2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
体のお悩みなんでもQ & A(その2)Q. 太っていないのにメタボだと診断されました・・40代女性 (体型的には明らかに痩せているのに、メタボと診断されました。 メタボというと見るからに肥満の人がなると思っていたのですが ・・・・・)
A.ウエスト/身長比や、女性では皮下脂肪が影響することも。 メタボ健診に引っかからない「隠れメタボ」にも注意。 肥満は「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」の大きく2つに分かれます。 内臓脂肪型肥満は内臓の周囲(腸を包む腸間膜)に多く脂肪がつき、お腹がポッコ リ出ることから「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。 一方の皮下脂肪型肥満は、皮下(皮膚と筋肉の間)に多くの脂肪がつくもの。下半 身に脂肪がつくので「洋ナシ型肥満」とも呼ばれ女性に多く見られます。 このうち、特に生活習慣病のリスクが高いのが内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪が多 くなると、脂肪細胞から「血圧をあげる物質」や「動脈硬化を進める物質」「血栓がで きやすくする物質」「インスリンを効きにくくする物質」などが出るためで、メタボの 診断では内臓脂肪を重視します。 これら2つの肥満には当てはまらないものの注意が必要なのが「隠れ肥満」です。 この「隠れ肥満」は、加齢や運動不足によって筋肉が張ったところにバランスの悪 い食事が加わり、メタボリックシンドロームと同様の不健全な状態に陥っていること。 その内容は骨や筋肉に比べて脂肪の割合が多い状態で、ギリシャ語の「筋肉=サルコ」 「減少=ぺニア」を組み合わせた造語の「サルコペニア肥満」とも呼ばれます。 見た目の変化を伴わず、BMI値だけでは判断できないので、自分が肥満であると認識 づらいのが特徴です。運動不足が続いていて疲れやすく、血圧や血糖、血清脂質など の数値が悪化してきた人は、隠れ肥満を疑う必要もあるでしょう。
◎ 脂肪の付き方の違い 内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満) ●お腹がポッコリ出ている ●男性、閉経後の女性に多い 内臓脂肪 ・・多い 皮下脂肪 ・・多い
皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満) ●お尻、太もも、腰回りに脂肪がついている ●女性に多い 内臓脂肪 ・・少なめ 皮下脂肪 ・・多い 隠れ肥満(サルコペニア肥満) ●見た目は太っていない ●筋肉量が少ないため、相対的に脂肪の割合が多い 内臓脂肪 ・・多い 皮下脂肪 ・・少ない
<以下、次回>
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