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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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「元気にキレイに」・・・結核

<健診しっかり受けて 適度の運動や睡眠を>

 2021年の日本の10万人当たり結核患者が9.2人となり、ついに10人を切って「低蔓延国」の基準を満たした。ただ、今でも年間1万人以上の患者が新たに報告され、決して「昔の病気」ではない。9月24日から結核予防週間が始まった。結核とはどんな病気なのか。

 

 結核は1950年までの死因1位。「国民病」「亡国病」などと呼ばれ、多くの人の命を奪った。今は新型コロナウイルス感染症が感染症の中心にいるが、結核も油断できない感染症だ。

 結核研究所の加藤誠也所長は「せきや全身のだるさなど、結核と新型コロナの症状に大きな違いはない」と話す。一般的には、たんのからむせきや微熱、だるさが2週間以上続いたら結核を疑う。ただ、高齢者ではせきが出ないことが多く、発見の遅れにつながっている。放置すると、たんに血が混じり、半数の人が亡くなる。

 

 2021年に新たに患者と診断されたのは、1万1519人。70歳以上が約7300人で、患者の63%だ。広く結核が流行していた時代に感染し、高齢になって免疫力が下がってきたために発病する人が多い。結核で亡くなる高齢者は今も多く、20年には90歳以上の患者の54%、80代の患者の38%は亡くなっている。

 「結核菌」は、空気感染で広がるため、完全に予防することは難しい。結核の発症を抑えるBCGワクチンは、生後5~8か月の間に接種することが標準的だが、効果は15年ほどしかない。

 加藤さんは「検診をしっかり受けてほしい」と話す。半数の人は発症がきっかけとなって感染が分かる。ただ、20~30代の患者では、約30%が定期健診の胸部X線撮影などで見つかっている。

 発病したら、他人に感染させる可能性がある期間は入院し、基本的には、抗結核薬を半年間飲む。大切なのは、薬の治療を最後まで確実に受けることだ。

 

 日本ではまだ患者の1%未満だが、世界的には「薬剤耐性結核」が問題となっている。薬を完全に飲み切らなかった場合、薬が効かない結核菌が現れる可能性がある。そのため、保健所が直接、薬の飲み忘れがないか確認している。結核は免疫力が落ちてきたときに発病する。発病を防ぐためには適度な運動や十分な睡眠、バランスの良い食事が大切だ。

 

【年間1万人以上の患者報告 発病したら薬の治療を確実に】

(まとめ)

結核の主な症状は?

  たんの絡むせき、微熱、だるさが2週間以上続く

  体重減少、食欲がない

 結核の予防には?

  ◎特に高齢者は1年に一回、胸部X線撮影を

  ◎適度な運動、十分な睡眠

  ◎バランスの良い食事、禁煙

 

以上

 

<資料:朝日新聞 2022924日(土)「Re ライフ on Saturday」より>

 

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「腰痛と向き合うーなぜ腰痛になるの?」

   (資料:朝日新聞土曜版 「知っ得・なっ得」より )

 「腰痛」と一口で言っても、実は様々な種類がある。

腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア、椎間板性腰痛、腰椎圧迫骨折といった「前屈すると痛い腰痛」と、

腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)、椎間関節炎などの「後ろにそらすと痛い腰痛」がある。<私は、この腰部脊柱管狭窄症で、長年悩まされてきました>

 

 腰痛を引き起こす主な要因は何といっても「悪い姿勢」です。だから、腰痛を予防するには「良い姿勢」を常日頃から心掛けておくことが鉄則になる。

 良い姿勢って具体的にどんな姿勢か?

 人間の背骨を横から見るとS字カーブ」を描いていて、腰の部分の背骨(腰椎)は前方に反り返っている。このS字カーブが自然な形で維持されているのが良い姿勢で、これを維持していれば腰痛にはなりにくい。

 逆に、猫背の状態で仕事をしたり、座りっぱなしやあぐらをかいた状態を続けていたりして、自然なS字カーブが失われた状態を長く続けていると、腰に過度な圧力がかかって腰痛のリスクが高まってしまう。腰に圧力がかからない姿勢が大事である。

 

スエーデンの医師による研究では、直立している状態で腰の椎間板(腰椎を構成する椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たす組織)にかかる圧力を100とすると、前屈の状態では150、椅子にまっすぐ座った状態では140、椅子に前かがみで座った状態だと185になるというデータがある。ちなみに、仰向けに寝た状態は25である。

直立よりも椅子にまっすぐ座っているときのほうが腰に圧力がかかっているなんてびっくり! しかも、椅子に前かがみで座ると直立の状態の2倍近くの圧力がかかる。だから、デスクワークや車を運転するときは、猫背にならないよう十分気を付けないといけない。さらに、前かがみで座った状態で荷物を持つ動作をすると圧力は275にも達する。

 

普段から、前かがみで重い荷物の運搬をする人は腰痛のリスクが高いといえる。自然なS字カーブを維持するためには、背中を丸めたり、逆に後ろにそらしすぎたりせず、頭のてっぺんを上から糸で引っ張られているような姿勢を常に意識することが大切。他にも、30分以上は同じ姿勢を続けないことや、背骨を支える腹筋や背筋のトレーニングを生活に取り入れることも意識しょう。

 

スマートフォンやパソコンの画面を見ていると、ついつい猫背になりがちだから、注意しなければならない。ところで、姿勢の悪さ以外にも腰痛の原因はあるか?

まず、加齢による体の変化は腰部脊柱管狭窄症などを引き起こす大きな要因になる。骨粗鬆症で骨がもろくなり、腰椎圧迫骨折が引き起こされるのは高齢女性に多いケースである。他にストレスも腰痛とかかわっている。不安を抱えていたり不眠の症状があったりしてストレスが高い状態だと、痛みに対して敏感になり、腰痛の症状が出ることもある。また、非常にまれなケースだけど、がんや子宮筋腫などの重い病気が腰痛の背後に隠れていることもあるということは、知っておいてもいい。

 

(取材協力・久野木順一氏・日本赤十字社医療センター脊椎整形外科顧問)

 

 

 

<60年余りの事務職、陸上競技、登山、スキー、ゴルフ、トライアスロン

などなど、全ての行動の結果が、腰部脊柱管狭窄症《賞?》となりました・・・HS

「青春って密 みんな諦めなかった」

    ― 仙台育英・須江航監督 ―

 

 第104回 全国高校野球大会は、8月22日、仙台育英(宮城)が東北勢として初優勝を果たし、幕を下ろした。東北勢は10回目の決勝進出で悲願を遂げた。

 

 22日、初優勝を決めた直後の仙台育英・須江航監督(39歳)のインタビューが反響を呼んでいる。一部を紹介する。

 喜びいっぱいの表情で切り出した。



「宮城のみなさん、東北のみなさん、おめでとうございます。

準決勝を勝った段階で東北や宮城のみなさんからたくさんのメッセージをいただいて、熱い思いを感じていたので、それに応えられて何よりです」

 いまの高校3年生は入学直後から新型コロナに翻弄されていた世代。どんな言葉をかけたいか、と聞かれると声が震えた。

 「入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて。僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違うんです」

 「青春って、すごく密なので。でも、そういうことは全部ダメだ、ダメだと言われて。活動してても、どこかでストップがかかってしまうような苦しい中で。でも本当にあきらめないでやってくれた。全国の高校生のみんなが本当にやってくれた」

 「今日の下関国際さんもそうですけど、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、あきらめないで暗い中でも走っていけた。本当にすべての高校生の努力のたまもの。ただ最後に僕たちがここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」

 

(資料:朝日新聞 2022年8月24日 朝刊より抜粋)


<久しぶりに、高校野球の熱戦を見た。監督のインタビューには、仙台育英の自慢ではなく、この時代の学生達みんなへの、苦しい中での努力と、あきらめない

でやってくれた、全国の高校生に“よくやってくれた”とほめてあげたい、そんな指導者の気持ちが籠っていて、いいスピーチだったと思う。

*母校:横手高校も、54年前に秋田県代表で全国大会に出場したことがある。残念ながら、一回戦で敗退したが、仙台で勤務していた頃であり、これも何かの縁でしょうか?>・・・HS

 先日、2022年8月10日昼下がりの、NHKテレビ番組が目についた。
 確か、0時20分頃からの放映番組で、「にっぽん百低山」・・(泉ヶ岳ー宮城)というテレビ番組に目がとまった。

 「泉ヶ岳」は、宮城県と山形県の県境にあって、標高1100メートル余りの山で、気楽に登山気分(軽登山?)が味わえて、冬はスキーもできるし、仙台からも近い(車なら1時間程度か?)。日帰りの旅ができる手頃な山であった。

 昭和42年(1967年)頃から約2年半ほど、仙台に在住していた。当時は、金融機関に勤務していて、支店開設準備委員という、顧客開拓と支店業務の準備等に追われ、それなりにハードな仕事であった。

 この山に登って記憶があるのは、2歳だった長女を背負って家族登山をして、帰り道で、予想以上に時間がかかり、危うく最終バスに乗り遅れそうになったが、バスの運転手さんの機転によりバスの出発を延ばしてくれて間に合ったことがあった。そんな場面で、バスの同乗者の皆さんに、子供をおんぶしながら丁重にお詫びをしたことが記憶にある。バスの同乗者の皆さんは、暖かく許してくれたことがうれしかった。今から55年ほど前のことである。まだ、地下鉄がない時代であった。

 冬の記憶では、友達とスキーの合間に、リフト(ロープウエイだったかもしれないが)を降りてから、一人でスキーを担いで泉ヶ岳の頂上まで登り、スキー滑降で下山した記憶がある。スキーを担いで登った距離(滑降した距離にして)は1キロ程度だったと思うが、ほとんど人のいない雪道だったと記憶している。考えようによっては、無謀?大胆?な行動だった!!・・・当時25歳! 若気の至りです。

 NHKのテレビで見た、久しぶりの ″泉ヶ岳″(その奥に、船形山も見えました) を思い出して、今から55年前の、懐かしい気分に浸りました。
 またいつか尋ねてみたいと思います。

 

 

「元気にキレイに」・・・自然の音

心を満たす虫の声、草むらに耳を傾けよう

 鳥のさえずり、小川のせせらぎ、虫の鳴き声・・・・・。古くから日本人を癒してきた自然の音。実は、科学的にもリラックス効果が確かめられているという。

 自然の音が人間にもたらす効果については、世界で様々な報告がある。

 

気分や認知能力を改善 心拍数や血圧下げる効果も

米国国立公園局などの研究チームは、自然の音にまつわる世界中の研究を解析し、昨年に論文を発表した。それによると、自然がもたらす音には気分や認知能力を改善したり、痛みや心拍数。血圧を下げたりする効果が確認された。さらに音の種類に着目すると、水の音は気分をよくする効果が大きく、鳥のさえずりはストレスや不快感を抑制する効果が大きかった。

 

では虫の鳴き声はどうだろう。そんな疑問に答えるユニークな研究成果を、千葉工業大学や日本工営中央研究所などのチームが今年発表した。

 研究チームは千葉県内の草原など22か所で虫の鳴き声を採取し、身近に聞くことができるエンマコウロギ、スズムシなどバッタの仲間4種の鳴き声を選定。これらを混ぜるなどして作ったサンプル音を65人の学生に聞いてもらい、心理効果を調べた。

 その結果、一種だけだと寂しげな印象の音もあったが、二種、三種と鳴き声を混ぜることで、穏やかな印象が高まることが分かった。音楽性も高くなり、リラックス効果が増すことが分かったという。

 千葉工業大の関研一教授は、「多様性がある音のほうが、人はホッとするということが心理的に確かめられた」と話す。「人は、何万年も昔から自然の中で育まれて来た感性がベースにあって、リラックスしたり、感動したりしているのかもしれません」

 

とはいえ、真夏に耳にするセミの鳴き声は暑苦しい。心地よい音の要件には高さや強さなども関係するという。

 スズムシなど実験で用いた虫の鳴き声は、高い周波数の音が主体だった。一方で、セミの声は野太く大きいことも。「もともと大きすぎる音は、人間、あまり好きでないですよね」と関さん。虫の音の心地よさは、音の高さや大きさと、ハーモニーから生まれているといえそうだ。

 虫の音というと秋をイメージしがちだが、「実は五月ごろからもう、虫たちは鳴いているんですよ」と日本工営の徳江義宏さん。「遠くの自然までいかなくても大丈夫。足元の緑にちょっと耳を傾けてみてください」(鈴木彩子)

 

<田舎で育った私には、鳥のさえずりも、小川のせせらぎも、虫の鳴き声も、みんな私の心を癒してくれた思い出がある。共通して言えることは、これらには、程よい高さや、大きさや、ハーモニーがあった。これが自然さというものであることを思い起こされる。…60年前の郷里「横手」が懐かしい・・・HS



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