2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「街のB級言葉図鑑」 〖 地震に強い水道管 〗・・・・分かりやすくする工夫 商業地の看板に <地震に強い水道管に取り換える工事を予定しています>とありました。地震による断水の深刻さを思い浮かべると同時に、分かりやすい文面に感心しました。 失礼ながら、工事の看板には分かりにくい用語が多いのです。たとえば、「被覆修景工事」(堤防などの表面を覆って見栄えをよくする工事)とか。つい考え込んでしまいます。 水道管を取り換える工事も、難しい言い方があります。実例として<耐震管布設替え工事を行っています>という看板がありました。冒頭の看板と同じ工事内容を説明していますが、パット見て分かりません。 近年、日本語を母語としない人などにも情報を届けるための「優しい日本語」が議論されています。災害時のニュースの字幕ではフリガナを多用し、<すぐに逃げて!>と簡単にわかる言葉を使います。 冒頭の看板も「優しい日本語」を目指したと考えられます。フリガナ名をつけ、専門用語を避けて、誰にでも分かりやすいように工夫されています。 看板と言うのは、みんなに理解されて初めて役に立ちます。この例のように優しい言葉で説明すれば、住民の理解も得られやすいでしょう。 <朝日新聞 2024年 4月27日(土) 国語辞典編集者 飯間浩明氏>
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