2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
冥王星に近づく探査衛星「ニューホライズンズ」(想像図)右上は冥王星の衛星カロン=米航空宇宙局(NASA)提供
【ワシントン=川合智之】米航空宇宙局(NASA) の無人探査機「ニューホライズンズ」が14日午前8時(日本時間午後9時)ごろ、冥王星に最接近した。探査機は2006年の打ち上げから9年半かけて48 億8千万キロメートルを飛び、太陽系の果てにたどり着いた。多くの謎に包まれていた冥王星に接近して観測するのは初めてで、地球を含む太陽系の成り立ちの 解明が期待される。 直近の撮影で冥王星の直径は2370キロメートルと月の3分の2ほどとわかった。最近の写真では、直径100キロメートルほどのクレーターや、巨大な谷などの地形が判別できる。 鯨に似た形の暗い部分や、白いハート形の模様も見えた。北極は、窒素の氷で覆われているようだ。 探査機は、最接近時にさらに高精細な写真を撮影して地表や大気の様子を探り、今後、地球へデータを送る。
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