2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「腰痛と向き合うーなぜ腰痛になるの?」 (資料:朝日新聞土曜版 「知っ得・なっ得」より ) 「腰痛」と一口で言っても、実は様々な種類がある。 腰椎椎間板(ようついついかんばん)ヘルニア、椎間板性腰痛、腰椎圧迫骨折といった「前屈すると痛い腰痛」と、 腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)、椎間関節炎などの「後ろにそらすと痛い腰痛」がある。<私は、この腰部脊柱管狭窄症で、長年悩まされてきました> 腰痛を引き起こす主な要因は何といっても「悪い姿勢」です。だから、腰痛を予防するには「良い姿勢」を常日頃から心掛けておくことが鉄則になる。 良い姿勢って具体的にどんな姿勢か? 人間の背骨を横から見ると「S字カーブ」を描いていて、腰の部分の背骨(腰椎)は前方に反り返っている。このS字カーブが自然な形で維持されているのが良い姿勢で、これを維持していれば腰痛にはなりにくい。 逆に、猫背の状態で仕事をしたり、座りっぱなしやあぐらをかいた状態を続けていたりして、自然なS字カーブが失われた状態を長く続けていると、腰に過度な圧力がかかって腰痛のリスクが高まってしまう。腰に圧力がかからない姿勢が大事である。 スエーデンの医師による研究では、直立している状態で腰の椎間板(腰椎を構成する椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たす組織)にかかる圧力を100とすると、前屈の状態では150、椅子にまっすぐ座った状態では140、椅子に前かがみで座った状態だと185になるというデータがある。ちなみに、仰向けに寝た状態は25である。 直立よりも椅子にまっすぐ座っているときのほうが腰に圧力がかかっているなんてびっくり! しかも、椅子に前かがみで座ると直立の状態の2倍近くの圧力がかかる。だから、デスクワークや車を運転するときは、猫背にならないよう十分気を付けないといけない。さらに、前かがみで座った状態で荷物を持つ動作をすると圧力は275にも達する。 普段から、前かがみで重い荷物の運搬をする人は腰痛のリスクが高いといえる。自然なS字カーブを維持するためには、背中を丸めたり、逆に後ろにそらしすぎたりせず、頭のてっぺんを上から糸で引っ張られているような姿勢を常に意識することが大切。他にも、30分以上は同じ姿勢を続けないことや、背骨を支える腹筋や背筋のトレーニングを生活に取り入れることも意識しょう。 スマートフォンやパソコンの画面を見ていると、ついつい猫背になりがちだから、注意しなければならない。ところで、姿勢の悪さ以外にも腰痛の原因はあるか? まず、加齢による体の変化は腰部脊柱管狭窄症などを引き起こす大きな要因になる。骨粗鬆症で骨がもろくなり、腰椎圧迫骨折が引き起こされるのは高齢女性に多いケースである。他にストレスも腰痛とかかわっている。不安を抱えていたり不眠の症状があったりしてストレスが高い状態だと、痛みに対して敏感になり、腰痛の症状が出ることもある。また、非常にまれなケースだけど、がんや子宮筋腫などの重い病気が腰痛の背後に隠れていることもあるということは、知っておいてもいい。 (取材協力・久野木順一氏・日本赤十字社医療センター脊椎整形外科顧問) <60年余りの事務職、陸上競技、登山、スキー、ゴルフ、トライアスロン などなど、全ての行動の結果が、腰部脊柱管狭窄症《賞?》となりました・・・HS> PR |
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