2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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≪国立ソフィア王妃芸術センター≫
・18世紀の建物を斬新なアイデアで改築。元は、サン・カルロス治療院という病院だった所。
 1992年バルセロナオリンピックの年に現在の美術館としてオープンした。入口のオブジェも変わったアイディアだったが、左右にあるガラス張りのエレベーターは大変混んでいた。年甲斐もなく、待つのが嫌いで階段を上って行った(3階まで)。コレクションは、スペイン現代美術館に収蔵されていた新進画家たちの作品群を基礎としている。
 最大の目玉は、ピカソの【ゲルニカ】(1995年にプラド美術館より移動されたという)。ここも残念ながら撮影禁止。(仕方なく玄関前で記念写真)

≪プラド美術館≫
・8000点以上の美術作品を所蔵し、パリのルーブル美術館(3年前に行きました)、サンクトぺテルブルクのエルミタージュ美術館(行ってみたいなー)と並ぶ世界の3大美術館の一つといわれている。もとはスペイン王家の美術品を所蔵する私的ギャラリーとして作られたもので、後に国立美術館となった。作品の構成としては、やはりスペイン絵画が充実。スペイン絵画の巨匠といわれる「エル・グレコ」、「ゴヤ」、「ベラスケス」をはじめ、16~17世紀に活躍したスペイン絵画の黄金時代の画家たちの作品が並ぶ。プラド美術館には3つの門があり、それぞれにゴヤ、ベラスケス(写真右)、ムリーリョの像が立っている。残念ながら館内は撮影禁止。
・展示されている作品の中で、グレコの「聖三位一体」、「胸に手を置く騎士の肖像」。ベラスケスの「ラス・メニ-ナス」、ゴヤの「裸のマハ」・・・(「着衣のマハ」は出張中でした)、「モンクロアの銃殺」などが印象深い。

 
【第2日目】(6月2日)
・8時30分ホテル出発、バスで「スペイン広場」に向かう。ここには、「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの没後300年を記念して造られた銅像と、主人公ドン・キホーテとその従者サンチョ・パンサの像があって、記念写真の人気場所になっている。(写真右)

・スペイン広場を後にして、「王宮」の前を通り、いきなり、見学第1日目から「スペインギフトショップ(免税店)」に立ち寄る。買い物ツアーに来た訳でもないものにとっては、「チッ!」と苛立ちながら団体行動に従う。(やれやれ先が思いやられる・・・)



 
【第1日目】(6月1日)
 午前1155分 成田発エールフランス航空AF275便は定刻に出発した。
行き先はパリ・ドゴール空港。そこから乗り換えてスペインマドリードへと続く。超大型エアバスA380機は2階建である。その2階はビジネスクラスの座席である。JALとの共同運航とのことで、日本人の乗務員も数名いるが、国際線では最近は比較的年配者(ベテラン)が多いようだ。A380機のビジネスクラスの座席は、長さ155CM、幅56CMで、フルフラットが可能であり12時間のフライトは非常に快適であった。
 機内食は2回あった。乗ってしばらくして、新聞が見たかったが在庫がなかったようだ。回ってきた乗務員(フランス人?)に訪ねると、「後ほどお持ちします」という。ハテと思ったがまあいいや、といつの間にかうとうととまどろむ。23時間経ったろうか、目が覚めたら、座席の横にそっと新聞が置いてあった。忘れずに・・・「サンキュウ―」だったが、よく見ると誰かが見たものを持ってきてくれたらしい。新品でなく、回し読みもあるんだと初めての体験だった。
 
 1715分(現地時間)パリ着。ほぼ定刻通り。
約1時間で、入・出国審査を経てAF2000機に乗り換えた。全員エコノミークラスで座席は狭い!・・・私はいいが、外人さんはさぞかし窮屈だろうと思われた。約2時間のフライトでマドリードに到着。夜の8時過ぎだというのにまだ明るい。
 お迎えの現地ガイドさん(日本国籍の人)の案内で、バスに乗り込みホテルへ直行。「AUDITORIUM」(アウディトリウム)ホテルという。英語では「観客席、講堂、ホール」とかの意味があるが、その通りで、確かに催事場とか会議室・ホールのようなスペースがやたらと多いホテルだ。この日は夕食は無し。
(パリまでの飛行中の機内食サービスで終わりだったようだ)スーツケースを確認して、さて小腹が空いたと館内のグリル(バル?)に入り込む。
(ビール&つまみ付を2杯飲んで10ユーロ少々)
 ホテルの階号は、ロビー階がB、その上が0,1,2階となる(ガイドブックの注意書き通りだ)。12時過ぎに寝付くも、時差(マイナス7時間:日本時間では17時頃)の為なかなか寝付かれなかった。
≪スペインの旅その2≫
【スペインあれこれ】
 ・正式国名    スペイン(SPAIN)、現地ではエスパーニャ
  ・政体      立憲君主国(憲法により規定された君主制)
  ・面積      50.6万平方キロ(日本の約1.3倍)
 ・人口      4,675万人(2011年)
 ・宗教      カトリック92%
 ・通貨      ユーロ(1999年統一通貨ユーロの第1陣に参加)
 
【略史】
  紀元前10世紀頃、フェニキア人の侵入に始まり、以後、カルタゴ、ローマ、西ゴートの領有を経て、8世紀半ばからイスラム教徒のムーア人が長く支配した。
  1479年、カスティーリャとアラゴンが合体してイスパニア王国が発足、国土回復運動(レコンキスタ)によって92年にイスラム教徒を一掃、コロンブスの航海を機に新大陸に広大な植民地を獲得し、16世紀には黄金時代を迎えたが、無敵艦隊の敗走、王位継承戦争、植民地の相次ぐ独立などが重なって、19世紀後半までに国力は急速に衰退した。
  1931年共和制に移行したが、その後「スペイン内乱」、フランコ独裁政権が36年間続いた。1975年王政が復活し、議会制君主国となった。
 
【現況・経済】
  1982年北大西洋条約機構(NATO)に加盟、86年にはヨーロッパ共同体(現EU)へ加盟、99年EU統一通貨ユーロの第1陣に参加。
  2004年、イラク戦争参戦の報復として、イスラム系テロ組織による列車爆破テロが発生(犠牲者191人)。北東部のバスク地方には60年代後半から反政府組織「バスク祖国と自由」を中心に活発なテロ活動がみられる。
  
経済の中心的な役割を果たしているのは、北東部のカタルーニャやバスク地方の自動車、造船、繊維、化学、鉄鋼などの工業。鉱物資源も水銀(世界2位)、マグネシュウム(6位)、鉄鋼、石炭などと比較的恵まれている。中央部のメセタや地中海沿岸では農業も盛んで、オリーブ(世界1位)、ブドウ(4位)、ワイン(3位)、オレンジ(4位)、大麦(6位)、小麦などが栽培され、中でもオレンジ類の輸出は世界一を誇る。GDPは世界8位である。しかし、失業率は21.3%(2011年)とEU内では最悪で、財政赤字の悪化とともに大きな懸念材料となっている。更に最近では、不動産バブルの崩壊等で、金融機関の危機が深刻な状況となっている。
 
【国の特徴など】
  独自の文化と緑の少ない荒涼とした自然景観は、ヨーロッパらしからぬ異質な風土を漂わせている。
 「闘牛」、「フラメンコ」、「ドン=キホーテ」、「カルメン」、「ガウディ」、「ピ
カソ」、「ダリ」、最近では「サッカー」等に代表されるように視覚的で過激なイメージに満ち、情熱と狂気と憂鬱が対照的なコントラストを描くため、“光と影の国”と呼ばれる。
 平均的市民は昼食を家でとり、午後3時過ぎまで昼寝(シェスタ)を含ん
でのんびりと休息を取る生活習慣を楽しむ。本格的なレジャー活動は夜10時以降に始まるという。繁華街はお祭り騒ぎ同然で、夜明けまで続く。(フラメンコの真打ちは深夜から明け方に出演するものらしい)
 
 観光資源も豊富で、古都トレドやイスラム建築の粋を集めたアルハンブラ宮殿、マドリードの絵画やバルセロナの芸術建築、イスラム寺院のヒラルダの塔をはじめ、ヨーロッパ有数の海浜保養地であるコスタ・デル・ソルなどほぼ全国的に見所が点在し、国外から年間5,730万人(08年度、世界第2位 因みに日本は800万人)の観光客が訪れている。
 
 バレンシアの火祭り、パンプロ―ナの牛追い祭りなど各地のフィエスタ(祭り)は情熱的かつ精力的、レアルマドリードやFCバルセロナに代表される国民的スポーツのサッカーへの思いも熱い。
 
 伝統料理のパエリアをはじめ、スペイン料理に欠かせないオリーブ油は世界一の生産高を誇る。
 
 スペインはまた、ポルトガルとともに大航海時代の先陣を切った国として知られる。日本との交流も1549年の宣教師ザビエルの来日に始まり、84年日本から天正遣欧使節が初めてスペインの地を踏み、1614年には支倉常長も通商条約を目的に訪問。現在でもメリヤス、シャボン、カスタネット、プラザ、ポンチョといったスペイン語(ポルトガル語には金平糖、カステラ、パン、タバコなど)を語源とする外来語が日本に採りいれられている。
 
【気候】
  大きな国なので、地方によって傾向が異なる。北部は緑が多く、雨も多いが、暖流の影響で気候は穏やか。マドリード(中央部)は年間降水量が300~600ミリと少なく、乾いた、寒暖の差が厳しい気候。朝晩は冷えるが日中はかなり暖かくなる。因みに、6月上旬で朝晩20度くらい、日中は30度を超えていた。バルセロナからアンダルシアにかけての東部、南部は、地中海性気候で比較的温暖といわれているが、6月上旬でバルセロナは日中で25度から30度。アンダルシア地方は日中35度くらいだったが、湿度が低く日本の気温より凌ぎやすいと感じた。しかし、真夏では40度を超す猛暑(酷暑)が続くという。
 
【その他あれこれ】
 ・水道の蛇口:日本では「C」は水だが、スペインでは「C」はラテン語式でお湯が出る!
 ・ビルの階数:日本式の2階がスペインでは1階。1階はPlanta Bajaとい
い、いわば地下室扱い。
 ・英語は通じない?:ホテルでも観光地でも英語を全く理解しないスタッフ
が少なくない。
 ・チップは? :ホテル(枕銭)は1ユーロ。レストランやタクシーでは1ユ
ーロ程度。有料トイレで0.2~0.5ユーロ。なお、ファーストフードやバル(BAR)ではチップ不要。
 ・物価の目安:ホテル、レストランでは、ミネラルウオーターが1.5~2
ユーロ、ビール(小瓶または小ジョッキで)は3~4ユーロ。
グラスワインは3~4ユーロ。たばこは5ユーロ強(マールボロで)と割高だった。・・自販機はほとんどない。
因みに、BAR(バル)ではこれより1~2ユーロ安い。
 ・BAR(バル):立飲みもテーブルもあり、屋外もあれば屋内もある軽食・飲食もできる大衆食堂。値段も安く、つまみの種類も豊富だ。
朝から深夜まで営業しているところが多い。比較的安心して飲食できる場所である。(心なしか、朝からたむろしている人が多いような気がしたが・・・・失業者が多いのかしらと心配になりました。)
 ・ひまわり畑は? :6月は中西部にかけてひまわりの景観が!・・・・こ
の時期を狙って期待して行ったのですが、さっぱり咲いてない!のです。聞くところによると、ひまわりは連作できないものらしく、今年はお休みのところが多いらしい。そんなニュース(ガイドブックにも)聞いてない! とこればかりは期待外れでした。(事前調査不足でした)


<次回は出発です>


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