2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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  ②元気に自分らしく暮らす

■自分なりの生活を続ける

  認知症があると分かっても、急に何か変わることはありません。今まで通りの生活を続けることが安心と自信につながります。

  大切にしている毎日の日課、例えば決まった時間に起きて着替え、朝のちょっとした習慣、食事、片付け、掃除やゴミ出し、散歩や買い物、外出や人との付き合いなどを続けることが大切です。それまでの仕事を続けたり、あるいは新たな仕事に挑戦する人も増えています。

■地域にいる仲間と出会う

  なるべく早くに地域の仲間、味方と思える人に出会えることが、落ち込みや孤立を防ぎ、前向きに日常を送っていくためには非常に重要です。

  自分らしい暮らしを工夫しながら続け、元気に過ごしている当事者に出会えると、大きな励みになります。本人が本人の相談に乗るピアサポートの活動や、認知症の人や家族、地域の人が集う「認知症カフェ」などもあります。

  また「本人ミーティング」など、認知症のある人たちが、当事者だからこそ感じている思いや気づいたことを語り合い、暮らしやすい地域づくりに活かしていく取組も増えています。そのとき「ちょっと一緒に行ってみよう」と本人が参加しやすいようなきっかけを作れる人がいると、最初の一歩を踏み出しやすくなります。また本人の体験を書いた本など、様々な情報が得られる方法もあります。

ともに生きる家族へのメッセージ

   私たちは、最も身近な存在である家族の支えに感謝の気持ちを持ってい

ます。家族が大事な存在であるからこそ、次のように思っています。

●できることはできるだけ自分でしたい。

●心配をかけていると思うけれど、出来る限り、自分のことは自分でできるようてつだってほしい。

●時に失敗することもあるかも知れないけれど、失敗からまた新しい工夫が生まれて、自分がやりたいことに繋がるかも知れない。その工夫を一緒に考えてほしい。

●診断されても自分は自分。変わらないことを理解してほしい。

●本人が自分らしく暮らすことだけが大切ではなく、家族も自分らしく暮らしてほしい。

●家族以外との人間関係もこれまで通り大切にしたい。

●自分が地域の人達の助けを借りながら元気でいることで、家族を楽にしたい。

●家族はいるが、離れて住んでいるしそれぞれの暮らしがある。家族に負担をかけずに、この土地で地域の人達と楽しく暮らしていきたい。

 

 

 

 

 

 


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