2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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 「私たちが一日3度の食事をするのは、なぜだと思いますか。それは、

処理しなければならない情報量が増えたからで、つまり脳が食事を要求し

ているのです」
 
 と阪大教授の中川八郎さん。

 狩猟や採集から農耕生活に落ち着いた時代、東洋でも西洋でも食事は一

日2回だった。

 「間に必ず昼食が挟まれるようになったのは、身体の栄養のためばかり

ではなく、脳のエネルギー代謝上どうしても必要になったからだと、私は

考えています」

 近代社会の到来とともに、人間は田畑を耕すだけでは済まなくなった。

その間に読み書きをし、工業製品を作る方にも手を出し、周囲の人間関係

にも気を配るようになる。つまり、脳を使うことが多くなった。

 「脳の重さは体重の2%にすぎないが、それでいて全体の18%ものエ

ネルギーを消費します。脳は大食漢なのです。昼食抜きではとても持ちま

せん」

 「血液中にはブドウ糖が10グラムしかなく、脳は2時間で使い切って

しまいます」

 幸い、食事をとるとグリコーゲンが体内に蓄えられ、これがブドウ糖に

代わって血液中に出ていく。

 「ただ、1回の食事で体内に蓄えられるグリコーゲンの量は、多くはな

いのです。ですから1日2回より3回の食事の方が、脳には有利なので

す」

 あわただしくても、朝食を抜いてはいけない理由が

このことからもおわかりでしょう。ブドウ糖が大事だから、と甘いものに

片寄ると、肥満の原因になりかねない。

 「勉強や仕事で特に頭が疲れたようなときには甘いもの、アメや果物を

おやつにして下さい。脳にエネルギーが補給され、パット頭がさえます」

 「社会の情報化がさらに進展していくと、1日4食の時代が来るかもし

れません」

 朝食を今より早く、夕食は遅くとり、その間に昼食を2回挟まれるよう

になるか? となると、痩せる為に食事を抜く女性は、時代に逆行してい

ることになる。

 「確かに、美しくなるかもしれませんが、頭は空っぽになっていきます

よ。朝シャン等している時間があったら、ジョギングして、しっかり朝ご

はんを食べなさい、とわたくしは言っています」

 

 ■■■
 1日4食が当たり前になったら・・・会社の休憩時間が増えるかもしれ

ないが、その分能率アップを求められるかもしれないなーー。とか、世界

の食糧不足が加速されて、ますます生存競争が激しくなって、戦争が起き

るかも等など・・・・と余計な心配もしてしまう。

 <「読むくすり」より抜粋・・4月14日記>



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