「私のアンチエイジング10カ条」(文芸春秋 10月号 「脳を鍛える」から抜粋)
医学博士小倉正久氏が語る、小倉式「アンチエイジング10カ条」によると、
第1条は「好きなもの、旬なものを美味しく食べる」のだそうだ。
年を取ったら、遠慮せずに何でも好きなものを食べるのが大事。「特に旬なものというのは味覚の点でも栄養の点でも一番いいんです」。今、テレビやネットなどで「老化を防ぎ、若さを取り戻す」とかなんとかいって、薬や食べ物が紹介されているが、医者に言わせれば、皆嘘みたいなもの。「老化を止める薬はいまだ発見されていません」。
「それと最近の女性は痩せて細い方が美人だと言うが、これ非常に危険で、年を取ると骨粗鬆症になって骨折を起こしやすくなる。動けなくなると認知症になるリスクが増します。だからある程度太ってないといけない」・・・太り過ぎたと思っているアナタ!少しは安心できそうな理論です。旬なものを食べるのは「いまでしょっ!」ですか。
第2条「恋も趣味も生きていればこそ。ときめくチャンスを逃さずに!」
今更恋なんて成立しないんじゃないの? だが、話す相手がいるということは大事なこと。特に男は、かみさんがいなくなって独り身になると、話すことがなくなって、途端にボケが進んでしまうケースが多い。しゃべるということは、顔の筋肉を動かすし、言葉を考えるから脳を随分使う。人間、使わないところは衰えるという。歌ったり、踊ったり、動いたりという趣味を持つべきと言っている。さしあたりゴルフもいいか・・・。
第3条「医者に余命をたずねるのは止めましょう」
「なぜかというと、聞かれても分からないから」(笑)
第4条「『年のせい』という言い訳を封印、明るい言葉を口癖に」
「これはね、ある程度何か新しいことをしようとしても、『俺はもう年だから駄目だよ』とあきらめるのは止めよう」ということ。
年のことを言うと気分的に暗くなります。最近、通っているゴルフコースで顔を合わせる仲間は、だいたい同年輩が多い。話題は常に、あそこが痛い、飛ばなくなった、スコアが落ちたの類が多い。話題が暗いのです。だから、たまには若い人達と回ったり、ご婦人と回って気分を変えたりしてますが・・・。
<以下 次回にて>