2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
[770] [769] [768] [767] [766] [765] [764] [763]

 体のお悩みなんでもQ & A(その2)

Q. 太っていないのにメタボだと診断されました・・40代女性

(体型的には明らかに痩せているのに、メタボと診断されました。

 メタボというと見るからに肥満の人がなると思っていたのですが

 ・・・・・)

 

A.ウエスト/身長比や、女性では皮下脂肪が影響することも。

  メタボ健診に引っかからない「隠れメタボ」にも注意。

   

   肥満は「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」の大きく2つに分かれます。

    内臓脂肪型肥満は内臓の周囲(腸を包む腸間膜)に多く脂肪がつき、お腹がポッコ   

リ出ることから「リンゴ型肥満」とも呼ばれます。

 一方の皮下脂肪型肥満は、皮下(皮膚と筋肉の間)に多くの脂肪がつくもの。下半

身に脂肪がつくので「洋ナシ型肥満」とも呼ばれ女性に多く見られます。

 このうち、特に生活習慣病のリスクが高いのが内臓脂肪型肥満です。内臓脂肪が多

くなると、脂肪細胞から「血圧をあげる物質」や「動脈硬化を進める物質」「血栓がで

きやすくする物質」「インスリンを効きにくくする物質」などが出るためで、メタボの

診断では内臓脂肪を重視します。

 これら2つの肥満には当てはまらないものの注意が必要なのが「隠れ肥満」です。

 この「隠れ肥満」は、加齢や運動不足によって筋肉が張ったところにバランスの悪

い食事が加わり、メタボリックシンドロームと同様の不健全な状態に陥っていること。

その内容は骨や筋肉に比べて脂肪の割合が多い状態で、ギリシャ語の「筋肉=サルコ」

「減少=ぺニア」を組み合わせた造語の「サルコペニア肥満」とも呼ばれます。

 見た目の変化を伴わず、BMI値だけでは判断できないので、自分が肥満であると認識

づらいのが特徴です。運動不足が続いていて疲れやすく、血圧や血糖、血清脂質など

の数値が悪化してきた人は、隠れ肥満を疑う必要もあるでしょう。

 

◎ 脂肪の付き方の違い

   内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)

     ●お腹がポッコリ出ている

     ●男性、閉経後の女性に多い

      内臓脂肪 ・・多い

      皮下脂肪 ・・多い

 

   皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)

     ●お尻、太もも、腰回りに脂肪がついている

     ●女性に多い

      内臓脂肪 ・・少なめ

      皮下脂肪 ・・多い

      

   隠れ肥満(サルコペニア肥満)       

     ●見た目は太っていない

     ●筋肉量が少ないため、相対的に脂肪の割合が多い

      内臓脂肪 ・・多い

      皮下脂肪 ・・少ない

 

 

<以下、次回>

 

    

     

 

 

       


コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 18
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[07/09 NONAME]
[04/09 エリ]
[04/08 harenov]
[04/08 エリ]
[01/28 だいき]
最新TB
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析