2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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 先日(前回ブログ)気候が不順なのは人間のせいかどうか分からないが・・・と言うことを申し上げた矢先に、なんと! 翌日、新聞記事に、「温暖化は人間のせい」という記事があった。
 
 2013年10月26日土曜日、朝日新聞の記事によると、
「国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表した「科学的根拠」では、温暖化をもたらしているのは人間が出した温室効果ガスのせいかどうか、という長年の問いに対して『可能性が非常に高い』という答えを出しました。これまでで最も強い表現で、数字で表すと、95~100%の確かさ、だそうです」

 温暖化の予測はコンピューターのシミュレーションで行われているそうだが、
「太陽から地球に届いたエネルギーは、いったん大気や地表面に吸収や反射され、最終的には宇宙空間に放出されます。太陽のエネルギー自体も変化しますし、森林破壊や氷河の減少など、地表面の状態が変わると反射量も変わります。工場や自動車などから出される微粒子は大気汚染をもたらしますが、一方で雲を作ってエネルギーを反射してくれます。火山の大噴火も気温を下げます。
 こうした変動要因を、熱力学や流体力学といった物理法則に基づく方程式に反映させ、スーパーコンピューターで解いていきます」・・・中略・・・。

「科学者たちは仮定や近似で不確かさを穴埋めする努力を続けてきました。その結果、組み上げた数式を過去にさかのぼって計算すると、実際に起こった変化が再現できることが分かりました。各国(195カ国)で独立に行われた計算結果もほぼ一致しています。人間が出した温室効果ガスが、もしなかったとして計算すると、気温上昇が起こらなかったのです。これがIPCCが「温暖化は人間のせい」と言い切ることが出来た理由になっています」・・・中略・・・

「報告書がまとまった際、世界気象機関のジャロー事務局長は『ラニーニャ現象や深海の蓄熱作用がなければもっと気温は上がっていただろう』と言いました。・・・中略・・・

「報告書は、将来についても予測しています。今世紀末の気温上昇が0.3~4.8度、海面の水位上昇が26~82センチになるというものです。予測に大きな幅があるのは、このまま化石燃料をどんどん燃やし続けるのか、自然エネルギーを増やしていくのかといった、私達の選択にかかっているからです」

「気になるのは温暖化で果たして何が起きるのか、といったことでしょう。影響や対処法をまとめた第2弾の報告書は、3月に横浜で公表されます。
 温室効果ガスをどれくらい、どうやって減少させればいいのか、といった対策に関する第3弾の報告書は、4月にベルリンで公表される予定です」

と言うことでした。IPCCからどんなメッセージが発せられるのか、引き続き目が離せません。


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