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メールのマナー」・・・第10回

 

<お尋ねのメール>

直接会って話すときや手紙とは、違った心遣いが必要になるのがメールです。

様々なシーンで使える言葉選びをご紹介する「メールマナー」。今回はお尋ねのメールです。

 

英会話レッスンについてのお尋ね

 富士一郎様

 お世話になっております。

 先日は楽しい会をありがとうございました。

 お話にあったオンラインの語学レッスンを

  ご紹介していただけないでしょうか。

私も4月から受講したいと思いますので、

  大丈夫でしたら

  数日中にお返事いただければ幸いです。

 

「解説―例」

ご紹介していただけないでしょうか

〇ご紹介いただけないでしょうか

 

間違って使われることが多い表現ですが、「ご連絡する」「お聞きする」など、「ご~する」「お~する」は謙譲表現です。その行為をする人を低める働きがありますので、例文のような使い方は、本来、高めるべき「紹介する人」を、低めてしまうことになります。「ご/お~していただく」は、「して」を取って「ご紹介いただく」「お教えいただく」の形にすると正しい表現になります。

 

  大丈夫でしたら

〇お差支えなければ

 

「大丈夫」は話し言葉で使われることが多いカジュアルな表現です。使う相手や場面によっては、失礼な印象になりますので、「お差支えなければ」「よろしければ」などに言い換えたいものです。また、あいてからのといかけにたいするこたえとしての「大丈夫です」は、「問題がない・無事・Yes」の意味でつかわれる場合と、えん曲な断り「結構・不要・No」の意味で使われる場合があり、誤解を招きやすいので注意しましょう。

 

  数日中に

〇1週間ほどで

 

 「数日中」は、「2~3日」と考える人も、「10日未満」と考える人もいます。尋ねる立場で、締め切りを設けるのは気が引けるものですが、あいまいな表現はすれ違いの原因にもなりかねません。回答をいただきたい明確な期日があるのであれば、「お忙しいところとは存じますが」「お手間をお掛けして恐縮ですが」等の言葉を添えて、「○月〇日までに」「1週間ほどで」など具体的に書きましょう。

 

<相手の負担への気遣いを添えてお尋ねを>

 知人に対して、会話の中で聞いた店の名前を教えてほしい、通っている歯科医院を紹介してほしいなど、メールで改めてお尋ねすることがあります。

 メールでの問い合わせは、電話と違って相手の都合がよいタイミングで読んでもらい、返事をもらえる便利さがあります。その反面、声のトーンや間合いなどから相手の様子を感じ取ることができないため、ちょっとした問い合わせのつもりでも、相手が負担に感じたり、迷惑に感じたりしていても気づきにくい点に留意したいものです。

 メッセージの中に、「お手間をかけますが」「ご無理のない範囲で教えて頂ければ」等、相手への負担を認識し気遣っていることが伝わる表現を添えることで、相手の方にも気持ちよく受け止めて頂けます。

 

 (資料:「富士フィルムヘルスケアラボラトリー・『いろどり』2021年3月号より、

<メールのマナー・第10回> 

      監修:敬語・コミュニケーション講師 山岸弘子氏)

 

 

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<花粉症、正しく知って快適な生活をーその3>

 

花粉症対策・室内編

 

室内に花粉が舞わないよう工夫を

付いた花粉を早く落とすことも大切

 

 室内に入る前に衣服についた花粉をはらいましょう

  外出時に衣服などについた花粉は、室内に持ち込まないことが大切。

花粉が舞い上がらないよう、そっと払い落としましょう。

 

 帰宅後はなるべく早く洗顔や洗髪を鼻洗浄も効果的

  顏や髪についた花粉は早めに洗い流しましょう。

  鼻の症状がひどい人は市販の洗浄液を用いて鼻うがいを行うとよりすっき

りします。

 

 花粉の時期の洗濯物は部屋干しがベター

  洗濯物を庭やベランダに干すと花粉がついてしまうので、この時期は部屋

干しがお薦め。

窓の開けっぱなしにも気をつけましょう。

 

 掃除をこまめに行いましょう

  室内に入り込んでしまった花粉を放置するのも症状を悪化させる要因の1

  つ。

  玄関先や居間、脱衣所など花粉が落ちやすい場所は特にしっかり掃除を。

 

 外を出歩いているときだけでなく、家の中にいても花粉症の症状が出てしまうというケースも少なくありません。こうした事態を防ぐためには、室内に入る前にしっかり花粉をはらい落とす、洗濯物は室内に干すなどの方法で、室内に花粉を持ち込まないようにすることが第一です。

 さらに、知らず知らずのうちに室内に落ちた花粉がたまらないよう、掃除も丁寧に行いましょう。帰宅後はうがい、手洗いは勿論、顏や髪を早めに洗うことも忘れずに。

 

花粉症は治療を始める時期が大切「舌下免疫療法」を受ける人も増加中

 花粉飛散予測日または症状が少しでも現れた時点で薬による治療を始めることで、症状を軽くしたり、症状が出る時間を短くする効果が期待できます。

 また、根本的な治療には花粉の飛散時期以外に自宅で行う「舌下免疫療法」(舌の下に錠剤を置き、体質を徐々に改善する治療法。保険適用)も。

治療については必ず医師に相談しましょう。

 

<花粉症、正しく知って快適な生活をーその2>

 

 花粉症対策・お出かけ編

 

外出するときは花粉から身を守る装いを

  目や鼻は勿論、髪にも花粉がつかないよう対策を。

 ジャケットやコートなどは花粉をはらいやすい素材のものが◎。

 (花粉の防御に効果的なアイテムは下記)

   マスク

眼鏡

サングラス

帽子

ヘアゴムなど

ツルツルした素材のアウター(外着)

 

 花粉の多い午前中や夕方はなるべく外出を控えましょう

  花粉の飛び方の傾向は地域や気象条件などによって異なりますが、晴天の

日の都市部では下のような傾向がみられます。

(都市部の1日の花粉の飛び方イメージ)

   スギから放出された花粉が、昼にかけて飛散

      朝開花したスギの花粉が、昼頃にかけて杉林のある山間部から

都市部に向かって飛ぶ。

 昼   

       花粉の飛散が落ち着く午後が出かけるチャンス

 午後  花粉の飛散量は昼前後にピークを迎え、その後徐々に落ち着い

ていく

 夕方  気温が下がると花粉が落下。地上の花粉も舞い上がる

       日没前後から再び花粉の飛散量が増加しやすくなる。帰宅時な

どはしっかりガードを。

     

 

目や鼻の中に花粉ができるだけは入らないようにすることが基本

 ● くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどの辛い症状は、鼻や目の中に

花粉が入ることで起こります。

 ● そこで大切なのが、花粉が飛び交う外を出歩くときは、顏や髪、衣服など

にできるだけ花粉がつかないようにすることです。

 ● 鼻の症状の予防にはマスクが効果的です。花粉がマスクの隙間から入り

込まないよう、しっかり密着させて使用しましょう。

 ● 目の症状は眼鏡やサングラスで予防を。花粉をカットする効果が高い、

花粉専用の眼鏡やゴーグルなどを着用するのもよいでしょう。

 ● また、つばのついた帽子も花粉予防に効果的。髪が長い人はヘアゴムな

どで結わえてまとめておくと、髪への付着を減らすことができます。

 ● さらに、衣類の素材選びも大切。ウールなど毛足の長い素材は花粉が付

着しやすいので避け、ツルツルしたポリエステル繊維などの素材のものを

着用するようにしましょう。

 ● なお、スギ花粉シーズンは天気予報などで花粉の飛散情報をチェックす

ることを習慣に。予め花粉の飛散量が多いとわかる日はなるべく外出を控

えるようにするのも対策の一つです。

 

<次号は、その3「花粉症対策・室内編」>

 

 

「花粉症、正しく知って快適な生活を」

     『資料:「素敵なあしたへ」(協和発酵バイオ月刊情報誌No.179より)

                  監修:ふたばクリニック院長 橋口一弘氏』

 

スギ花粉が飛散するシーズンが今年もやってきました。

 毎年辛い症状に悩まされている人も、今まで症状がなかった人も、大切なのは早めの対策。今シーズンは少しでも快適に過ごしましょう。

 

花粉症とは?

 鼻や目に入った花粉を排除する免疫反応による症状です。

 

 

花粉症が起こるメカニズムを知ろう

 鼻や目の粘膜に繰り返し花粉がつくことが、花粉症を引き起こすきっかけに!

 

1.   花粉が鼻や目の粘膜に付くと排除しようとして抗体が作られ、粘膜に分布する「肥満細胞」に結合する。

2.   再び花粉が体内に入ると外に出すため化学物質を放出。

3.   その結果、くしゃみや鼻水と言った花粉症の症状が現れることになります。

 

花粉症の代表的な症状をチェック

これまで症状がなくても、突然発症する場合もある花粉症。下に挙げたような症状が続く場合は花粉症の可能性が。早目に対処を。

 

 : くしゃみ(風邪より回数が多くなりやすい) 

    鼻づまり(においを感じにくくなることも)

    鼻水  (水のように透明で止まりにくい) 

目 :  目のかゆみ(目以外にまぶたやまぶたのふちなどもかゆみが出やすい)

    目の充血(場合によっては黒目が傷つくことも)

    涙が出る(目の中にごろごろした異物感があることも)

 

風邪の症状との大きな違いは熱があるかどうか

 風邪とよく似ている、花粉症による鼻の症状。発熱がなく、花粉の飛ぶ時期だけ2週間以上症状が続くなら花粉症の可能性大です。

 

 花粉症の原因となる植物にはヒノキやイネ科のススキ、キク科のブタクサやヨモギなど様々な種類がありますが、圧倒的に多いのはスギによる花粉症です。これは日本の国土に占めるスギ林の面積が大きいため。地域差はありますが、スギ花粉の飛散量が多くなる2~4月頃にかけては鼻や目などに様々な症状が出やすくなります。

 例年、花粉症に悩まされている人も、「もしかして花粉症かな?」と気になり始めた人も、まずは医療機関を受診して診断や治療を受けることが基本です。

 そのうえで次回に紹介する予防や対策を行いましょう。


 

「体力の減退(?)に悩まされている昨今」

 

 新年が明けて、2週目の日曜日のこと。

 久しぶりにいい天気に誘われて、ちょっと長め(長距離)のウオーキングに出た。

自宅前の川(境川と言うが)に沿ってあるウオーキング・サイクリング道路をパスして、同じ市内にある、自宅からちょっと離れた川沿いのウオーキングコース(通称、恩田川コースという)を回って、市内にある「版画美術館」や「芹が谷公園」を通り、運動場や階段道を上下する散歩道を楽しみながら、町田駅の横を通って自宅までの約10キロ前後の道のりだ。私が作ったコースで、「町田郊外の北東散歩コース」(自称・恩田川コース)で、約10キロである。・・・今一つは、「町田郊外の南北散歩コース」(自称・境川コース)があり、ほぼ6キロコースである。

 

 その日(1月10日・日曜日)。午後3時ころに出発。日暮れが早いので、ちょっと早いスピードであった。行程の約半分ほどに差し掛かり、間もなく左折する角にあるマンション前の歩道をまだ直進していた、その時、転倒事故をやってしまったのである。

 それはまるで、野球選手がヘッドスライディングするような情景だったと記憶している。

速足で、いきなり左足が地面の何か突起物に足のつま先が引っかかって躓(つまづ)き、

両足が前に出ず、両手だけを前に出し、まるで、ヘッドスライディングのようにコンクリート上に滑り込むという、状態だった。

 左足・親指先の激痛と、両手の擦り傷で、しばらく立ち上がれない状態だった。

そこは、マンション前の一車線道路で、左側に歩道(約1メートル程度の幅)があり、その歩道は、所々に凹凸のある荒れた状態のボコボコ道であった。そのボコボコのどれかに躓いたらしかったのだ。その刹那には、親指がボコ!と音がしたような気がした(苦笑)。

 

 数秒後、左足親指とその周りに激痛が襲った! 指は動くので骨折はしてないかな(?)と判断しながら、立ち上がろうとしたら、左足に体重がかかると痛い。止むなく、体重は右足にかけて、左足はバランスをとるだけだ。ふと右手の手袋の手のひら側がこすれて穴が開いたようになっている。、転倒の際に上半身をカバーして滑りこんだために、安物の毛糸の手袋は、無残にも擦り切れてしまったのだ。右手のほうがひどい切れ様なのは、左足の躓きで、右側に体重が多くかかったようである。切れた手袋からは、多少血のにじんだ手のひらがのぞいている。まるで、固い舗装道路上で、ヘッドスライディングならぬハンドスライディングした結果であった。

 

 多少の屈伸運動を繰り返しつつ、ともかく歩き始めた。この場所は、行程のだいたい半分のところだ。ただ、これからはやがて、道路は交通量の比較的多い上り坂が続く。意識はしなかったが、やっぱり左足がシクシクと痛み、びっこを引いているのが自分でも分かる。ペースがスローダウンしたこともあって、夕刻に近くなったせいか、周りがうす暗くなってきた。このペースでは、あと1時間はかかるだろうと予想しながら、予定通り行きつけのスポーツクラブに寄って、水中ウオーキング(1キロ)、スイミング(500メートル)のいつもの目標をクリアした。不思議なことに、足の痛みは陸上で靴を履いて歩くのと違って、水中では、それほど痛みを感じなく消化できた。

 

 帰宅して、左足の状況をみると、親指全体がちょっと腫れ上がっている。指の先端と指の下側に痛みが感じられ、爪を押すと痛みがひどく、この夜は、ズキズキしてまんじりともしないで、夜が明けた感じだった。ただ、素人診断では、多少の願望もあってか、指が動かせるので、「骨折ではないかも、打撲かな?」と、独断と偏見の判断して朝を迎えた。

月曜日からの勤務は、いつものように始まった。

 

 それから数日して、足の親指の症状は、相変わらず、指先が青黒く内出血していて、親指の先端、指の下側、親指の爪の部分の痛みは抜けておらず、靴が履けない状態なので、3日後の出勤時に、社員の紹介で、会社近く(京王新線・初台駅近か)の整形外科で、老医師(失礼!)の診察を受けた。型通りのレントゲン検査の結果、骨折はない、傷もないとのことで、簡単な湿布薬を処方された程度であった。医師も、私もそれほどのことはなく、数日の辛抱?程度と思われた。おまけに、「靴が履けないならこんなスリッパはどうか?」 と、先生が自分で履いているスリッパを見せて、「これは、そこらの100円ショップでも売っているやつだが、指先が当たらないから、楽かも!?・・値段も数百円程度で買えるよ」と経済的処方箋を紹介してくれた。

 

 ところが、それから1週間~10日ほど経過しても、あまり症状の改善がないと感じながらも、指先の外側に触ってもそれほど痛みが感じられなかったが、歩くときに親指で踏ん張ると相変わらず痛みがあって、大股や、早歩きができず難渋していた。階段でいえば、下りでつま先に力・体重がかかると痛いことが分かった。また、坂道の下り斜面でも同様の痛みがあった。履物でいえば、革靴では、つま先に余裕のあるものが楽であること、靴下は、薄めのものを2枚重ねにしたほうが良いこと。トレーニングシューズは、指先のキツイものは指先が押されて痛みがあること、また、足全体が締め付けられないゆったりしたブーツが比較的楽なことなど、いろいろ試してみた。

 

 約1か月が過ぎたころ、歩き方で、ふと気が付いたことがあった。それは、これまではつま先ばかり気にして、指先を丸めるように歩いていたのだが、足を踏み出すときに、かがとから着地すると指先の痛みがないことが分かった。考えてみると、人間は走ったりするときには、着地はかがとから着地するのが自然で、そのあとに指先で踏ん張っているという、二本足歩行・走行リズムであることを再認識した(再発見した?という)思いであった。

 

 その日以来、歩くのが苦にならなくなった。まだユッタリズムだけれども、痛みのない通常の歩き方を取り戻した感がある。元のようにランニングができるまでにはまだ時間がかかりそうだが、少なくとも、年相応のスピード(時速5キロ程度?)なら、びっこなしで歩けるようだ。

 それでも、昨日の勤務帰りの電車に乗り込んだ際に、前に座っていた女性が、「どうぞお座りください」と席を譲ってくれたシーがあった。「エッ? よろしいですか? 」・・・(そう見えちゃったか?)でも折角のご親切だから・・・「ありがとうございます」そう言ってご好意を受けた。やっぱりまだ人並みの歩行には見えないのだ・・・いや、それとも老人だからと席を譲ってくれたのか・・・。複雑な気持ちで帰宅したのである。

 

 でも考えた。まもなく完治だ! もうすぐ春がやってくる! GOLFが待っている!

 今年初の、GOLFデビューは、3月を待たず、2月末にやってきた。

227()は、最高気温が7度との予報があったが、風が強く、体感温度は0度に近いと思われるほどの天気だ。どう見てもウエルカムではない!

旧友たちに誘われて、この寒いのにほんとにヤルの? だが,誰も中止とは言わない。私の場合は、天気もさることながら、左足の具合がどうなるかの心配もあった。数か月前に調達したゴルフシューズの履き具合が心配だった。恐る恐るのラウンドが始まって、ハーフが終了したところでは、まずまずの調子である。昼食後のハーフも何とか耐えて、ラウンド終了まで痛みなし。

 

前日のゴルフラウンドで、脚の痛みがそれほどではなかったので、天気が上がった翌日(228()には、思い切ってウオーキングを決行した。前日のGOLFの歩行は、半分は乗用カートを利用したものだったので、本日は、本格的に歩いてみようと、約2か月ぶりに、サイクリング道路を歩いた。スピードは、時速5キロ強(推定)で、約6キロを完歩した。

履き慣れた靴と、多少セーブしたスピードでの1時間余りの歩行は、満足できるものだった。一人心の中で、万歳!を叫びながら帰宅した。約1か月半ぶりの満足感であった。

 



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