2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「老眼」との正しい付き合い方<認知症につながる可能性も> (資料:富士フィルム・いろどり12月号より 監修 平松 類氏) 「老眼については、いまだに間違った理解をされている方が多いのが実情です」 という平松先生。きちんと対処すればラクに過ごせるのに、知らないで損をしているのはもったいない話です。老眼の基礎知識から老眼鏡の選び方、目にいい生活術まで、正しく賢く付き合う方法を教えてもらいました。 老眼には様々な対処法があります。人生100年時代、 健やかな目で過ごしましょう。 老眼で頭痛、肩こり、心身の不調も! 頭痛、肩こり、集中力の低下、気分の落ち込みなど、生活の質を下げるその不調、もしかしたら老眼のせいかもしれません。老眼は手元の作業がしにくい、小さな文字が読みづらいといった目の症状だけでなく、全身に様々な不調をもたらします。 「ひどい頭痛や肩こりに悩んでいた方、いくら寝ても疲れが取れないと困っていた方が老眼に対処したら不調が改善された、というのはよく聞く話。人生が変わった、という方もいらっしゃるほどです」と平松先生。 たかが老眼、されど老眼! とはいえ、「あれ、老眼かな?」と思いながらも、無理をすれば見えなくもないため、多くの人がついそのままにしてしまいがちです。 「無理をしてみていると、やがて眼精疲労を引き起こします。眼精疲労と疲れ目は別のもので、疲れ目は一時的な症状。休息や睡眠で自然に回復します。一方、眼精疲労はなかなか回復せず、目の痛み、充血といったつらい目の症状以外に、頭痛、肩こり、吐き気なども起こります。老眼で全身に症状が出るのは、眼精疲労によるものだったのです」 また、人は目から入ってきた情報を脳で処理して見ています。老眼でよく見えていない状態が続くと、受け取る情報量が少なくなって脳への刺激が減り、認知症を発症しやすくなるとも考えられています。 目のピント調節力の低下 それが老眼 そもそも老眼とは、どういう状態を指すのでしょうか。 「加齢によって、目のピントを調節する力が落ちた状態のことです」 近くを見るとき、目は毛様体筋という筋肉を緊張させ、レンズの役割を果たす水晶体を押して厚くし、ピントを合わせます。遠くを見るときには、反対に毛様体筋を緩め、水晶体を薄くします。この瞬時のピント調節は、自律神経がバランスを取りながら自動的に行っています。 「加齢とともに毛様体筋の収縮力は衰え、水晶体は硬くなります。共に柔軟性が失われるので、毛様体筋を緊張させて水晶体を厚くすることが難しくなり、その結果、近くのものにピントを合わせる調節力が低下して老眼になります」 加えて、脳の認知機能も関係します。脳が働いていなければ、眼球の機能が良くても老眼になります。 間違えやすい目の病気 「見にくいのは老眼だから」と思っていたら、実は別の病気だった、という人は少なくありません。気になったら自己判断せず、眼科医に見てもらいましょう。 緑内障 日本人の失明原因の第1位。病気が進むと視野(見える範囲)が欠けてきますが、とても緩やかに進行します。ですから末期になるまで気づきにくく、「老眼の度数が進んだかな?」とそのままにしまいがちです。眼底検査で調べることができます。 白内障 加齢とともに水晶体が白く濁る病気です。徐々に白くなるので、見にくくなっていることになかなか気づきません。老眼の場合、近くは見にくくても遠くは見えます。一方、白内障の場合は、近くも遠くもみにくくなります。進行すると手術による治療が必要です。 ドライアイ 目が乾くドライアイの場合、近くも遠くも見にくいことが多いのですが、老眼のように近くだけが見にくくなることもあり、老眼と間違うことがよくあります。ドライアイには点眼薬による治療などがあります。 PR |
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