2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
遺失物の届出に感謝・感激!
過日、通勤電車での出来事(失敗)です。
2月15日(火)、いつものように会社からの帰り道。道玄坂から下北沢へ歩き、駅南口より改札を入った。
19時59分発の伊勢原行き各駅に乗る。乗車位置はいつも最後尾車両の前側入り口寄りに乗ることにしている。若干の待ち時間(2~3分)があったのでベンチで一休みした。(この時にポケットからカードが滑り落ちたかもしれない)
新百合ヶ丘で急行に乗り換えのために下車しようとしてアノラックのポケットに手を入れたら入っているべきスイカカードがない!
電車で座った椅子の周りを見たが落ちていない。どこかに落としてしまったのだ。
仕方なくそのまま急行に乗り換えて町田へ向かう。
小田急町田駅の遺失物窓口に直行。状況を話してみるがつっけんどんな対応。
落としたであろう状況・経路などを説明するがあまりのってくれない。普通は遺失物届書の様なものを書かせると思われるがその気配もない。カードと名前と電話番号を聞いてメモしているようだったが何とも頼りない感じ。挙句の果てに、「届があっても連絡しないから、窓口に又立寄ってくれ」という誠意のない返事。捜してくれとは言わないが、せめて届けがあったら連絡ぐらいしてくれるのが乗客サービスではないか。と一人憤って・・・。
小田急線はかれこれ40年も利用している、これが乗客に対する態度かと無性に腹が立ったが致し方ない。
とはいえ、だれでも利用しようとすれば使えるスイカカード(かつ自動的に金額が補充されるので悪用される可能性あり)なので、発行元のJRの緑の窓口に駆け込む。
この件の受付はViewCARD会社へ直接電話連絡してほしいとのことで教えてもらった電話番号に。(こういう時の携帯電話はすぐかけられて役に立つ)
5~6回の待ちコールの後に電話が繋がって、早速状況を話す。本人確認のために、「名前、生年月日、カードの種類、住所、電話番号」を告げて即時カードの機能停止措置をしてくれた。そして、クレジット最終使用日は何日でいくら、とまで教えてくれて、悪用されていないことを確認。この間、モノの3分位。あとはカードが出てきても使用不能となる由。その手際良さと、現代の利器・カード時代のスピード処理に感心させられた。
一昔前なら、この種のカード紛失なら、指定された場所まで赴いて紛失届とか本人確認書類とかを持参して・・・事実を確認した上で機能停止措置に数日かけて・・。その間に不正使用された時のために損害保険まで掛けさせられて・・というのが常識であった。
それから3日経った2月18日。View-CARD会社から1通の手紙が来た。
「クレジットカード拾得のお知らせ」であった。
そこには、「お客様の<大人の休日倶楽部ジパングカード>が拾得物として警察に届け出がなされているとの連絡がありました」という内容。
「警視庁成城警察署に、本人確認書類、印鑑、本通知書をもってカードを受け取り、カードはハサミで切りこみを入れて返送してください」とあった。
正直な、親切な方に拾われたようです。(届けてくれた方の名前は聞けませんでした)
寒い日でしたが、心が暖かくなりました。こんな日本に住んでいて良かったなあと思わずには居られませんでした。
≪スキー場で財布を落とした友達がいた≫
約20年前頃の話。
場所は新潟斑尾高原スキー場で財布を落とした友達がいました。
その日、ゲレンデの途中で雪の上に座って一休みした。ズボンの後ろポケットに入れていた財布がないのに気がついて、皆で休んだ辺りまで登って捜したが見当たらない。
本人は急いで紛失届をするために下まで滑り下りてリフト事務所に向かう。
我々はなお雪の中を捜していたが、そのうち場内アナウンスで彼を呼び出す放送があった。
「ひょっとして?」我々は彼が下りて行った事務所の方に急いで滑り降りた。
リフト事務所から、ニコニコ顔して彼が出てきた。
「誰かが拾って届けてくれていました」
ちなみに、財布の中には○十万円ほど、カードが5~6枚入っていたが勿論元通り。
「日本っていいとこだなあ」と皆で喜び合った。
≪通勤定期券を落とした人も・・≫ 港区神谷町の某協会に時々出入りしていた5年前頃の話。 協会職員のN孃が、前日都内で「通勤定期券」を失くしたとしょげ返っていた。ところが翌日になって最寄りの警察署から電話が入って、「定期券が届いています」との朗報。飛び上がらんばかりに喜んでいました。 ≪遺失物も所変われば・・・≫ 15年前頃の海外での話。 会社の永年勤続表彰のご褒美で女房とエジプト旅行に行った時の話。 現地のガイドさんは日本からエジプトに移住して10年というお嬢さんでした。 最初に注意されたことは、文化と習慣・宗教の違いに関することでした。 曰く、「エジプトは歴史は古いが、今は貧しい国です。残念ながらドロボーもいますし、スリも多いです。身の回り品の管理、服装は派手にしない、携帯品はしっかり前で抱える。仮に落し物や忘れ物をしても出てくることはまずありません。落し物・遺失物は、ここでは『アラーの神からの思し召し(お志)』として拾った人のものにしていいことになります」 彼等には、遺失物・拾得物を届けなければならないという義務もなければ習慣もないのです。<落としたら最後>なのです。 そんなエジプトに暮らして10年の彼女に聞いてみた。「エジプトで暮らすのは怖くないですか?」 彼女はにっこり笑って答えました。 「イスラムの男性は、女性にはとっても優しいのです。暗い道でも安心して歩けます」という。 そんな事を思い出しました。
日本は、GDPは第3位になりましたが、優しさとか、親切さ、心の豊かさでは間違いなく世界第1位であると思うがどうだろう。
それにしても、自分の不注意でいろんな人に迷惑かけてしまいましたが、
・カード会社の迅速な対応
・拾得物をカード会社に連絡してくれた警察の配慮(当然ともいえなくはないが)とカード会社の連係プレー
・なによりも拾得物を警察に届けてくれた親切な人
皆さんに感謝・感激しました! ありがとう!
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