≪師走に京都で行われる高校駅伝は楽しみの一つである。若い人たちが母校のため、チームのために必死に頑張る姿をみると頼もしく、思わず力が入る。
男子では、今年は下馬評に山梨学院高が優勝候補に上っていたが、ふたを開けたら大激戦であった。個人的には、10数年前に10年間住んでいた山梨県の代表だから当然応援したくなる。
勝負は最終区、それもトラック勝負に持ち込まれて、ラスト100メートルのデッドヒートとなり、山梨学院高の西山君の鮮やかなスパートで2位とわずか1秒差で優勝した。劇的な、胸のすくような勝ち方であった。
後日行われた学校の報告会で述べられた挨拶がいい。
校長先生の「走ったのは選手だが、支えたのはみんな。・・・」、
監督は「・・・優勝は走った選手だけでなく、部員全員でつかんだもの」、
そして最終走者・西山主将は「たくさんの方から頂いた応援に力をもらい、優勝できました。何度お礼を言っても足りないです!」
実にすがすがしい挨拶に感じた≫
おめでとう!山梨学院高!
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<スポーツ報知 12月24日 配信記事>
22日の全国高校駅伝(京都)で悲願の初優勝を果たした山梨学院高男子駅伝部と、県勢初の6位入賞を決めた女子駅伝部が24日、同校体育館で行われた報告会に参加した。
ラスト100メートルの接戦を制した男子の最終走者・西山令主将(3年)は「たくさんの方からいただいた応援に力をもらい、優勝できました。何度お礼を 言っても足りないです」と約1500人の同校中・高生徒や保護者に感謝した。ステージ上の男女選手は、古屋忠彦校長の「走ったのは選手だが、支えたのはみ んな。一緒に喜びを分かち合いたい」との言葉に誇らしげに顔をあげた。
男子・箱崎孝久監督(45)は「昨年8位で初入賞を遂げ、来年は必ず優勝しようと誓い、それを実現できた。優勝は走った選手だけでなく、部員全員でつかんだもの」とたたえ「1度の優勝で満足することなく、さらに躍進したい」と来年以降の活躍を見据えた。
昨年の12位を大きく上回る6位で県勢最高位を更新した初入賞の女子・高橋真以主将(2年)は「多くの人の助けで入賞できました。次は優勝した男子のようにたくましい走りで1番になりたい」と優勝を誓った。
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