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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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 健康な身体の基礎になるのは、骨と筋肉。

 この2つが弱かったらスポーツも出来ず、明るくアクテブな生活を送れ

なくなってしまうのだが、

 「特に発育期の子供にとって重要なのは、骨づくりです。後からでも多

少やり直しのきく筋肉と違って、骨格は子供のうちにできてしまうからで

す」と筑波大教授(運動・栄養生化学)の鈴木正成さん。

 「昔の横綱北の湖(元理事長)は小学校6年生の頃、ホッケ、ニシン、

イワシなどをおかずに、毎食5合のご飯に温かい牛乳をかけて食べたそう

です。魚は骨までストーブで焼いて食べ、その後で昼寝をしました。これ

が理想です」

 北海道で育った北の湖は、6年生のころ、すでに相撲取りになる決心を

していたが、牛乳と魚の骨のカルシュウムが、将来の名横綱にふさわしい

骨格を作った。

 「見落としてならないのは、昼寝をした、ということです。骨づくりを

促進させる成長ホルモンは、脳が休んでいる時、睡眠中によく分泌される

からです」さらに、「カルシュウムを夜摂らせるようにすることです。夕

食に魚の骨を食べさせ、風呂の後に牛乳を飲ませる。それでぐっすり眠れ

ば、自然に骨格ができていくのです」

 睡眠と並んでもう一つ重要なのが運動することだ。

 「というのは、運動によってもホルモンの分泌が高まり、骨の代謝活動

が盛んになるからです」

 俗にいう新人類の長脚、旧人類の短脚の理由はこうだ。

 いま中年以上の日本人は子供のころ、学校から帰ると弟や妹を子守し、

荷運びを手伝わされた。登山やウエートリフテングしたのと同じだ。

重力負担型だった。これでは太ももばかり発達して、脛は伸びず、いやで

もずんぐりむっくりの短脚になる。

 そこへ行くと昨今の新人類は、兄弟が少ないから、子守も、家事手伝い

もなく、プール完備の学校で水泳をしてのびのび育った。勢い太ももは貧

弱だが、脛がよく伸び、電車の座席からうんと前へはみ出すほど長脚にな

った。

 太ももを鍛えさせるか、脛を伸ばしてやるか、親の考え方一つでどちら

にでも子は育つのだが、鈴木先生は忠告する。

 「ともかく、外でよく運動させてください。ファミコン遊びに塾通いば

かりでは、腕や脚の骨ができず、指だけ伸びたカニ見たいな子になってし

まいますよ」


 旧人類には、過ぎ去った少年時代が淡く思い出させられて、わが短脚に

納得したり、諦めたり・・・・・。

 <親から譲り受けた短脚に思う・・2/10記>


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