2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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≪スペインの旅 その1
 ヨーロッパでぜひ行ってみたい国の一つがスペインだった。
 その理由は、イタリアの45か所に次いで、スペインの39か所の世界遺産登録数、世界第2位の多さだ。面積では日本の1.3倍程度だが、世界遺産の数では約3! これはさまざまな民族と文化が行き交ったイベリア半島ならではの歴史と、その遺産を積極的にユネスコに申請・登録してきたからだという。
 イベリア半島には、スペインの西側で国境を接してもう1カ国、ポルトガルがある。このイベリア半島の2カ国は実はそれなりに日本とゆかりがある国であることで知られている。だから当初は、どうせ行くなら2カ国をめぐってみたいと強く思っていた。今回の旅を一緒に行くことになったS氏とのプラン検討も、2カ国周遊を主張したのは私のほうであった。
 
 そもそもこの話は、2月頃に、前職のOB会があって歓談の折に、どちらともなく話が出たのがスペインに行ってみたいという(共通の)思いであった。
 それから1カ月後、私たちはそれぞれに希望する・検討した旅行プランを持ち寄った。
 私の提案プランは、勿論、「スペイン&ポルトガル周遊プラン」であったが、
11日間のかなりハードと思われるプランであった。これに対し、S氏は、「スペインオンリーのゆったりプラン」であった。ゆったりプランには理由があった。旅行会社のプランではほとんどホテル帰着が夜の8時~9時頃でそれから夕食というのが多かった。これでは遅過ぎる・ハードで疲れる!というのが彼の言い分だった。
しかし、あとで現地に行って、分かったことだが、スペインではたいていのホテル、レストランの夕食は、8時過ぎから始まる。勿論その前の昼食も2時過ぎからが多い。つまり食事の時間は一般的に日本よりも2時間位遅いのだ。それに、この時期(6月)はサマータイム(夏時間)であるが、確かに、夜の8時、9時でも外は明るい。太陽がまだ沈まないのです。
 日本人が夕食は暗くなってから、をスペインに当てはめると、やっぱり9時過ぎからとなることが頷けます。≪「ローマにいる時はローマ人のするように」という諺どおり・・・・「スペインにいる時はスペイン人のするように」です≫

 プランを決める上で悩ましいのは、私の仕事スケジュールの問題がある。
70を過ぎたが、未だ勤務中である。仕事を無視して行く訳にはいかないので、このスケジューリングには苦心した。ある限定した日程の範囲では旅行会社のプラン(毎日出発ではないので)となかなかマッチングが難しく、出発候補日は少ないものとなった。
 ほとんどこの日の出発だけという私希望のプラン1つと、彼の希望プラン1つに絞った。とにかく申し込みをしたものの、私の希望プランは人数足らず、しばらく様子見の状況、彼の希望プランはすでに満員で、キャンセル待ちの状態だった。ともかく出発1ヶ月前まで待つしかない。
 
 申し込み(3月中旬頃)から1カ月ほど経過したが、状況はあまり変わらない状況にあった。即ち、希望者が増えない(催行不可?)、キャンセルは出ない。
 そんな状況の折、JTB旅物語シリーズで新しいプランの発表があった。
 『ビジネスクラスで行く、感動のスペイン8日間』である。
 日程は6月1日~8日。見学地は大幅に減ったプランだが、主要観光地(マドリード、トレド、コルドバ、ミハス、グラナダ、セビリア、バルセロナ等)をカバーしており、往復ビジネスクラスと途中の空路移動などもあり、その割には低廉であることから納得した。
 待つのもこれまで、と我々は決断した。
 
 
 

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