2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
<12月の思い出その1>
2000年12月20日
忘れもしない出来事がありました。
その日、8時30分頃私達は、都心のある証券会社のディーリングルームの2階席にスタンバイしておりました。
そして9時。初値2,500円。周りから拍手が沸き起こりました。
とうとうやったぞ!・・・・誰彼となく握手握手でした。
そのあと、ディーリングルームに案内され、室員全員のスタンデングオベーションに迎えられ、会社と我々一人づつを紹介してくれました。
感激で思わず涙が・・。
あれから10年経ちました。
今もS社はニッチな市場ではあるが、研究・開発型企業として活躍しています。
携帯電話、パソコン、デジタルカメラ、自動車、太陽光発電等々になくてはならない部品の製造装置を生産するメーカーとして、世界で活躍している。
上場10周年の社長の心境を聞いた。
「企業は継続すること、その為には利益を出すこと」
と社長は言う。そして、将来に向かっては、
「グローバル化への対応と技術革新を目指す」
ことを社長方針として掲げる。
この10年間苦労してきた社長の心境が滲み出ている言葉である。
彼は、“上場“を目標に定め、自ら社員・役員をはじめ社外の関係者を説得して歩いた。その固い決意と、情熱が皆を動かした。
上場は一人で、あるいは関係者だけで出来るものではない。皆を一つにし、ベクトルを合わせ、目標に向かってあくなき挑戦・努力をさせることが必要だ。そして自分たちの力で目標を達成することは、その後(上場後)の維持・運営にも大切な要素となる。なぜならば上場は単なる通過点に過ぎない。その後の企業発展・運営にも企業の総合力として生きてくるからである。
10年前の苦しかった、しかし楽しい思い出である。
同社の繁栄を祈っている。
<わが生涯、最初で最後?>
2000年12月9日。
忘れもしない我がゴルフ人生で唯一のホールインワン達成の日。
上場を控えていた頃で不真面目と思われますが、その時期には上場日も確定していた頃です。
場所は神奈川県の名門コースの一つ“戸塚カントリークラブ”
西コース 5番ホール 148ヤード 使用クラブ6番アイアン
その日は某会社の接待でした。
天気は冬晴れの微風。
いつものペースでボギーだったりダボだったりの調子。
4番ホールがダボだったので、打順は4番目。
何の気負いもなく普通に打ったボールは、真っ直ぐに上がったので多分乗るだろうと、ティを拾いながらグリーン方向をチラッと見たが、ド近眼の私にはグリーンに落ちたくらいの感じしか見えなかった。
「ウオ~入ったーー!!」と社長の飛びあがった声に、
「うん?ほんと?」としかいえなかった。
残念ながらピン手前30センチ位にバウンドしたのは見えたけれど、
2バウンド目でガシャッと入ったのは見えなかった。
ともかくグリーンに行ってホールの中を確かめた。
「ある!ある!」 & 「キャディーさん~! 僕パターいらないよ」だって・・・・・・・言ってみたかったんです。
偶然は重なりました。
その日の朝。同クラブでスタート前に出会った人。私が尊敬する弁護士I氏(故人)ご夫妻と階段でバッタリ。奇遇です。
そしてその日帰宅したらその先生から、京都伏見の新酒が届いていた。(いくらなんでもホールインワンはまだ知らないはずです!)
もう1つの偶然。
「その日は家内の誕生日でした」
こんな偶然があるだろうか。
いまでも2000年の12月は忘れられないのです。
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