2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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 <久しぶりの道玄坂上>

 先週末に2か月ぶりに道玄坂を訪ねた。訪ねた訳は、旧勤務先が移転する由で、荷造りを手伝うのが目的だった。

3時間ほどかけて荷造りと不用品の分類をして、後のことは、後輩たちに託し、7年余り住み慣れた事務所を後にした。

帰り道、昔、よく通った喫茶店のあったビルの前で“エッ?“と驚いて、玄関口の張り紙を見た。

 そこには、「当店は、42日をもって閉店させていただきました。長い間ご愛顧いただきましてありがとうございました」とあった。

 私が、近くの勤務先から毎日昼食後に利用させていただき約7年余り、330日をもって退任したばかり。その直後に同店も閉店とは、何という偶然だろうか。まさか私がいなくなったから・・・、という訳でもあるまいが、あまりにも偶然でいささか驚きながら、ちょっぴりさびしい思いがしました。

 

 店の名前は、“CAFFEE V●●●●●”。

 7年も通うとそれなりに思い出がある。特に、そこの店員さん・ウエイトレスとの会話である。それらは、ブログでも何回か紹介したことがある。

 印象の深い店員さんその1:昼時の忙しいタイミングでは、お客さんの案内を実にテキパキと応対し、非常に気持ちのいい客扱いが印象に残っている。彼女のようなそつのない、気持ちの良い客の扱いを他の店でも見たことがない。コンテストがあったら間違いなくナンバーワンであろう。だいたい最近の喫茶店では、入るといきなり、「座席を確保してからご注文ください」という。

私のわがままは、「何言ってんだい。お客に席を案内するのが、あんたたちの仕事ではないか!」とムッとする。このお店は、忙しくても席を案内してくれるからうれしいのだ。

 その2:毎日行っていると、顔馴染みとなって、オーダーメニューも知られていて、私の順番になると、ニコッと笑って、「アメリカンのショート、ダイエットシュガー付きですね」と出してくれる。私が海外旅行の後に、チョコレートを1個だけあげたことがある(他意はない!)。大変喜んで、帰り際に「大変おいしかったです。ごちそうさまでした」とわざわざ席まで礼を言いにきた。その彼女がいつの間にか退職したが、6ヶ月位後に、「また戻ってきました!」とわざわざ挨拶があった。

 その3:1年ほど前のことだが、「主任」というプレートを付けた彼女がいた。

 落ち着いた店員さん(ミセスでした)が、「私、今月いっぱいで退職し、新宿のほうに転職します。お世話になりました」と挨拶を受けた。「それは良かったね。がんばってください!」と喜んであげた。

 

 7年も通うと、「飲み屋さんの常連」ではないが、心が通じ合う時もあるようだ。ほんの挨拶程度ではあったが、それなりに昼休みの気分転換を過ごさせてもらった。

 

 

 

 

 

 


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