2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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<文藝春秋より拾い書き・・・その1>

  ― 文藝春秋 6月号より ―

 

【いまどき心臓病で死ぬなんて】

 

 「心臓病や脳卒中のような血管の病気は、日頃からの予防で発症を回避することができます。」「防げる病気は確実に予防しておくことが、人生を全うする上での最低限の取り組みなのです」という。

 

心臓病予防の基本は「生活習慣病予防」。高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、肥満、喫煙、それに最近は高尿酸血症(痛風)も心臓病の発症要因として存在感を示し始めています。しかし、何より重要なのが血圧対策。これに成功すれば、心臓病のリスクは大幅に下げることが可能なのです。

 

 高血圧の最大の原因は「塩の摂りすぎ」です。・・・「メリハリをつけて摂取する」ことが大事という。

 減塩の次に挙げられるのが「運動」です。運動だけが唯一、善玉コレステロールを高めること、中性脂肪が下がることが分かっています。とはいえ、何事も「適度」が大事で、やり過ぎは良くありません。

 

 心臓病予防のためのセルフケアは、「日々の血圧測定」につきます。一日2回、同じタイミングで測り、記録していくのです。三日坊主でも100回やれば300日になります。

 

 高齢者は、毎日一般道を高速道路並みの猛スピードで運転している様なもの。

<72歳の人は、一般道を時速72キロで走っている様なものと云う>

無理が利いた若いころとは土台のスピードが違うということを自覚し、安全(健康)への取り組み(予防)に配慮すべきです。

 

 的確な予防を確実に実践し、必要な医療をきちんと受け入れていけば、その先には健康な老いが待っています。青春時代よりも経験豊富で道を極めた人のみに与えられる「老春」を手にするためにも、是非積極的に心臓病の予防に目を向けてほしいと思います。

 (順天堂大学医学部心臓血管外科教授 天野 篤氏・・「いまどき心臓病で死ぬなんて」より抜粋)

 

 


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