋りまくっていた。いやはや敬服したが、あまり理解ができず、後になって解説パンフ(日本語)でやっと様子がつかめた。おしゃべり"ガイドさん"お疲れさまーでした>・・・・左の写真に建築された年号(1854年)が見える ⑨パイク・プレイス・マーケットとStarbucks Coffee1号店など ・パイク・プレイス・マーケットは東京でいうと"アメ横"みたいな雰囲気のところ。アメ横と違う点は、ここでは近隣の農業・漁業産物を持ち寄っている点であろう。その点でいうと地方にある(地方色のある)市場ということかもしれない。 ・面白い鮮魚屋さんがあった。客が購入を決めた魚を、店員同士で掛け声をかけながら投げ渡す場面だ。このマーケットの名物とか。遊び心もあって、粋があって、客を喜ばす、微笑ましい光景であった…3日目に見学> ・スターバックスコーヒーの1号店はシアトルにある。店は小さい間口で、見慣れたグリーンのロゴマークではなく、オリジナルの茶色のマークだし、店内には金色に輝く”1号店記念レリーフ”がある。お土産には、当店オリジナルのマグカップ(残念ながら製造場所は"中国"とあった)と、最近売り出したばかりの1号店オリジナルインスタントコーヒーをGetした。 ⑩ディミトリアス・ジャズアレイの〝ディナー&ジャズピアノ演奏″を満喫 ・ディミトリアス・ジャズアレイはシアトルの「ブルー・ノート」的存在と言われている。アメリカはもちろん、世界各地で活躍するミュージシャンのライブが、食事やお酒を味わいながら楽しめるジャズ・クラブ。これまで公演したミュージシャンは、オスカーピーターソン、レイ・ブラウンなど多数。 ・我々の予約席(日本からインターネットで予約)は、ステージの横2列目。いい席ですが、前の男女2組がいささかスタイミーに。食事メニューは20から30ドル程度。魚料理とワイン2杯とした。残念ながら演奏中は撮影禁止。テーブルの片隅でビデオをちょっと回したが無理でした。 <2日目の夜になって、これまで元気なかった”Ry”さんは元気はつらつ。 お酒も手伝ってか”彼氏”の話に花が咲く。ごちそうさまでした> <次回:3日目となります>
1.見て歩る記
①シアトル・タコマ国際空港(SEA通称シータック)に到着したのは、現地時間1月19日朝7時頃。空港到着後の諸審査は必要以上にしつこく、日本語通訳を通してかなり時間を要した。 約1時間後、現地ガイドさんと合流し、専用車で市内視察に向かう。 天気は曇り(前日までは雨)。雨が降らない分だけラッキーという。 ダウンタウンの中心街から車で1時間ほど。対岸から望むシアトルの街は、午前10時頃とは思えない、まるで夕暮れのような景色であった。(右写真) ②中心街から北へ、ユニバーシティ・デストリクトにある州立ワシントン大学で、ほんの5分だけ下車(駐車禁止だが)して、〝やあ、皆さんようこそ″とでも言いたげな教授気取りでベンチに座って写真に納まる。 ③シアトル・マリナーズの本拠地、セーフコ・フィールド球場 シアトル・マリナーズは、日本人大リーガーの活躍により、日本でも知名度が上がりました。(佐々木主浩投手、イチロー外野手、城島捕手) こうした日本人大リーガーの目覚ましい活躍が、シアトルの地元フアンに親日感情を高めさせている。 球場の壁にはイチロウの大きな額が 設置されていた。 ④ウオーター・フロントにあるシーフードレストラン「Crab Pot」で夕食 いくつもの埠頭(ピア)が並ぶウオーターフロント。板張りの通路がいかにも桟橋の雰囲気だ。 エリオット湾がよく見渡せる。そこの一角にあるシーフードレストラン「クラブ・ポット」で、カニやサーモン、フィッシュ&チップス、シーフードサラダ料理等を味わう。 カニを木づちで割って食べるのがこの店の名物とか。何人かが挑戦していた。やっぱり何を注文してもアメリカンサイズで多い(でかい)。随分頑張って食べていたが残ってしまった。生モノなのでテイクアウト<ボックスというらしい>もできずもったいなかった。 <〝Ry"さん〝On″さんは、時差ぼけ&疲れ(?)のせいかいつもの元気がないように思えたが、〝Ym″さんはカニ割&その他料理の消化に活躍していた> ⑤研修2日目 中心街から北へ車で50キロ。(約40分)エベレット市にある「ボーイング」社の工場見学を行う。 (工場概要) ・建築面積:870万平方メートル=東京ドームの27倍 ・作業場:ヨコ630m×タテ492m=ジャンボ機6機+767機8機を同時に組立可能 ・工場高さ:11階建てビル ・工場温度:常時22度に管理 ・滑走路:3000mを装備 ・工場引き込み線:遠くコネチカットから貨車で運べる鉄道 ・関係者はエベレット市人口の3割を占める ・見学時は、カメラ、携帯など一切の持ち込み不可。写真は工場の遠景と、展示館のみであった。 ・工場内の見学は、簡単な組み立ての映画の後、案内人(女性:ヘビー級)に従って地下道から工場内に。2工場を約1時間かけて見学。うち1か所では、「ANA」の発注分4機の製造中であったが、いずれも2年近く納期遅れのもので、損害賠償の係争中とか。 ・見た限りではさして急いでいるようにも見えず、質問あり「どのような勤怠管理を行っているか」、これに対する回答は、「6分ごとに勤務を進行させている」由。まるでゴルフのスタート進行と似ていると納得。 ・「ボーイング」社を創設したボーイング氏(実物大人形)と記念撮影。(右写真)
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1.シアトル外観 ・「シアトル」は、この地に先住したインディアン部族の酋長の名に 因んでいる。かっては「グレート・ノーザン鉄道を父とし、日本郵船を 母とする」の言葉で有名なように、この両社によって発展を遂げたと いわれている。<正直言って、「日本郵船」の貿易に依ってという話は初耳であった・・・失礼> ・シアトルは、サンフランシスコ北部の最大級の都市でロッキー山脈の西に位置し、別名「エメラルド・シティ」とも呼ばれ、全米有数の住みやすい街としても定評がある。 ・冬が温暖、夏が快適で、都市圏は温暖な気候、多岐にわたる住宅様式、美術と文化、スポーツ、娯楽そして溢れるほどの店とレストランを備え、どの季節でもアウトドア活動が可能であるなど居住性に秀でている。 ・100年以上もの昔、シアトルの行政は腐敗した時代があった(この辺の歴史的背景は、市のパイオニア・スクウエア・パークにあるアンダーグランドツアーで解説があった)が、現在は政治も経済も安定し、この地域への移住者数は、国内平均の2から3倍を継続しており、良質な教育施設、トレーニングされた労働力、良好な輸送システムや様々な工業基地の発展とともにシアトル市全体の経済は成長し続けている。 ・近郊に、マイクロソフト、アマゾンドットコム、ボーイング、スターバックス、タリーズ、ノルドストルム等、多くのハイテク企業、優良企業がここに本拠地を置いている。 シアトルは、2005年に「ワイヤーレスインターネットへのアクセス」においてアメリカ最高の市に選ばれた。またアメリカで2番目の「子供に優しい市」に指名された。 ・州立のワシントン大学は、1861年創立の歴史ある名門大学。建築学、海洋学、法学、薬学に優れており、最近は、優秀なコンピュータ技術者をよく育てていることでも知られている。4万人近く在籍している学生の半数が大学院に所属していることも、教育レベルの高さを物語っている。教授陣にノーベル賞受賞した教授が6人いるとか。スポーツの方も、水上スポーツ、フットボール、バスケットボールが人気、実力とも評価が高い。<どこかの国の大学生のように、勉強しないでアルバイト三昧ではとても卒業できませんとのことデス> ・アメリカはプロスポーツの国。ここでも、野球(シアトルマリナーズ) フットボール(シアトル・シーホークス)、バスケットボール(シアトル・ストーム)、アイスホッケー(シアトル・サンダーバーズ)等の地元チームに熱い声援を送っている。 <以上は調査記録です。次回は“シアトル見て歩き”を予定しています> |
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