2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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<雑誌~ひろい書き・・・その3>
(文芸春秋5月号「医療と健康の常識を疑え」より)
 
≪水はたくさん飲むべきだ VS たくさん飲むべきではない≫
 生物は水がなければ生きられない。人間の成人は体重の約60%を水分が占めているから、水分不足は健康に悪影響を及ぼす。例えば静脈血栓塞栓症がそうである。俗に「エコノミークラス症候群」と呼ばれるように、航空機内で起こりやすいのは、機内の空気が乾燥して脱水症状になることが一因とされている。
 
 「水はたくさん飲むべきだ」と満尾クリニックの満尾正院長は、体重6070キロの成人男性なら一日に真水で1~1.5リットルという目安を示している。気をつけるべきは、真水だけで計算すること。特にお茶、コーヒーなどは含めてカウントしてはならないという。「利尿作用のあるお茶やコーヒーは水分補給にならないだけでなく、体から水分を絞り出している可能性もあるため水分摂取量とは考えられない」
 
 一方、「水はたくさん飲むべきではない」という、イシハラクリニックの石原結實院長は、漢方医学の観点から、水分を取り過ぎて排泄が十分でない場合の「水分の害」について説明している。摂取した水分が十分に排泄されず、体内に蓄えられた状態を「水毒」「水滞」と呼ぶ。「胃袋や腸管、涙のう、細胞間質などに余分な水分が滞留しているのに、水分を必要としている人体を構成する60兆個の細胞には、水分が十分に供給されていない状態」つまり水分の偏在が問題だというのだ。
 
 「現代人は全体的に脱水気味で、水分の補給がうまくできていない。喉が渇いていると感じた時には、すでに軽い脱水状態になっているので、出来ればのどが渇く前に水分補給するように心掛けたい。」(慶応大学教授:坪田一男氏)

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