とんでもない力持ち(!!)のお姉さん(?)・・・その2
先日、あった出来事がまだ記憶から消えないうちに、時折、あの時の情景を
思い起こしながら、数日後に、旧友達との食事会(通称忘年会?)があった。
会話の中で、私が、過日の宅急便の話をした。
どうしても理解できない話は、どのようにしてあの15段の階段を運んできたの
かが想像できないと繰り返した。それは、家内との会話でも、確か、階段を担いで
きたようだ、とのことが納得いかなかった。
大きさを、ざっと考えると、1メートル四方+高さの段ボールで、しかも中には、
それなりに重いものが混在しており、かつ、持つ手のない段ボールは、転がすし
かないだろうと想像される。どう見ても1人では持てない代物と思われた。
横持ちだけなら、引っ張ったり、押したり、又は、台車等を利用できるが、階段
15段は台車も使えない、紐もついてない、ロープも無いなどで、ちょっと素人では
想像つかない!
家内は、その重さで、「あなた一人で持ってきましたか?」と思わず聞きなおした
という。実際、私も持ってみたが、道具もない状態では、とても持ち上がらない代
物でした。
しまいには、彼女は、スポーツウーマン(力持ち)か、それとも誰かに手伝っても
らったか?,等々、想像するしかなかった。
もう一つの疑問は、少なくとも女性にこんなに重い荷物を取扱いさせることが許
されるのか?
彼女はそういう作業を了解、納得(労務契約とかで了解)しているのだろうか?
会社は、そのような労働をすることを指示・命令しているのか?
そんなことは問題ないのかという、監査役的疑問?があって、ある日、友人にどう
だろうか?と問いかけたのである。
<この力持ち姉さんの話を、友人に照会したところ、次のような進言があっ
た・・・>
◎労働基準法の「女性労働基準規則」で、単発作業時は30キロ以上、継続作
業時は20キロ以上の重量物を取り扱う事は禁止されています。
当社にも女性配達員はいますが、重量物は男性中心に配達しています。
ちなみに、ビールの生樽は20リットル中心(10リットルもありますが)ですが、重
さは20キロ以上あります。
当社は、SDGSの一環として、人手不足解消策として、飲食店の女性も取り扱
えるよう「10リットルに切り替えましょう」との提案を行っています。
<・・・さすが、日本の企業はしっかりしていると感心させられた。問題は、実態
として管理、チェックされているかであるが・・・HS>
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