2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「4時間半熟睡法」という科学的短眠法とは?・・・その2 睡眠には「時間」のほかに、もう一つ大切な要素として「質」があります。 睡眠時間(長さ)×睡眠の質(深さ)=睡眠量 人間は年齢を重ねるごとに、睡眠の質が悪くなるだけでなく、眠れなくなってしまう。 次に、睡眠の基礎知識をいくつか紹介しましょう。 その1 体温が下がると。人間は眠くなります。これは脳から指令が出ているためで、体温が高いところから低いところに急激に落ちると、人間は眠くなるようになっています。冷たい血液を流して体温を急激に下げることで、人間の体は眠りに入っていく。手足は他の体の部分に比べて薄いから、外の空気に触れ、血液の温度が下がります。手足がラジエーターのような役割を果たして体温を急激に下げ、眠りに入ることができます。 その2 大人にとって大切な「健康な体」や「美肌」を作るために必要なホルモンに「成長ホルモン」があり、成長ホルモンの特徴は、寝てから3時間の間に大量に分泌され、「眠り始めの3時間でいかに快適な睡眠をとるか」が成長ホルモン分泌のカギになります。 その3 もう一つ大事なホルモンとして、「コルチゾール」があり、「脂肪」や「グリコーゲン」を代謝して、エネルギーに変える役割を担っています。コルチゾールが分泌されるのは、夜中の3時くらいからで、蓄えられた脂肪やグリコーゲンをエネルギーに変え、心臓や肝臓を動かし、生命を維持します。こうして人間は寝ながらにして、「ダイエット」をしているのです。コルチゾールの分泌を考えると、午前5時半から午前8時半の間に起床するのがベストであり、効果的にエネルギーを使いたいのであれば、遅くともこの時間帯に起きるように心がけるべきであるといわれています。 その4 「寝だめは有効か?」は人によって異なる。自分の睡眠時間は不規則だ、自分の睡眠の質が悪いと感じている人は、週末に思い切って寝だめをしてください。理想的な寝だめは、起床時間(5時半から8時半の間)を変えずに就寝時間を早くする。それでも、夕方にまたねむくなってしまったら、・・・睡眠が足りない証拠だから、思い切って15分だけ眠ること。寝だめは有効!です。 その5 眠くなるホルモン「メラトニン」。メラトニンが働くと、人間は眠くなります。メラトニンというホルモンは、自分で作り出すこともできるし、サプリメントの形で摂取することもできます。一般的に、夜9時頃から出始めて、11時くらいに眠気を感じるレベルになります。 その6 ホルモンの分泌は、「体内時計」が管理しています。コルチゾールやメラトニンといったホルモンは、毎日決まった時間に出てきますが、これは「体内時計」がその分泌をコントロールしているからです。「これから夜ですよ」という信号を体内時計が出すと、メラトニンが分泌され、眠りの準備を始めます。同様に「もうそろそろ朝が近いですよ」と信号を出すと、コルチゾールの分泌が高まり、脂肪をエネルギーに変えていきます。 こうして、体内時計がホルモンの分泌をコントロールしてくれるから、毎日を送ることができるのです。 その7 朝日は午前10時までに浴びる! 朝日とは、午前10時くらいまでのこと。体内時計を修正するためには、メラトニンが分泌されている間に朝日を浴びなければ効果がありません。 <以下、・・・・・省略します>
元々、寝つきの良くない私は、自慢じゃないが、いつも寝不足(睡眠債務)を背負って生きてきた。そして、とうとう人生最後のご奉公(?)と思った仕事も、睡眠債務によって自己破産(!)という羽目になった(先にブログったばかりだが)。幸いにも拾う神があって、その後も社会参加が続いているが・・・。
そんなある日、某役員の横を通り過ぎようとして、ふと目についた本があった。その本のタイトルは、「4時間半熟睡法」という。ちょっと立ち止まって、本を寸借(無断拝借?)し、パラパラと捲ってみると、活字はそれほど大きくないが、行間が離れていて読みやすそうだったので、(ちゃんとお許しを得て)お借りした。 作者は、医学博士・スリープクリニック調布・銀座 遠藤拓郎氏とある。 主なテーマはこうだ。 「睡眠時間はどこまで削れるか」 「できるだけ短い時間で、深く眠るにはどうしたらいいか」 「仕事、勉強などで最高のパフォーマンスが発揮できる短眠熟睡法は」 である。そしてその結論は、 「睡眠時間を削れるぎりぎりのラインは、『1日4時間半熟睡法』である」という。 『人生は短く、自由に使える時間は限られている。はっきり言って、間違った「寝すぎ」はよくありません。寝すぎは「体」に負担をかけるだけでなく「脳力」をフル活用することもできなくなります。世の中でベストセラーになっている自己啓発書などに「睡眠時間は1日3時間で十分」「3時間以上は惰眠以外の何物でもない」という記述が見受けられます。 かの有名なナポレオンの逸話にも「1日2,3時間しか寝なかった」というようなエピソードがあるため、1日3時間睡眠が王道であるようなイメージが定着しているように感じます。が、はっきりいって、「NO」だと言わざるを得ません。なぜなら、最先端の研究において「3時間睡眠を続けることはよくない」と、はっきり結論付けられているからです』 むやみに睡眠時間を削ると「不眠症」になる恐れがあるし、体をこわすことにもなりかねないという。そして、「4時間半熟睡法」を提唱しているのだ。この方法が、睡眠の専門医として、睡眠時間を削れるぎりぎりのラインであると言っている。以下はこの理論に到達した根拠をまとめてみた。 〇人間の適正な睡眠時間は、6時間半から7時間半 アメリカのクリプケという学者の研究によると、人間の適正な睡眠時間は6時間半から7時間半が最も体に負担がかからない睡眠時間である(その傾向は高齢者になればなるほど顕著である)。 〇睡眠にはサイクルがある。 一つは夢を見ている「レム睡眠」、もう一つはほとんど夢を見ない「ノンレム睡眠」である。 夢を見るレム睡眠の役割は、「心のメンテナンス」で、昼間経験し勉強したことを記憶の戸棚にしまい込み、うつ病などの「心の病」を予防します。一方、夢をほとんど見ないノンレム睡眠の主な役割は、体や脳の休憩、体の成長などである。ノンレムの特徴は、寝てから3時間の間に多く出る。この睡眠がセットになり、約90分周期で4回~6回繰り返される。つまり、90分の倍数で寝るとすっきり目覚めることができる。 〇「一日3時間睡眠」は視覚関連の仕事に支障が出るから、やってはいけない! 1965年、フロリダ大のウエップ教授が実験した結果(論文)で、「3時間以下の睡眠を続けていくと、「多少のノンレム睡眠(深い睡眠)の不足」と「明らかなレム睡眠(浅い睡眠)の不足」が出てきてしまうことが分かった。さらに重要なことに、視覚関連の仕事でミスがかなり増えてしまうことが明らかになった。視覚関連の仕事には、運転やパソコンの作業等が含まれる。<スリーマイル島やチェルノブイリの原発事故、スペースシャトル・チャレンジャーの爆発事故など、最近の産業事故の多くは「睡眠不足」から起きているという報告がアメリカでされている> ☆「4時間半熟睡法」とは? 1973年、ジョンソンらの研究で明らかになったもので、「作業能率を低下させないまま、無理なく睡眠を短縮できるのは6時間である」が、これに対し、遠藤Dr.は、次のように、「毎日の睡眠時間に変化をつけて、トータルの睡眠時間を減らしていく方法」を提唱している。すなわち、 ウイークデー(月~金)の5日間は「4時間半」の睡眠で乗り切る。90分の睡眠サイクルを考慮すると、すっきり起きて、朝からバリバリ活動するためのは、「4時間半」がベスト。そして土曜、もしくは日曜日の睡眠時間を「7時間半」とする・・・90分サイクルを考えて。これが、彼の提唱する、「体に負担をかけず、しかも仕事に支障が出ない「短眠」の限界であるという。これが睡眠の専門医として、自信を持ってお勧めできる方法なので、ぜひ実践してみてください」という。 <以下、次回> トロフィーを掲げる“ヤングなでしこ”DF南萌華主将ら(Getty Images) [8.24 U-20女子W杯決勝 U-20スペイン 1-3 U-20日本]
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