2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
秋田県横手市は今、どちらを向いても緑一色。
田圃は稲が青年期を迎えたようにしっかりと根を張り、もうこれ以上の緑色はない! と思われるほどの正に青年期を迎えているような力強い色だ。緑色が眩しいとはこのことだ。 四方の山々も梅雨空に煙っているものの、薄緑と青色がかったそれはカラーの墨絵を見るようだ。 わが故郷はいつ来ても美しく迎えてくれる。 1年ぶりに兄貴夫婦と夕食での語らいを終え、うとうとと眠りに入って1時間足らず、突然木造の家が ガタガタギスギス鳴りながら揺れた。地震だ!? ほんの数十秒の間の緊張と不安。???・・が次第に収まっていく。時に7月24日午前0時27分頃の話。 震源地は岩手県北部沿岸という。横手市は岩手県中部に近い山一つ隔てた盆地。震源地には やや離れているものの、震源地が震度6ならばそれに近いか少なくとも震度5くらいはあったかもしれぬ。 幸い間もなく揺れは収まり、何も倒れる物もなかった。その後余震もなし。就寝。 翌日の朝のニュースで帰りの秋田新幹線上り東京行きが昼頃まで運転見合わせ中であることを知る。 予約チケットは15時30分過ぎだから、影響はまずないと読んでいた。残る半日は兄貴の商売に便乗して 田舎めぐりでも楽しむこととした。 ところが11時過ぎになって状況が大変化! 昼ごろまでの運転見合わせがいつの間にか運転開始予定が16時頃からというではないか!!! うそーーーっ!! 新幹線の停まらない田舎の悲しさ。最寄りの横手駅へともかく直行して状況調査です。(こうゆう時の行動は早いのですが) 横手駅は悲しいかな新幹線の通らない奥羽本線の田舎駅です。大曲駅を通る秋田新幹線が不通とすれば ほかの方法としては、山形県新庄までローカル線で1時間半かけて移動し、新庄駅から山形新幹線に乗る手がある。それにしてはその電車が今出発したばかり。このあとは約2時間後とか…。田舎の悲しさ・・である。 しかし諦めるのはまだ早い。これから新庄まで車で行ってみようとの兄貴の気迫に押されてすぐ行動。 電車は11時40分に横手駅を出ている。11時45分にその横手駅前を車で出発。車だと2時間位かかるだろうとの駅員の話をよそにともかく新庄へ。途中の道路は線路と時々平行になるから電車に追いつくかもしれないと思うほど快調に走る。この人本当に今年70歳かい? 兄貴はひょっとして私より若いかも? 横手~新庄は78Kと地図にある。平均時速70Kで走って1時間15分で新庄駅に到着!!! 信じられない!!! 間に合った! 電車の到着より早く駅に着いたのだ。 途中に高速道路が20K位ある。それに近い将来高速道路になる予定の山道が20K位(推定)、そしてバイパスが10K位(推定)と全長の半分以上を高速道路と同等に走れた。特に秋田・山形県境の山越えが高速で越えられたことが幸いした。 我が弟のために必死で突っ走ってくれたと思うが、それにしても何度か助手席で足を突っ張ったことか! 改めて私の兄貴だと感激した。この人ほんとに70歳? 新庄からは順調に東京そして我が家に着いたのは18時15分でした。 墓参りそして先月の地震見舞いだった今回の帰省は、地震見舞いには地震で?歓迎かよ? それにしても兄貴の有難さ(弟思いなんです)に感謝感謝でした。 今回の教訓 ”何事も最後の最後まで諦めるな!” 兄貴が教えてくれた教訓です。 7月16日から24日にかけて飛石で駆け巡った愛知・山梨・秋田の駆け足旅行はこれでお終いです。 8月1日から既報のとおり現役復帰します。次回はその新職場にまつわるあれこれを伝えたいと思います(可能な範囲で)。 皆さんのブログ参加をお待ちしています。 (08-7-25記) 追記 今回無理しても(昨日中に)帰らなければならなかったのは、 日本真空協会から本日の出勤依頼があったからです。おかげで無事約束を果たせました。 PR |
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