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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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ボビー・ジョーンズ 永遠のスコアメイク術

ジョーンズの教え その3
最初に叩いたときこそミスを使い果たしたと思え

謙虚なゴルフをすることが大事だといっても、スタートホールから叩いてしまうとそうした気持ちも吹っ飛んでしまいやすい。

ジョーンズは言う。

「出だしでつまずいてしまうと、忍耐強くチャンスを待つということをすっかり忘れてしまいかねない。失ったストロークをすぐに取り返したいと躍起になってしまう。その結果、自分の実力以上のことをやろうとする。無謀なプレーをし始めてしまうのだ。その結果はますますミスを重ね、取り返しのつかないことになってしまう」

ついには気持ちがぶち切れて、捨て鉢になり、ベストスコアを望んでいたのに、ワーストスコアを喫してしまうことになってしまうのである。

「こうしたことになってしまったゴルファーを何度も目撃しているのに、自分を振り返るといっこうに教訓として受け止めておらず、自らもあれよあれよという間にそうした自制心のないゴルフになってしまう。わかっていても止められないからゴルフというスポーツは恐ろしい。どんどん泥沼にはまってしまうのがゴルフなのである」

だからこそ、最初が悪かったときにどう対処したらよいかをゲームが始まる前に考えておく必要がある。良いゴルフばかり望んでプレーをスタートするから茫然(ぼうぜん)自失してしまうのだ。

「最初が悪かったときは、まだまだ先は長いと考えておくことです。だから慌てない。こつこつとプレーしてどこかで悪い流れを止め、徐々に良い流れにしていくことです」

慌てず騒がず、落胆せず、粘り強くプレーする。他に方法はないのであり、ゴルフは18ホールプレーし続けなくてはならないのだ。

「最初に叩いたら、もうミスは使い切ってしまったと思うこと。もうこれ以上の悪いことは起きないと開き直ることです。そして、最初に叩くほうが最後に叩くより、よっぽど結果が良くなるというゴルフの不思議な法則を信じることです」

最初に叩くとがっかりするのは確か。しかし、それを忘れて楽しくゴルフをやることなのだ。

(以下、次回)

 

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