2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
≪コルドバ≫
・コルドバは、紀元前のローマ植民地時代からアンダルシアの中心だった。8世紀にイスラム教徒の侵入が始まり、後ウマイヤ朝が成立すると、コルドバは、ヨーロッパ・北アフリカのイスラム教国の中心として大きく発展した。929年ラフマーン3世の時代にコルドバは最盛期を迎え、当時の人口は100万、モスクの数は300を数えたという。文化的にもイスラム、キリスト、ユダヤの3つの文化が共存し、世界の中心と言えるほどの隆盛を迎えた。 イスラム圏からは貴重な文献が持ち込まれ、アリストテレスの名はこの街の資料によって、ヨーロッパ世界に知られるようになったと言われている。 <メスキータ>(スペイン語で「モスク」の意味) ・メスキータはイスラム教徒が建てた(780年)建物で、メスキータを背にして、その前がユダヤ人街。小路が入り組み、その両側に白壁の家が並び、「花の小路」と言われている。 重量を分散して、天井をより高くするために2槽式にしたアーチの赤白の模様(写真上)は、白色の石と、赤色のレンガを交互に組み合わせて作られている。 ・コルドバでは現地ガイドが案内してくれた。 最盛期には約1000本余りあったと言われる、アーチ状の柱には、所々に建築に携わった職人のサインが彫られている。約800年前の跡には驚かされた。ともかくイスラム建築の偉大さには脱帽です。 メスキータ見学の後、旧市街の“花の小路“と言われる狭い通りを歩く。長い歴史の中で、イスラムとキリストとユダヤとの共存していた街並みには、歴史の重みが感じられる通りでもあった。 ・コルドバから約200K余り走って、本日の宿泊地グラナダに到着したのは、夜の8時半過ぎであった。 9時より夕食。間もなく飛び入りがあって、地元のグラナダ大学の学生バンド5人が登場。「1曲いかがですか?」と・・・YESともNOともいわぬうちに早速歌い始める。どこかで聞いたような曲を立て続けに3曲歌いまくる。演奏が終わったところで、マネージャーらしき学生が、自分たちの曲が入ったDVDを売りつける。聞いてしまった手前買って上げるしかない。ハイ10ユーロでーす。でも、とっても明るくて若々しくて気持ちのいい学生達でした。 PR |
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