2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
一目置かれる書き言葉のマナー・・第8回<相手やツールに応じて使い分け>
お祝いのフレーズ 友人や職場の上司、取引先の社長など、相手や状況に応じて、メールや手紙の言葉遣いにもTPOがあります。 定番フレーズにこそ、ちょっとした言葉遣いの違いが際立ちます。豊かな言葉の引き出しを用意して、相手との距離感に応じた一目置かれる言葉のマナーを学びましょう。第8回はお祝いのフレーズです。コラムではSNSでの頻出語についての言い換えを集めた語彙レッスンを紹介しています。
定番 ・・知人など親しい人へ・・ おめでとうございます
ハイレベル・・上司や恩師など目上の人へ・・ 心よりお祝い申し上げます
ハイグレード・・取引先の社長など地位が高い人へ・・ 謹んでお祝い申し上げます。 大慶至極に存じます。
様々な賞の受賞や昇進、資格取得や独立開業など、慶事のお知らせを受けたら、タイミングを逃さずにお祝いのメールを送りましょう。お祝いの言葉を伝えるだけでなく、「仕事と資格取得の両立は大変でしたでしょう。努力が報われましたね」「真摯なご姿勢を間近で拝見し敬服しておりました」など、そこに至った過程や努力を称え、尊敬の念を示す一言を添えることで印象に残るメールになります。
お祝いのフレーズプラスワンポイント おめでとうございます ・ おめでとうございました お祝いの言葉の定番ですが、「おめでとうございました」は、過去形と感じる方もいるため、おめでたいことが続いているという意味を込めて「おめでとうございます」のほうが、より多くの方に違和感なく受け入れられる表現です。
敬服 ・ 感服 一般的に「『敬服』は人格に対する尊敬の念を含むが、『感服』は技術・行動など、一つ一つの現象に対して深く感心すること」(角川類語新辞典)とされています。相手の努力や熱意には「敬服しております」、功績や成果には「感服いたしました」と使い分けることができます。
思いのほか ・ 存外 ・ 案外 「思いのほか多才でいらっしゃる」「そんな才能があったのですね」など、何気なく使いがちですが、いずれも程度が予想と異なることを示す言葉。元の評価が低かったことになりかねませんので、間柄によっては失礼になるので注意しましょう。
SNSの表現力アップの語彙レッスン 「外国語が上手ですね」 ・ 堪能な ・熟練した ・巧みな 語学や楽器の演奏など技芸が優れていることをほめるときに使う「上手」は、「熟達している」「達者だ」などに言い換えられます。専門家をしのぐほどなら「玄人はだし」「プロ顔負け」などの言い方も。
<資料:富士フィルム・[いろどり]2022.1月号より。監修:山岸弘子氏> PR |
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