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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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「体力の減退(?)に悩まされている昨今」

 

 新年が明けて、2週目の日曜日のこと。

 久しぶりにいい天気に誘われて、ちょっと長め(長距離)のウオーキングに出た。

自宅前の川(境川と言うが)に沿ってあるウオーキング・サイクリング道路をパスして、同じ市内にある、自宅からちょっと離れた川沿いのウオーキングコース(通称、恩田川コースという)を回って、市内にある「版画美術館」や「芹が谷公園」を通り、運動場や階段道を上下する散歩道を楽しみながら、町田駅の横を通って自宅までの約10キロ前後の道のりだ。私が作ったコースで、「町田郊外の北東散歩コース」(自称・恩田川コース)で、約10キロである。・・・今一つは、「町田郊外の南北散歩コース」(自称・境川コース)があり、ほぼ6キロコースである。

 

 その日(1月10日・日曜日)。午後3時ころに出発。日暮れが早いので、ちょっと早いスピードであった。行程の約半分ほどに差し掛かり、間もなく左折する角にあるマンション前の歩道をまだ直進していた、その時、転倒事故をやってしまったのである。

 それはまるで、野球選手がヘッドスライディングするような情景だったと記憶している。

速足で、いきなり左足が地面の何か突起物に足のつま先が引っかかって躓(つまづ)き、

両足が前に出ず、両手だけを前に出し、まるで、ヘッドスライディングのようにコンクリート上に滑り込むという、状態だった。

 左足・親指先の激痛と、両手の擦り傷で、しばらく立ち上がれない状態だった。

そこは、マンション前の一車線道路で、左側に歩道(約1メートル程度の幅)があり、その歩道は、所々に凹凸のある荒れた状態のボコボコ道であった。そのボコボコのどれかに躓いたらしかったのだ。その刹那には、親指がボコ!と音がしたような気がした(苦笑)。

 

 数秒後、左足親指とその周りに激痛が襲った! 指は動くので骨折はしてないかな(?)と判断しながら、立ち上がろうとしたら、左足に体重がかかると痛い。止むなく、体重は右足にかけて、左足はバランスをとるだけだ。ふと右手の手袋の手のひら側がこすれて穴が開いたようになっている。、転倒の際に上半身をカバーして滑りこんだために、安物の毛糸の手袋は、無残にも擦り切れてしまったのだ。右手のほうがひどい切れ様なのは、左足の躓きで、右側に体重が多くかかったようである。切れた手袋からは、多少血のにじんだ手のひらがのぞいている。まるで、固い舗装道路上で、ヘッドスライディングならぬハンドスライディングした結果であった。

 

 多少の屈伸運動を繰り返しつつ、ともかく歩き始めた。この場所は、行程のだいたい半分のところだ。ただ、これからはやがて、道路は交通量の比較的多い上り坂が続く。意識はしなかったが、やっぱり左足がシクシクと痛み、びっこを引いているのが自分でも分かる。ペースがスローダウンしたこともあって、夕刻に近くなったせいか、周りがうす暗くなってきた。このペースでは、あと1時間はかかるだろうと予想しながら、予定通り行きつけのスポーツクラブに寄って、水中ウオーキング(1キロ)、スイミング(500メートル)のいつもの目標をクリアした。不思議なことに、足の痛みは陸上で靴を履いて歩くのと違って、水中では、それほど痛みを感じなく消化できた。

 

 帰宅して、左足の状況をみると、親指全体がちょっと腫れ上がっている。指の先端と指の下側に痛みが感じられ、爪を押すと痛みがひどく、この夜は、ズキズキしてまんじりともしないで、夜が明けた感じだった。ただ、素人診断では、多少の願望もあってか、指が動かせるので、「骨折ではないかも、打撲かな?」と、独断と偏見の判断して朝を迎えた。

月曜日からの勤務は、いつものように始まった。

 

 それから数日して、足の親指の症状は、相変わらず、指先が青黒く内出血していて、親指の先端、指の下側、親指の爪の部分の痛みは抜けておらず、靴が履けない状態なので、3日後の出勤時に、社員の紹介で、会社近く(京王新線・初台駅近か)の整形外科で、老医師(失礼!)の診察を受けた。型通りのレントゲン検査の結果、骨折はない、傷もないとのことで、簡単な湿布薬を処方された程度であった。医師も、私もそれほどのことはなく、数日の辛抱?程度と思われた。おまけに、「靴が履けないならこんなスリッパはどうか?」 と、先生が自分で履いているスリッパを見せて、「これは、そこらの100円ショップでも売っているやつだが、指先が当たらないから、楽かも!?・・値段も数百円程度で買えるよ」と経済的処方箋を紹介してくれた。

 

 ところが、それから1週間~10日ほど経過しても、あまり症状の改善がないと感じながらも、指先の外側に触ってもそれほど痛みが感じられなかったが、歩くときに親指で踏ん張ると相変わらず痛みがあって、大股や、早歩きができず難渋していた。階段でいえば、下りでつま先に力・体重がかかると痛いことが分かった。また、坂道の下り斜面でも同様の痛みがあった。履物でいえば、革靴では、つま先に余裕のあるものが楽であること、靴下は、薄めのものを2枚重ねにしたほうが良いこと。トレーニングシューズは、指先のキツイものは指先が押されて痛みがあること、また、足全体が締め付けられないゆったりしたブーツが比較的楽なことなど、いろいろ試してみた。

 

 約1か月が過ぎたころ、歩き方で、ふと気が付いたことがあった。それは、これまではつま先ばかり気にして、指先を丸めるように歩いていたのだが、足を踏み出すときに、かがとから着地すると指先の痛みがないことが分かった。考えてみると、人間は走ったりするときには、着地はかがとから着地するのが自然で、そのあとに指先で踏ん張っているという、二本足歩行・走行リズムであることを再認識した(再発見した?という)思いであった。

 

 その日以来、歩くのが苦にならなくなった。まだユッタリズムだけれども、痛みのない通常の歩き方を取り戻した感がある。元のようにランニングができるまでにはまだ時間がかかりそうだが、少なくとも、年相応のスピード(時速5キロ程度?)なら、びっこなしで歩けるようだ。

 それでも、昨日の勤務帰りの電車に乗り込んだ際に、前に座っていた女性が、「どうぞお座りください」と席を譲ってくれたシーがあった。「エッ? よろしいですか? 」・・・(そう見えちゃったか?)でも折角のご親切だから・・・「ありがとうございます」そう言ってご好意を受けた。やっぱりまだ人並みの歩行には見えないのだ・・・いや、それとも老人だからと席を譲ってくれたのか・・・。複雑な気持ちで帰宅したのである。

 

 でも考えた。まもなく完治だ! もうすぐ春がやってくる! GOLFが待っている!

 今年初の、GOLFデビューは、3月を待たず、2月末にやってきた。

227()は、最高気温が7度との予報があったが、風が強く、体感温度は0度に近いと思われるほどの天気だ。どう見てもウエルカムではない!

旧友たちに誘われて、この寒いのにほんとにヤルの? だが,誰も中止とは言わない。私の場合は、天気もさることながら、左足の具合がどうなるかの心配もあった。数か月前に調達したゴルフシューズの履き具合が心配だった。恐る恐るのラウンドが始まって、ハーフが終了したところでは、まずまずの調子である。昼食後のハーフも何とか耐えて、ラウンド終了まで痛みなし。

 

前日のゴルフラウンドで、脚の痛みがそれほどではなかったので、天気が上がった翌日(228()には、思い切ってウオーキングを決行した。前日のGOLFの歩行は、半分は乗用カートを利用したものだったので、本日は、本格的に歩いてみようと、約2か月ぶりに、サイクリング道路を歩いた。スピードは、時速5キロ強(推定)で、約6キロを完歩した。

履き慣れた靴と、多少セーブしたスピードでの1時間余りの歩行は、満足できるものだった。一人心の中で、万歳!を叫びながら帰宅した。約1か月半ぶりの満足感であった。

 

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