2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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  資料:「大腰筋を鍛えなさい」 著者 筑波大学大学院教授 久野 譜也氏 より抜粋 

ここが衰えると歩けなくなる!

上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉」って?

 
 よく「人は足から老化する」と云われます。

 皆さんは、下半身と上半身とでどれくらい筋肉量の減少率や萎縮度が違うかご存知でしょうか。

 

なんと、下半身の方が1.5倍も大きいのです!

 

 例えば、下半身の太ももの筋肉は、50代になると20代の時に比べて30%も減少してしまいます。しかし、上半身の上腕の筋肉は、同じ50代で12~13%程度の減少にとどまっています。

 こんなにも筋肉の減少率に差があるのですから、「足から衰えていく」のも当然なのです。

 足の筋肉が衰えれば、だんだん歩行能力が低下してくるようになります。中でも衰えが表れやすいのが「歩くスピード」です。

 歩幅は、40代、50代から年齢を重ねるごとに少しずつ低下していくことがわかっています。

 ですから、老化で歩行スピードが低下するのは、徐々に歩幅が狭くなっているせいということになります。

 では、どうして歩幅が狭くなっていってしまうのか?

それは、近年の研究によって、歩行能力低下に影響を及ぼす筋肉が【大腰筋】であることがわかりました。

 

大腰筋は、腰の脊柱と太ももの大腿骨とをつないでいるインナーマッスルです。

大腰筋は歩行の際に足を引き上げたり踏み出したりする動作を司っているが、この筋肉が加齢とともに衰えてくると、足を大きく上げたり大きく踏み出したりすることがだんだん出来なくなってきます。それで徐々に歩幅が狭くなって、歩行スピードが低下していくという訳です。

 

<あの日、あの時、あの場所で、つまずいたり転んだりしてしまったのは、“不注意”でも“不運”でもなく、明らかな老化現象であったという訳ですね>

 

次回以降は、大腰筋の重要性と、その鍛え方に取り組んでいきます。


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