2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「歩行力は、全身の健康と深く関係しており、いくつになっても強化できる」という話を、健康科学の専門家に伺った。 <歩行速度によって長生きできるかどうかに差があった> 2011年にアメリカで、高齢者の歩行速度と余命年数の関係を分析した研究論文が発表され、大きな注目を集めた。 !! 同じ年齢でも歩くスピードで寿命が変わる !! 例えば65歳では・・・ 歩行速度 1.6m/秒 1.1m/秒 0.2m/秒 余命年数 男 約32年 約20年 約8年 女 約41年 約27年 約13年 持病の有無、血圧や血糖値の異常、食生活の内容など、様々な要素が寿命に関係していることは、医学の専門家だけでなく、多くの人が認識していることだと思います。 ところが今回の論文で、「歩行速度」だけでその後どのくらい長生きできるかを、予測できる可能性が出てきたのです。以来、「歩行力」の重要性に着目した研究が一気に深化してきたわけです。 <足の筋肉は、心臓や脳などすべてにつながっているから> なぜ、歩行速度がそれほど重要なのでしょうか。それは、全身の健康はもちろん、生命の維持に深くかかわる心臓や脳の働きと、足の動きとが直結しているからです。 速く歩くと、より多くの酸素を運ぶために沢山の血液が必要になり、血液を送り出すポンプである心臓が鍛えられます。 脳への血流もよくなり、脳全体が活性化して、脳の老化を防ぎます。又力強い歩行は、記憶力に係る「海馬」という部分で新しい脳細胞を育てるたんぱく質を増やすこともわかっています。つまり、脚の筋肉は、私達の心身機能のすべてにつながり、影響しているのです。 <脚の中で筋肉は分解と合成を繰り返している> 実は、私達の体の中には、歩行などの運動の刺激で筋肉をつくるメカニズムが備わっています。体内では、新陳代謝とともに筋肉の分解と合成が日々行われています。 筋肉の材料はタンパク質ですが、食事で摂取したタンパク質はアミノ酸に分解されて筋肉に届けられます。古くなった筋肉は、分解されて老廃物になり、アミノ酸から新しい筋肉がつくられます。この分解量と合成量のバランスが取れていれば、筋肉が維持できるわけです。 筋肉量を維持するにはアミノ酸の量が大事ですが、年を重ねると、同じものを食べても、筋肉の合成力が低下してきます。そのため、分解される筋肉量よりも、合成できる筋肉量が少なくなり、徐々に筋肉量が減ってしまいます。 しかし歳を重ねても、運動で脚の筋肉を刺激すると、血流が増加して、アミノ酸がより多く筋肉に供給されるので、筋肉の合成力が上がり、筋肉量を増やせることがわかってきました。 このためにはまず、食事で筋肉の材料になるたんぱく質を十分に摂ること。そして、積極的に歩いて脚への血流量を上げること。この二つが、脚を強化する最も大切なポイントです。 《本日の結論・・・その1》 脚を丈夫にするために、運動で脚の筋肉の合成量を増やす そのために、 運動で脚の筋肉を刺激 ➡ 血流が増加する ➡ アミノ酸が多く筋肉に運ばれる ➽ ➽ ➽ ➽ ➽ 新しい筋肉がつくられる ゴルフ三昧の皆さん! 歳を重ねても、脚の筋肉は強化できる! それが長生きの秘訣です! せめてラウンドの時は歩きましょう! PR |
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