ご婦人たちとのゴルフ・パート３

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＜元スキー選手も病気を克服し＞

　ゴルフで一番いい季節は４月から５月と思う。
今年は４月３ラウンド。５月４ラウンドとなった。

４月の３ラウンドはいずれもご婦人達と一緒であった。なにも好んでご婦人と回っているわけではないが、昔に比べると女性のゴルフ趣味・フアンが増えたことは確かだから、一組に一人いても不思議ではない。

　（４月の２ラウンドで一緒に回った人たちは、前回までのブログで
　ご紹介した）
　土曜会（４月２４日）の例会で２年振りに一緒にラウンドしたご夫人の話。
　ご年齢は、今風に言うと“アラ・フォー”というところか。ところが、以前に比べてちょっとスマートになったかな（失礼）と感じた。
　案の定、彼女は昨年、体調を崩して１年近く療養しゴルフも遠ざかっていたとのこと。今年になってようやく３回目のラウンドとか・・。

　彼女は昔、アルペンスキーの国体選手だ。足腰はがっしりしており、尻もでかい（推定ヒップ１００センチ以上）。
　この人のドライバーはとにかく飛ぶ！　勿論我々と同じレギュラーティから打つのだが、２３０から２５０ヤード飛ばす。私なんぞ４，５０ヤード置いてかれる。
　とにかく明るくサバサバしていて、一緒に回っていても楽しくなる。
そしてゴルフに向かう姿勢が真面目、スポーツに取り組んできた真剣なまなざしが素晴らしい。そして目が輝いている。
　当日は、残念ながら彼女にとってはスコアが不本意（確か１００切れなかったと思う）であったようだが、あの真剣さや体力、ゴルフ感が戻れば、本来のスコアに戻ってくると思われる。

　彼女とのラウンドで久し振りに清々しいゴルフ気分を味わった。
（私のスコアは、４４，４５でバーディを２つ取った割には荒っぽいゴルフであった）


＜５月は意地悪神様がいた＞

　今年のゴールデンウイーク（５日間でしたが）は、外出の予定が全くなかった。
　そんなある日のこと。
それは天気快晴。ゴルフ好きにはたまらない絶好の日和です。こういう日はスコアの言い訳なし。例えて曰く、
　“暑かった。風があった。ドライバーがイマイチだった。パットが・・・”
等々の言い訳は何一つできないほどのいい天気。
　だが予定なし、しからばフリー（単独）でもとの気もなかった。

その訳は、
“５月中旬過ぎから、「よくばりドイツ・中欧５カ国世界遺産探訪の旅」が控えているのである。
それにすでに５月中は３ラウンドの予定が入っているし・・・。という事。
　そんな５月２日の朝、突然ゴルフの誘いがきた。
それなりに嬉しいことだがそもそも訳をきいたらあまり歓迎すべきものではない。
　理由はこうだ。
　「昨夜、急に腎臓に痛みが出て我慢ができず、救急車で緊急入院したので、代わりに行って欲しい」とのこと。依頼主は、がんを手術して無事生還し、先月久しぶりに一緒にプレーしたご婦人である。
　「ゴルフが唯一の楽しみです」と、ゴルフが再び出来ることを喜んでいた人である。せっかく楽しみにしていたゴルフが直前になって痛みが出るなんて神様も本当に意地悪である。
　
　気の毒としか言いようがない。
　早く回復されることを祈るのみである。
（そんな事情で代わりにプレーしたが、この日のスコアは、９１。所詮このラウンドに女神はいなかったみたい）

＜復帰した彼女に女神が＞
　ゴールデンウイークに緊急入院した彼女は、２日で退院し順調に回復した。喜ばしい限りである。

　２週間後に彼女とラウンドする機会があった。
多少力強さに欠けるところはあったが、病み上がりとは思えないほどの上手さで９０そこそこで上がった。流石である。
彼女は、「何よりも又元気でプレーできたことが最大の満足です」と言っていた。
　その日は五月晴れのさわやかな天気。女神が彼女に微笑んでいたように思えた。

　５月は、最終週の土曜会コンペを含み４ラウンドを消化したが、全て９０台というワースト月であった。
　
＜５月は社会貢献が不足した月でした・・・・６月８日記＞