2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「一目置かれる書き言葉のマナー」・・・第5回 返信遅れのお詫び 友人や職場の上司、取引先の社長など、相手や状況に応じて、メールや手紙の言葉遣いにもTPOがあります。定番フレーズにこそ、ちょっとした言葉遣いの違いが際立ちます。豊かな言葉の引き出しを用意して、相手との距離感に応じた一目置かれた言葉のマナーを学びましょう。第5回は返信のお遅れに対するお詫びです。コラムではSNSでの頻出語についての言い換えを集めた語彙レッスンをご紹介しています。
返事が遅くなってしまったときに、つい言い訳や理由を書き連ねがちですが、相手が知りたいのは遅れた言い訳ではなく返事の内容です。挨拶の言葉に続けて、お詫びの気持ちをしっかりと冒頭で伝えられたら、要件に入りましょう。「失礼しました」よりも、申し開きのしようがないという意味の「申し訳ありません」や率直に「お詫び申し上げます」としたほうが、より謝罪の気持ちを強く伝える表現になります。 返信遅れのお詫びプラスワンポイント 衷心 「衷」はまごころの意で、副詞的にも用いられて「心から」の意味になります。 「衷情(うそ偽りのない心)より」など、漢語を使うことで文章に重々しさが生じます。 すみません/失礼しました 「すみません」は丁寧語ですが、カジュアルな表現です。このため使うのであれば、ごく近しい人に限ったほうが無難です。「失礼」は礼を失した時に使う言葉。「お先に失礼します」など日常の挨拶にも使われます。「失礼いたしました」と謙譲表現にした場合でも、近い関係の人に対する言葉と考えましょう。 深謝 「深謝」は①心から感謝すること、②心から詫びることの2つの意味があり貸す。「失礼の段、深謝申し上げます」「不手際を深謝いたします」など、書き添えることで誤解なく伝わります。 SNSの表現力アップの語彙レッスン 「お元気そうですね」・はつらつ・心身共に充実・意気軒昂 元気は気力と体力の両面があります。気力の充実についてなら、快活、英気を感じるなど、活気ある様子についてなら、精彩に満ちている、エネルギッシュ、バイタリティ溢れる、健やかなどでも表現できます。 (監修:敬語・コミュニケーション講師 山岸弘子氏) PR |
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