2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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3位 日本酒 

日本酒は、その名のとおり日本が原産のお酒になり、その独特の製法から身体に有効な成分を多く含んでいることでも有名です。特に、美容や美肌に効果を発揮するものが多く含まれており、日本酒の最大の特徴でもあり、その原料にもなっている米麹は、その醸造の段階で「コウジ酸」という成分を生み出します。このコウジ酸は、シミやソバカスを作り出してしまうメラニン色素の生成を抑制する働きや、肌のきめを細かくし透明感を高める効用があり、こうしたことから、このコウジ酸を利用し、化粧品としてその成分を使用しているものも数多くあります。

日本酒にはアミノ酸とポリフェノールの一種であるフェラル酸が多く含まれており、加齢による肌のたるみや小じわを目立たなくし、また、乾きやすい顔の皮膚に潤いを与え水分を保ちやすくします。フェラル酸には、このほかにも活性酵素の働きを抑制する効果があることが分かっており、これにより認知症の症状の緩和や予防に効果を発揮すると言われ、サプリメントなどにもなり、その効果が期待されてきます。

お酒のアルコール成分は、体の中にあるアルコールを分解する酵素によって、「アセトアルデヒド」に分解されますが、このアセトアルデヒドには、血管を広げて血行を良くする効果があります。お酒を飲んで体が温まるのは、この効果によるものなのですが、日本酒にはさらに「アデノシン」という成分が、ほかのお酒よりも多く含まれており、このアデノシンは血管が収集くするのを防ぐ作用があるため、日本酒で体を温めると、その効果がほかのお酒よりも長く続くのです。

 

2位 ワイン

ワインは、ヨーロッパ地方を中心としてよく飲まれているお酒で、主にブドウの果汁を発効させた醸造酒になります。ワインの成分効果で有名なものは、ポリフェノールによる抗酸化作用による動脈硬化の予防の効果になるでしょう。特に赤ワインにはこのポリフェノールが豊富に含まれており、熱などを加えてもその効果は有効とされていますので、赤ワインを使った料理などでもこのポリフェノール効果を期待できます。

ポリフェノールは体内のDNAを保護するため、ガン抑止の効果が期待できるのですが、ワインに含まれるこのポリフェノールの中に「レスベラトロール」という、ガンに対して強力な抑止効果を発揮する物があることが分かり、近年ではガン治療薬としての研究がすすめられているとのことです。ポリフェノール以外では、カリウムが多く含まれている事でも知られています。カリウムは、体内のナトリウムと結合し塩分の減少と排出を促します。このことにより、あらゆる病気の要因ともいわれている高血圧症の予防に大変役に立ちます。このカリウムは、利尿効果も高めるために、身体の中に溜まった毒素を体外に排出することができるためデトックスの効果も期待でき、さらに、カリウムには体細胞の水分圧を調整する働きもあるために、手足のむくみにも効果があります。こうしたカリウムは、発汗と共に多く失われ、いわゆる夏バテの原因にもなります。

発汗のほかにも、ストレスや疲労などでも失われてしまう事が分かっていますので、積極的に取り入れたい成分の一つになります。また、白ワインには強力な殺菌効果があり、腸内を健康な状態に保つことが知られています。魚介類をよく食べるイタリアなどでは、例えば生ガキなどと一緒に白ワインを飲む習慣が古くからあり、こうすることで体内に毒性菌が留まることを予防し、症状を抑えることができるという事を、体験的に知っていたのではないかと言われています。

 

1位 果実酒

果実酒は、本来は果汁を発酵させて作る醸造酒の事をさしますが、一般的には、果実を焼酎などに漬け込んで作る混成酒であるリキュールなどの事をこう呼んでいます。基本的には無味、無臭、無味のアルコールに、果物などを漬け込むことで、その果実の成分や香りをアルコールに移してつくられます。このために、その効用は多岐にわたり、逆に言えば効果を得たいものを漬け込むことによって、アルコールに欲しい成分や効用を与え、それを嗜むことができることが強みとも言えます。

果実酒は家庭でも作ることができるため、イチゴ、キウイ、桃などを入れてその熟成を楽しめるのもポイントになるでしょう。また、果実酒からは外れてしまいますが、ハーブなどの構想や薬草、スパイスを入れたり、コーヒー豆やナッツなどの果物の種などを入れたものも作ることができ、その使われ方も、薬用にされたり料理やお菓子作りなどに用いられたりと、非常に幅広く活躍しています。以下に、代表的なものの効果を上げてみましょう。

梅酒:梅はクエン酸を多く含むために疲労回復効果があり、また整腸作用をもつ「ピクリン酸」も含まれていて便通に効果がある。 カリン酒:カリンに含まれている「アミグダリン」という免疫力を活性化させる成分が、アルコールに溶け出し「ベンズアルデヒド」へ変わり高い鎮咳効果を発揮する。 杏酒:ビタミンとミネラルが豊富な杏は、強い抗酸化作用と貧血予防を期待でき、また杏とアルコールの両方が持つ身体を温める作用が重なり、冷え性に強い効果を見せます。

 


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