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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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<「夏の睡眠と水分補給」について>

 

睡眠時にも起こる熱中症

 「夜、トイレの度に起きたくない」と、寝る前の水分摂取を控えている方はいませんか? 通常、一晩にかく汗の量はコップ1杯分程度。夏場の熱帯夜ともなると、人によっては500ミリリットル以上にも達すると言われています。

 これだけの水分が身体から失われるにも関わらず、睡眠中は水分を摂取することができません。睡眠時の脱水症状は、熱中症を引き起こす危険性が非常に高いのです。

 

 熱中症を予防するためには、水分補給が欠かせません。夏は、夕食時から就寝前にかけて、500ミリリットルを目安に水分補給を心がけましょう。

 ただしカフェインやアルコールには利尿作用があり、かえって脱水を促してしまうことになりかねません。就寝前はノンカフェイン、ノンアルコールのドリンクで、十分な水分補給を心がけましょう。

 

 また熱中症は、当日の水分不足から起こるものではなく、数日前からの不足が原因となります。日頃から十分に水分の補給を心掛けて、のどの渇きに関わらず、定期的にこまめに水分補給をするようにしましょう。

 

室温・湿度を調整しましょう

 また近年の熱中症の多発には、温暖化の影響のほか、住宅の気密性向上により、夜間の室温が下がりにくいという住宅事情も関係していると考えられます。

 

 室温は26~28度、湿度は60%前後が最適です。室温や湿度が高い場合は、エアコンや扇風機を用いる、窓を開けて風通しをよくするなど工夫しましょう。

 

 昼間から室温を上げないような工夫も効果的です。すだれや緑のカーテンなどを活用して、直射日光が入らないようにすることで、室温上昇を防ぎましょう。

 

【エアコンの利用】

エアコンは寝床に入る30分ほど前から、深い眠りが訪れる眠り始めの3時間前後までは、少し高めの温度設定で一晩中エアコンをつけておきましょう。

 

【扇風機の利用】

 風が直接当たらないように、扇風機で風の流れを作りましょう。

 

【理想的な睡眠環境】

 ・室温:26~28度

 ・湿度:60%前後

 

 

 資料・・・協和発酵バイオ「10年元気通信2015年7月号」 

       『季節の体調管理』監修:日本睡眠改善協議会常務理事

                    白川修一郎 医学博士

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