2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「一目置かれる書き言葉のマナー」・・・第7回 再送のフレーズ 友人や職場の上司、取引先の社長など、相手や状況に応じて、メールや手紙の言葉遣いにもTPOがあります。定番フレーズにこそ、ちょっとした言葉遣いの違いが際立ちます。豊かな言葉の引き出しを用意して、相手との距離感に応じた一目置かれる言葉のマナーを学びましょう。第7回は再送のフレーズです。コラムではSNSでの頻出語についての言い換えを集めた語彙レッスンを紹介します。 定番 ・・・知人など親しい人へ 何度も失礼いたします
ハイレベル ・・上司や恩師など目上の人へ たびたび申し訳ございません
ハイグレード ・・取引先の社長など地位が高い人へ 重ねてのご連絡で恐縮でございます 相手から返信がないときに催促するのは難しいものです。「催促してしまい申し訳ありません」などの直接的な表現は強い印象を受ける人もいるため、避ける傾向にあります。冒頭に「お忙しいことと拝察申し上げております」など相手の状況を慮る(おもんぱかる)ひと言を添えたり、「送信エラーでお手元に届いていないかもしれませんが」などの可能性に言及したりすることで、相手の顔を立てた再送メールにできます。 再送のフレーズプラスワンポイント 何度も・たびたび・重ねて 催促であることに触れずに、再度の連絡であることを伝えるフレーズとして、「何度も」は口語のためメールであっても使う相手は近い関係の人に限られます。「再度の」「たびたび」「重ねて」などのほうが改まった表現になります。 あなた・貴殿・貴君 「あなた」「貴殿」「貴君」はいずれも元は同等もしくは同等以上の人に対し、敬意をもって用いる語でした。しかし敬語が時代とともにその経緯が失われていく「敬意逓減の法則」により、現代では同等もしくは目下の人に使われています。あて先は名前に敬称である「様」を付け、本文ではあえて呼びかけないほうが良いでしょう。 恐縮 「恐縮」は相手に迷惑をかけたり、相手から行為を受けたりして申し訳なく思ったり、恐れ入ったりすることで、「申し訳ありません」よりも、改まった印象になります。 SNSの表現力アップの語彙レッスン 「優しいお子さんですね」 ・新設・思いやりがある・情が細やか 口調や物腰の優しさは「柔和」「温和」などで言い換えが可能です。心根の優しさは「思いやりがある」「情が細やか」「心優しい」で、また「寛大だ」「理解がある」などの言い方もできます 【資料:富士フィルム・いろどり 2021年12月号より。 監修:山岸弘子氏】 PR |
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