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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
<西伊豆遠征記>
11月24日~25日。3連休の後半だから帰りは渋滞を覚悟しながら、FUJご夫妻と1泊1プレイの遠征となった。 土曜日の東名下り線は、御殿場ICでやや渋滞があった外はたいしてトラブルもなく、沼津ICまで2時間で到着。 久しぶりに「沼津魚市場」に立ち寄り、昼食は有名な「双葉寿司」。3人ともお酒は遠慮し、にぎり寿司を食べる。食後、夕食用のおかずを買出しする。 ここでの唯一の誤算は、生鮮魚・野菜類がないことだ。目当ての刺身類がない! 仕方なく、切り身を調理してもらったり、煮魚や弁当を調達。途中のコンビニで、酒類や翌朝の食料を買って、土肥寮に向かう。 土肥の寮は、リゾートマンションの4階にあり、日中の天気の良い日は、海を隔てて富士山が見えるとこ。大浴場は9階にある。大浴場と言っても湯ぶねはひとつ。4~5人入ると満員であるから、“中”浴場のような規模だ。それでも温泉の効能があるのが慰めである。 夕食はいつものように(?)酒盛りとなる。酒の魚はあったが、野菜類のないのがちょっぴり寂しい感じ。それにこの時期なら、鍋物や、湯豆腐なども良かったかもと一人反省する。それでもお酒だけはふんだんに、そして遅くまでいただく。付き合っていただいた方に感謝です。 11月25日。起床5時30分頃。 本日のゴルフ場は、“新天城にっかつCC”。寮の出発は6時30分としていたが、出発ぎわのごみ捨て場が見つからず10分くらいロスタイム。結局、建物内にはなく、建物外の場所を見つけるのに手間取った。 7時15分過ぎにゴルフ場到着。 スタートは7時44分里見コース。1番ホールから凄い打ち下ろしのコースは、相模野にも似た山岳・丘陵コースである。乗用カートだが、出足が悪くハンドル操作の要る、今時珍しい年代ものだ。コース案内もインターネットからコピーした写真があるが、肝心の所が抜けているなどお粗末でした。コースはまずまずなので、この古いカートと小道具の不備は残念である。わずかに、プレーが終わってマスター室に帰ってきた我々に対する明るい挨拶だけが救いであった。残念なのはもうひとつスコアがイマイチであったこと。(45,47でした)SINさんもボロボロでした。 帰り道は予想以上の大渋滞。所要6時間半と2ラウンドした気分でした。
<海外の白物家電事情>
★「韓国製冷蔵庫は2ドアです」・・・ 下のドアに、日常欠かせない食べ物であるキムチの壺を入れる。キムチさえ収納できれば、あとはどうでもいいのか、上の方に何枚もドアがある必要を韓国の人は認めない。だから日本の3ドア~5ドアの冷蔵庫は売れない。(韓国が長く日本の文化や製品を輸入しない政策をとっていたこともあるが) ★「ベトナムでは直冷式の冷蔵庫が売れる」・・・ 日本で使われている冷蔵庫のほとんどはファン式。庫内に冷気だけ送って間接的に冷やす仕組み。昔の冷蔵庫は庫内に霜がついて、月1回位霜取りをしなければいけなかった。ファン式になってからは、もう庫内に霜はつかない。 ところがベトナムでは「庫内に霜がつくのでなければ、要りません」という。 「ベトナムでは一日に何回も停電が起きます。そのとき庫内に霜がないと困るのです」霜はつまり氷だから、停電してもその氷のお陰で中のものを冷やしておける、という。 ★「中近東へ輸出する冷蔵庫には、必ず鍵がついていなければなりません」・・・ 使用人等が中の肉や野菜を持って行ってしまうからだ。一家の女主人にとって、冷蔵庫の鍵の管理は重要な仕事の一つになっている。 ・・・かって、白物家電を始めてアジアに持ち込んだのは、アメリカ、ヨーロッパの企業だ。ところが彼等はことごとく敗退し、全盛だったアメリカ製冷蔵庫も、今ではほとんど見かけない。 「それぞれの国の生活文化の違いに気付けなかったからです。自分の国で評判が良くても、それがよその国でも通用するとは限らないのですよ」 白物家電はローカル・スタンダード。国ごと、地方ごとの暮らしに密着した製品でなければだめなのだ。 ★「フィリピンではマイコン式全自動洗濯機は要らない」・・ 日本ではとっくに見られなくなった一槽式の、ただ洗うだけの単純なのがいい、という。 「暑い国で、すぐ乾くからです。洗濯物を干す場所もたっぷりありますし」 一日に一回はスコールが来るが、着ているものがぬれても、そのまましているうちに乾いてしまう。だから傘を持って歩く人もいない。そういうお国柄なのだ。 ★「炊飯器では、保温機能が、邪魔者扱いです」・・・ 東南アジアでは、朝炊いたご飯を昼も食べる、という習慣がない。 「悪くなるからです。残したものを後で食べると病気になるよ、と何千年にもわたって子供に教えてきているんです」 食べ残したものは、どんどん捨てる。金持ちも貧乏人も、とにかく捨てる。 「それを、もったいない、と思う国で作った保温機能付炊飯器を持って行っても売れません。食べ物よりも命が惜しいですから」 以上は、シャープ電化システム事業本部長の大河原卓次氏の話。 ≪「読むクスリ」著者:上前淳一郎氏 より抜粋≫
<男の健康学>
「中高年になると、男性も女性と同じように性ホルモンが減少し「更年期障害」と言われる諸症状が現れやすくなる。 しかし男性の場合、不調は男性ホルモンの影響と考えず、年齢のせいと思って放置し、症状を悪化させてしまう人が少なくない。 まず、男性ホルモン減少のサインに気づくこと。そして、男性特有の更年期症状について正しく理解し、日頃からケアの気持ちを持つこと。それが、これからのアクティブライフの第一歩です。」 【SUNTORY 美観遊創 vol.122号 「心と体の健康塾」(監修:医学博士 熊本悦明氏)より】 以下は、氏の「男の健康学」―男性更年期に負けない―を抜粋したものである。 《男性の健康に深くかかわるホルモン》 「男性ホルモンであるテストステロンは、子孫に生命を伝承していく男性の生物としての重要な役割を支えています。その働きは、性機能だけにとどまりません。 男性らしい隆々とした骨や筋肉を作り、血管を丈夫に保ち、内臓脂肪がつくのを抑えるほか、精神活動や認知機能にも関係しています。 男性ホルモンの分泌は思春期から急激に高くなり、20代にピークとなりますが、年齢とともに徐々に分泌量が低下して、目立って低下し始める50台前後になると、男性特有の様々な不調が現れ始めます。それが「男性更年期障害」(テストステロン低下症候群)です」 《熟年期以降の健康や生活の質を大きく左右》 「男性更年期障害は、大きく精神症状と身体症状に分けられます。 精神症状では、やる気の減退、集中力の低下、イライラ、性欲の減少などがあります。また、うつのような症状にお悩みの人もいます。こんな変化の陰にも男性ホルモンの減少の影響があります。 身体症状では、肥満、筋力の低下、疲労感、不眠などが挙げられますが、意外に知られていないのはメタボリックシンドロームとの関係です。男性ホルモンが減ると、脂質の代謝バランスが崩れて内臓脂肪がつきやすくなり、血管を丈夫に保つ作用も低下してきます。その為、メタボ体型になり易く、動脈硬化も進みやすくなってしまいます。 症状が現れる時期や程度は人によって違いますが、重要なことは、不調が一時的なもので終わらず、その先の生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)に大きな影響を与えてしまうという点です」 ≪私の場合、これらの症状の多くを自覚したのは65歳に近い頃 だったと記憶している。これまで仕事中心の人生を過ごしてきた が、この時期、もうすぐ“定年”で、特にその先のことはあまり考えて いなかったこともあり、加えて体調の異常が色々な現象として現れ た。 仕事に対するやる気の減退、イライラ(うつ的だと言われ)、不眠症 (睡眠薬を服用)、動脈硬化の進行(中程度と言われ)、高血圧 (150~90で降圧剤を)、湿疹が出やすく、目が時々かすみ(のちに 老人性黄班変性症 と言われた)、入れ歯がガタついて来て・・・・、ある日、心臓の動悸 が止まらなくなって(不整脈でした)、微熱(37.5度前後)が数カ月続 いて・・・・もうほとんど末期症状かと思われました。あれが男性更 年期だったのではないか・・・と思う≫ 《加齢以上にストレスが強く影響》 「同じ年代でも、男性ホルモン値に大きな幅が見られるのは、一番の原因がストレスです。・・・・ストレスが強いと自律神経のバランスが崩れ、ホルモンの分泌量がガクンと落ちてしまうのです。 男性ホルモンが低下すると現れやすい変化は次の通りです。 ①朝何となく気力がない ②なかなか思うような睡眠がとれない ③疲れがとれず不眠に悩まされる ④頭痛、手足のしびれ、ほてりがある ⑤肩こり、身体・手足のこわばりがある ⑥朝の勃起が乏しくなる(重要!) 以上に当てはまる数が多い方は、男性ホルモンが下がっている可能性があります」 《日頃から体と心のメンテナンスを》 「そこで、たとえ低下していたとしても、早目に気付いて男性ホルモンの分泌を回復させれば、心身の活力を取り戻すことが出来ます。 男性の更年期症状の治療法はホルモンの補充を行いますが、日常生活の中でも予防のために、ストレスを軽減したり、ホルモンを高める食生活や運動習慣を取り入れる、気持ちを若々しく保つなどの工夫が大切です」 《こんな生活習慣で変えられる!》 「①スタミナアップの食材を積極的に ニンニクやネギ、マカのスタミナ食材がお勧め。過食を控え、バラン スの良い食事を心がけましょう」 ≪私は、サントリーのサプリメントで「黒酢にんにく」を愛用してい ます。生のニンニクも好きですが、周りに迷惑かけるので出来るだ け遠慮しています≫ 「②冒険心・チャレンジ精神を忘れない いくつになっても、好奇心を持ち、楽しみを見つけるようにしましょ う」 ≪私は、社内外を問わず、自己研鑽と称していろいろな研修会、研 究会、講演や催しに参加しています。また、小旅行やたまには海外 単独旅行にも出かけます。時にはハッと思ったり、刺激になったり の機会が多くあり、老化(ボケ)防止にもなります≫ 「③筋トレで体を支える筋肉を鍛えることは男性ホルモンの維持につな がります」 ≪私は、週1回の筋トレと週3回のスイミングを行っています。これ は循環器系とメタボ防止系の効果があるようです≫ 「④自分なりのストレスケア法を持つ ストレスはため込まないこと。趣味やスポーツ等で、心身をリセット する時間を持ちましょう」 ≪私は、仕事の合間に、週4回のスポーツクラブ通いと月3回位のゴ ルフと週1~2回の仲間との飲み会等、やり過ぎにならない(?)程 度にストレス解消をしています。現在、ストレスは全く感じません≫ 《活力の源、男性ホルモンの低下を防ぎ、アクティブに人生を楽しみましょう》 ≪いつまでも元気で若々しい毎日を支えてくれる力は、バランスの良 い食事と運動習慣、それに適度の社会参加であると氏は解説して います。・・・・これを読んで、「わが意を得たり」と思いました≫
<ホットな話など>
11月も下旬に入り、日増しに寒さが身に凍みる今日この頃です。雪国育ちと自称しているが、寒さにはカラッキシ弱くどうしても活動が鈍りがちになります。先日もゴルフしながら、<今シーズンは本日で終わりにしたいと思っています>と、土曜会の会長さんと回りながら宣言してきました。(もっとも、今週末の西伊豆と来週の仕事仲間とのラウンドはまだ残っていますが・・・) 寒い時期によくお世話になっている道具(と言っても使い捨てだが)に、今や必需品的なものに“カイロ”があります。随分古い話では、懐中カイロ(懐炉)があって、金属製の容器(携帯電話くらいの大きさ=ZIPPOライターのちょっと大きめ位)にベンジンを入れて発熱(火)させるものらしい。最近ではかなりマニアが使っているらしいが・・・この懐炉は使い捨てではなく補充式のようである。 ≪カイロ物語≫ 1971(昭和46)年。『ロッテ』が『ロッテ電子工業』という子会社をこしらえた。この会社、当初はロッテのお菓子工場から出る汚水や排煙を自前で処理する目的で設立された会社。しかし、大型プラントは一旦設置すると当分の間需要がない。という訳で新しい商品の開発に乗り出す。それで最初に手掛けたのが、お菓子の包装に入れる脱酸素剤(シリカゲルとか乾燥剤の類)。以下は、ロッテ電子工業商品企画部長代理、土屋研二氏の話。 「やるからには酸素吸着力の強いやつを開発して、よその食品メーカーなどにもどんどん売ろう」と張り切った。強力な脱酸素剤を作ろうと、袋に入れる原料の量を増やした。鉄は酸素と結び付いて錆びる時に、熱を出す。酸化熱と言う。「ところが鉄粉の量を増やしたので、どんどん酸化が進んで、熱くなってしまった」。いくら酸素吸着力が強くても、熱を出すようなものは、お菓子や食品のメーカーは使えない。・・・・開発実験は大失敗だった。 「しかし、それなら、もっと鉄粉を多くしてさらに熱くすれば、カイロに使えるんじゃないかと考えた開発スタッフがいたのです」。逆転の発想というより、開き直りのようなものだ。 袋を大きくし、中の鉄粉と活性炭の量をうんと増やす、水と塩を加えるなど、強制的に鉄粉が錆びるのを早めてやる。 「そうした工夫の結果、手に持つと熱いほどの、まさしくカイロと言える製品が出来た。1978(昭和53)年の初めのこと」 火もベンジンも使わず、安全で無臭の、誰も見たことがないカイロは、 【ホカロン】の名で厳寒の北海道でテスト販売された。 「大好評でした。それで、よし、いける、とその年の秋から全国販売に踏み切ったのです」 その冬に【ホカロン】は4千万枚売れた。当時は1枚100円だったので、「あっという間に40億円売れちゃったんです。目を回しそうな売れ行きでした」 「最近は欧米はじめ世界各地へ輸出され、アウトドア・レジャーの店で売られています。世界的な商品になりました」 ただ、これをポケットに入れたり、体に貼ったりしていると、空港の金属探知機がけたたましく鳴り出す。なにしろ、主成分は鉄粉だからだ。 [以上は、「読むクスリ」(カイロ物語)著者:上前淳一郎氏 より抜粋] <アウトドア・レジャーやスポーツ等に、今や一冬に10億枚以上使用されているという使い捨てカイロ。 世の中には、始めて発明・開発したり、製品化したりして、世界的に広まった商品が普通名詞化された例が多くある。【ホカロン】もそうした意味で今や普通名詞化された商品になった。 ロッテさん、暖かい冬をありがとう!> ≪ホットな便り≫ 珍しい人から、便りがありました。 かれこれ1年以上(?)音沙汰がなかったのですが、昨夜、プール帰りにショートメールが2件入っていました。Cメールの字数がオーバーし2通になったものでした。 昔の同僚のK氏でした。 内容は、私のブログを見てのショートコメントでした。本当は、ブログの後段に「コメント欄」があって、これにコメントできるのですが・・・、私の友人たちは、大抵、わざわざ別にメールをくれます。丁寧な気持ちの表れでしょうが・・・、有難く思っています。 あまり面白くもないブログ記事でも、誰かが見てくれていると思うと嬉しくなります。 久し振りの連絡に、元気にやっているんだ、と思いながら、「ホッ」とした気分になりました。
<超高齢化社会の楽観シナリオ>
【文芸春秋】11月号に特集された、2050年「この国のかたち」と題する記事の中で、ポジティブなご意見が記載されていた。以下は、その記事の抜粋である。 題して「超高齢化社会の楽観シナリオ」(筆者:藻谷浩介氏)。 【超高齢化と原発事故の経験が世界で売れる時代は必ず来る】 「これまで人類が経験したことのない高齢化社会―日本の未来には、きわめていびつな社会が待ち受けています。2040年の日本の人口は、85歳以上のお年寄りが1千百万人に対して0~4歳までの乳幼児が3百~4百万人。・・・・・・・2050年あたりの日本では、人口が1億人を切るのに後期高齢者は今の1.7倍に達して、最も厳しい時期を迎えていると考えていいでしょう。・・・・年金や医療にかかる費用がますます増え、現役世代の負担は大きくなる。企業は目先の業績を落とさないために、毎年のように賃下げを繰り返し、価格競争を突っ走る。GDPは現在の世界第3位から、2050年には、5~6位に落ち込み、ブラジルやロシアと肩を並べると予想されていますが、この先も賃下げと値下げを続ければ、消費は全く上向かず、GDPの一層の低下は免れません。 しかし私は、「人口が減るから日本は衰える」といった議論には全く賛成できません。・・・・・2050年の日本について、私は楽観的なシナリオを持っています。・・・・・。 第1に、日本の「健康寿命」(心身とも健康である年数)がすでに世界トップクラスであることが挙げられます。・・・・・・・・・。 平均寿命は、国力を非常によく反映した数字だと言われます。寿命が延びているということは、日本がますます健康で文化的な国になっていることを示しています。・・・・・例えば、ロシアのように不況の影響で、男性の平均寿命が60歳を割り込む国もある訳です。・・・・。 【健康ブームは正しい】 アメリカ人の平均寿命は、日本人と比べるとおよそ4年も短い。車で移動する生活と脂肪分の多い食事の為に、比較的若いうちから健康を害し、病院通いを強いられる人が多いためです。2030年を過ぎるとアメリカも高齢化率が20%<65歳以上の比率で現在は12%>を超えますから、このまま行くと医療費が火の車になって国が破綻するでしょう。逆に、日本人は高齢でも元気な人が多く、健康寿命は男女とも70歳を超えています。世の健康ブームが一役買っているのは間違いなく、健康に気を配り、食生活を大切にする今の方向性は間違っていません。・・・・・日本で男性の平均寿命が一番長いのは長野県です。戦後「予防医学」についていち早く取り組んできた長野は、高齢者一人当たりの医療費も最も低水準。対してかって長寿を誇った沖縄県は、高齢者一人当たりの医療費がワースト10に入り、長野県の約1.3倍に達している。占領下で米国流の食生活が浸透したために、健康寿命が落ちたとみられています。・・・・・・・世界で最も効率的な医療セクターを持ち、しかも健康志向、予防医学、食育の普及など、正しい方向に向かう下地が出来ているのですから、あとは、この“長野方式”をどこまで広げられるかです。若い世代の一部にジャンクフードをバカ食いしている人達もいるようですが、食生活が崩壊すると日本人もアメリカ人のようになる。そうなれば日本の破綻はもっと早まります。 【電量不足が功を奏す】 震災は日本の社会に大きな犠牲を強いましたが、・・・原発事故によって需要が高まった節電技術や断熱工法、耐震技術は、世界に売れる「日本のものづくり」となるでしょう。・・・・・・LED照明が普及し、省エネ家電が売れたことが功を奏しました。・・・経団連は、原発再稼働にこだわっていますが、経団連が取り組むべきはむしろ「節電キャンペーン」ではないかとつくづく思います。・・・・。 節電キャンペーンを繰り広げれば、幅広い企業がもうかるチャンスとなります。照明をLEDに替え、クーラーや冷蔵庫などの省エネ家電、更に断熱住宅の買い替え需要を掘り起こせば、・・・苦境が伝えられるシャープやパナソニック、更にゼネコンや住宅、工務店という日本で最も苦しいと言われる業界に大きな稼ぎのネタを提供することになります。・・・・・省エネ家電の開発は間違いなく世界トップだし、LEDは日本発祥と言っていい技術です。断熱工法は今のところドイツが最も優れていますが、電力不足の日本では今後ますます需要が高まり、技術が発達するでしょうから、いずれ追い抜くはずです。耐震技術については、すでに世界の追随を許しません。 ・・・・・。電力不足に悩む日本では、節電技術や断熱工法の開発に一層力が入るはずです。そしてその技術は、中国、韓国、インドといったエネルギー不足の国で売れる。2040~2050年ころには、世界中が日本の技術に頼るようになることは間違いありません。 【食糧は自給できる】 日本が有利な点はもう一つあります。それは世界的な危機が予想される食糧資源の不足に陥らないということです。 自然環境に恵まれた日本は本来、食糧はいくらでも自給できます、 戦後、人口が増えたために農業最適地が住宅地になりましたが、今後の人口減少によって半分以上は農地に戻すことが出来る訳です。農地に適した素晴らしい土が復活し、自給率はいくらでもあげられます。 以上、将来に向けて日本の良い面ばかりあげてきましたが、「人類が経験したことのない高齢化社会」を迎えるにあたって日本が根本的に考え方を変えておかなければならないことがあります。それは経済に対する考え方です。 【値上げの天才の時代が来る】 戦後の小売りを引っ張ったのは、ダイエーの中内功さんをはじめ、文字通りの値下げの天才でした。以来50年以上、値下げこそ正しい商売のやり方だと信じられてきたのです。でも人口減少社会で同じことが通用するでしょうか。値下げをやり続けたら、食品スーパーは絶対倒産する。いま必要とされるのは、値上げの天才。・・・・・。 リーマンショック後、アメリカは量的緩和の金融政策を採ってきました。・・・一時的に景気を上向きにさせてきましたが、しばらくすると株価は下がり、雇用は悪化することを繰り返しています。・・ ・・・日銀はアメリカより先に・・2001年からすでに10年以上も続けています。でも効き目があまりないことは、もはや誰の目にも明らかでしょう。・・・・値下げにしろ、量的緩和にしろ、人口減少社会にふさわしいものではありません。・・・・・。 【スイスの賃金は日本の2倍】 日本の賃金はアジア諸国と比べて高いと言われがちですが、先進諸国と比べてべらぼうに高いかと言えば、そんな事はありません。スイスはすでに日本の一人当たり賃金の約2倍を払っています。 一般にGDPのうち約半分は人件費ですから、2050年までに一人当たり賃金を現在の1.4倍まで増やせば、日本のGDPは現在と比べて全く縮小しないという計算になります。逆にいえば、ベースアップしない限り、GDPは絶対に縮小します。 消費を増やすのに、もう一つ大事なことは、国民一人一人に消費する時間を与えることです。 人口減少とは、その国の国民が使える時間の減少でもあります。 1年が国民の数×24時間×365日しか時間がない中で、仕事ばかりしていては消費は一向に増えません。・・・・・・・。 経団連は「賃上げなどとんでもない」「福利厚生には十分配慮している」と言うでしょう。でも、そういった古い考え方を続ける限り、日本経済は、数々の有利な条件があるにもかかわらず、浮上することはありません。2050年まで約40年あります。40年という月日は時代が大きく変わるのに十分な時間です。・・・・1945年の悲惨な日本の国土を見て、誰が2度の石油ショックを乗り越え、経済大国となった日本を想像できたでしょうか。 40年とはそういう年月です。決定的にプレーヤーが変わるし、その前にヴィジョンが変わる。怖いのは、国や企業がかっての考え方にいつまでもしがみついて、新しい時代に踏み出す勇気を持たないことなのです。」 |
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