2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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帰宅途中の電車での出来事。19時頃の小田急電車・快速急行に下北沢から乗車した。この車両は、いつも超満員でギュウギュウの時間をただ耐えるのみ・・である。
乗って間もなく・恐らく5分位して、急停車した。
しばらく車内は静まり返ったまま・・・、車内放送を待っていた。
やがて、車掌の声かと思いきや、意外に女性の声でこんな放送が流れた。
「皆さまの中で、医療関係の方はおりませんか?・・・乗客の方が倒れて意識がないのです・・・」
その声は、他の乗客の視線方向から私達の隣の車両辺りからのようだった。
残念ながら、この車両には、それにお応えするような人はなかった。わずかに隣同士で目を合わせる人や、ざわめきがあった。つづいて、車掌の放送が流れてきた。
「この電車は、ただいま非常停止ぼたんにより、緊急停車しました。急病人が出ましたので次の成城学園前で救護活動のため臨時停車します、・・・ご了承ください」。
やがて救護活動が行われたのち、約10分遅れで発車した。急病人は、老人でしたがその後どうなったかは不明である。
こんな場合、自分だったらどうなっていたか? 私は、常日頃、外出の際には、だいたい財布の中に、健康保険証のほか、前職場で作ってくれた『安全カード』(氏名・年齢・住所・電話番号・勤務先・血液型などが記入されている)をもっており、これが身分証明証代わりになる。これをもっていれば取りあえず職場または自宅への連絡が取れる。問題は、財布を持っていない時にどうなるかと、落としてしまった時に個人情報が・・・というのがいやらしい問題である。
翌日の出がけに、そんな話をしながら、家内には、「いつ何時、どんなことがあるかも知れません。気をつけてくださいよ!」と念を押された。
「いつ、何があってもおかしくない」年になっていることを再認識・自覚せざるを得ない朝でした。
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