2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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<山梨のブドウあれこれ>
 先日、正確に言うと9月の第1週土曜日の話。
 毎年この時期に“ぶどう屋さん”に出かけることにしている。一般的には、“ぶどう狩り”ということになる。
 もうかれこれ
25年になる。といっても最初の10年は、現地に単身赴任していたのだが・・・。単身赴任といっても仕事がぶどうに関連していた訳でなく、あくまでサラリーマン時代の転勤先の一つとしていたわけだが。
 単身赴任が終わって東京に戻ってからも、この時期(9月第1週)には、山梨に行くことにしている。昔の勤務先の仲間も何人かいるが職場を訪ねる訳ではなく、純粋にぶどう畑に行くだけ。
 
 78年前に、それまで15年以上も行きつけたぶどう屋さんがぶどう栽培を廃業した。何でも、『ブドウ畑が高速道路の収用にあって・・・止めます』というぶどうフアンにとっては何とも残念なお別れとなった。
 翌年、勝沼にある(現在通っている)農園をみつけ、その後は年に1回であるが通っている。

 <こんにちわ!>・・・「七夕様みたいですね」おかみさんの挨拶があって、家族経営のこのブドウ園の皆さんが顔を覚えてくれていて、お爺さんもお婆さんもすっかり顔馴染みになっている。ここから毎年、親戚や知人に残暑見舞い代わりにちょっぴりブドウを贈ることにしている。
 
 文献によると、山梨にブドウの栽培が始まったのは、遠く平安時代の初期の頃。僧侶の行基が寺院を立てた時にぶどうを植えたのが始まりとか。かれこれ1300年前という。そういえば、ここのブドウ園に、「ブドウ1280年、ワイン120年記念年」という幟が飾ってある。今年ですか?と聞くと、「いや10数年前のものです」という。まさに日本最古のブドウ産地なのである。
 
・ところで今年の作柄は?・・・「天気に恵まれて味はとても良い」そうな。「あとはこれからの台風が来ないことを祈るのみです」とか。
 以下はみなさんとのぶどう談義。

・ぶどうは皮のまま食べるのがいいそうですが?・・・
    「そうです。皮のままがとても栄養たっぷりなのです」・・・皮のままが  
  ポリフェノールが含まれていてアミノ酸たっぷりとか。


・でも、皮のままだと農薬が心配だが?・・・
  「農薬は、実がまだ小さいときだけ外から消毒薬をかける。それなりに
   実が膨らんでくると一房ごとに袋をかぶせるので、農薬はかからな
   い。県の衛生課(
?)が粒について検査を厳しくしっかりやっているの
   で、心配ありません」とお婆さんが≪力説≫する。
   さらに、「房が大きくなってからの消毒は、ぶどう棚の上から葉に対し
   てやるもので、房にかけるものではない」と若旦那(跡取りのお孫さ
   ん
?)がバックアップする。
 
 ということで、どうやら皮のままでも無難のようである。特に最近では品種改良されて、皮ごと食べられる品種、また種なしの品種も増え、どうやらブドウは皮ごと食べることになりそうである。皮ごとだとちょっぴり酸っぱい味が加わるが、それが栄養のしるしと思えば・・・。

 
・こんなブドウでもせいぜい
1週間ぐらいしか賞味期限が・・・
   と思いきや、「冷蔵庫の“野菜収納”ボックスに入れておけばもっと長
  持ちします。また、弦から実をとって(一粒ごとにして)紙袋かビニール
  袋に入れて冷凍しておくと冬にも食べられます」。
  「冷凍したものをそのままアイスのように食べてもいいし、解凍して食
  べてもおいしい味が変わりません」という。

 
秋の味覚、「ぶどう」は大好物です。やっぱりブドウは山梨が日本一です。

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