2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
「街のB級言葉図鑑」苺一衣 - 愛され、もじられることば - ショーウインドウにあった和装小物のポスター。<苺一衣>と書かれています。苺の柄のポーチや財布などの名前らしい。「一期一会」と掛けているんですね。 「一期一会」と言う言葉は愛されています。これをもじった言葉によく出会います。デイサービス施設で「一期一笑」と言うのを目にしました。美術関係では「一期一絵」というネーミングも。朝日新聞の夕刊では「一語一会」。心に残る言葉が紹介されています。 元は茶道の言葉でした。『三省堂国語辞典』では<茶の湯の会は一生に一度のものと心得て、悔いのないようにおこなうべきであるという教え>と説明しています。一期(一生)に一回だけ会う気持ちです。 でも、私たちは、元の意味をそのままでは使っていないと思う。「一期一会を大切に」と言いますが、これは、「一回一回の貴重な出会い」と言うくらいの意味です。辞書の表現は修正したほうがいいかも。 高校時代、「一期一会」の意味がテストに出ました。うまく書けず、バツをもらってしまいました。以来何十年。この言葉をどう説明すべきか、いまだに考えています。 (国語辞典編纂者 飯間浩明氏) <思えば私達は、「2007年7月発足以来続いている『一期一会の飲み仲間』のフレーズで、 今もブログ通信に使用しています・・・2021.7.14・HS> PR |
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