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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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Q 「不眠」夜中に何度も目が覚めます・・・。

   このごろ、寝つきが悪かったり、夜中にすぐ目が覚めたりして、ぐっすり眠れない日が増えてきました。何が原因なのでしょうか?

 

A  ストレス、不安症、うつ病など、何らかの病気の可能性も。一度は受信して原因を確かめましょう。 

 

   実は、日本の一般成人の3040%が睡眠に関する悩みを抱えていると言われています。睡眠の悩みはいくつかの種類に分けられ、寝つきに関係する「入眠障害」、睡眠中に目が覚めてしまう「中途覚醒」、眠りが浅い「熟眠障害」などがあります。

 

   そしてこれら睡眠の悩みには、それぞれ原因となる病気が潜んでいることがあります。

   入眠障害は、例えば強いストレスを抱えて脳が緊張状態になることや、不安症やうつ病などが原因となる場合があります。女性の場合は、更年期などのホルモンバランスの乱れから入眠障害が起こることもあります。

 

   睡眠の途中で目が覚めてしまう中途覚醒を生じうるのが「閉塞性睡眠時無呼吸」です。睡眠中に短時間呼吸が止まり、しばらくして呼吸が再開することを繰り返すもので、少し前まで睡眠時無呼吸症候群と呼ばれていました。いびきが病気のサインですが、本人は気がつかないことも多く、昼間に強い眠気に襲われるという特徴があります。

 

   熟眠障害の原因としては、加齢に伴い「深い睡眠の量」が低下することで、軽度の刺激で覚醒しやすくなることが考えられます。また、頻尿(膀胱容量の低下や前立腺肥大等によっても起こりやすくなる)なども一因となります。

 

   これらの睡眠症状で悩んでいる人は、受診して原因を確かめることで、具体的な解決方法を見つけられるかもしれません。

 

 

主な睡眠問題の原因

ストレス

  ストレスや緊張は安らかな眠りを妨げます。神経質な人は「不眠」にこだわるあまり不眠症になりやすいことも。

体の病気

  高血圧や心臓病、呼吸器疾患、腎臓病やアレルギー疾患(かゆみ)、慢性的な体の痛み、糖尿病など、様々な病気で不眠が生じます。

心の病気

  多くの心の病気は不眠を伴います。単なる不眠だと思っていたら実はうつ病だったというケースもあります。

体内リズムの乱れ

  昼と夜のメリハリが低下し、規則正しい生活を送れずに体内リズムが乱れると様々な眠りの悩みを招きます。

薬や刺激物

  睡眠を妨げうる薬には、一部の降圧剤、甲状腺製剤、抗がん剤などがあります。カフェインやニコチンなどは覚醒作用があり安眠を妨げます。

その他の理由

  閉塞性睡眠無呼吸などにより睡眠が妨げられたり、騒音や光、温度や湿度などの不適切な環境が原因で眠りが悪化する場合も。

 

(以下、次回)

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