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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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SUNTORY 「美感遊創」vol.160 より抜粋

「自分の老い方は自分でデザイン」

 アクティブで若々しいシニアが増えており、それを裏づける調査結果もあります。
    ただし、歳を重ねるほど健康状態の個人差が大きくなるのも事実。
   それだけに、これからは個々の老化のペースを自分でコントロールする
   “セルフエイジング”という発想が重要になってくると言えそうです。
 どうすれば、自分の老化を自分でデザインしていけるようになるのでしょうか?
   そのカギを、老化研究と老年医学の第一人者に伺いました。
   (監修:鈴木隆雄先生・・桜美林大学大学院老年学研究科教授)

「今の60代、70代は、心身も知力も若い!!」
 
  国連の世界保健機関(WHO)では、65歳以上の人を高齢者としています。
 また、前期高齢者とか後期高齢者などという区分もされています。
  しかし、果たして本当に65歳や70歳の方々が高齢者に入るのでしょうか? 
 多くの方はまだまだとても元気です。高齢者とはいったい、何歳から指すのがふさわしいので
 しょうか?

  そのような漠然とした疑問も含めて、高齢者の定義をもう一度検討するための研究が国の研究 機関や様々な研究グループで進められてきました。
  その結果、65歳以上の健康状態は、心身ともに昔と大きく違うことが分かり、2015年の日本
 老年学会で発表されました。
  
<高齢者の若々しさを科学的に証明>
 ① 身体機能の若返り
    1992年の65歳以上の平均値が、2002年では何歳以上の平均値に該当するのかを検証した結果、下記のように若いことが判明
    ◎ 握力 
       (男)4歳     (女)10歳若い!
    ◎ 片足立ち(バランス力)
       (男)4歳     (女)3歳若い!
         ◎ 通常歩行速度
       (男女とも)     11歳若い!
 
 ② 知力(知的機能)の若返り
    2000年と2010年の40代以上の言語知能や動作機能などをチェックすると、ほとんどの知能検査の項目で男女ともに約10歳分、平均得点がアップ。60代、70代の成績が向上。
    ◎ 60代でも    10年前の40・50代並み!
    ◎ 70代では    10年前の60代並み!
 
 ③ 脳卒中の受療率が低下

    65~84歳の高齢者が1996~2011年に医療機関で治療を受けた割合を分析。特に死亡や後遺症のリスクが大きいといわれる脳卒中の受療率が減っている。
    ◎ 80~84歳では男女とも   10年前の約1/2~1/3に減った!  
    ◎ 75~79歳でも男女平均で  10年前の約1/2に減った!


「ただし、これから先は自分次第。個人差がどんどん広がる」
  
  全般的には、5~10歳は若返っている現在の60代、70代ですが、それでも高齢になるほどに健康状態の個人差がだんだん大きくなっていきます。実際に、90歳を過ぎても心身の大きな病気などもなく、かくしゃくと生活を送っている人がいる一方、70代で病気やけが、骨折などをする人や、うつや認知症の疑いが出てくる人もいます。
  年齢とともに心身の予備能力が落ちていますので、一度老化のスピードが加速すると、どんどん進んでしまうのが高齢期の特徴です。その結果、同じ年齢でも健康状態において差が大きく広がることになります。
  
  では、ゆっくりと楽しく年を重ねていくには、どのような暮らしを心がければいいのでしょうか。実はそう難しいことではなく、後のページ上で示したように、こまめに【動き】、しっかり【食べ】、人と【つながる】ことです。
  
ただ、こうした自分にプラスとなる生活習慣も、だんだん面倒くさくなったり、さぼり始めたりしてしまいがちです。ここで、意識的に続けていくか、途中でやめてしまうかで、その後の老化のスピードは大きく違ってきます。3つの生活習慣の歯車をマイペースで回し続ける心がけこそ、自分の老化を自分でデザインできるかどうかの分岐点と言えるでしょう。

「いい習慣を続けられる日々、それを一番大切に!」
  
  そして、ぜひ知っていただきたいのが、3つの生活習慣の歯車を長く回し続けていくために欠かせない機能です。
  それが後のページの「歩行機能」、「認知機能」、「口腔機能」、「血管機能」。いずれも、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を高く保つために必要な機能で、3つの歯車をスムーズに回すための潤滑油ともいえるものです。
  これらの機能の働きを常に高めるには、健診だけでなく、日ごろから老化の小さな変化を見逃さないことが重要。いつも体の声を感知しながら、自分に合ったセルフケアを続けていきましょう。それが何より大切です。

  
     <うまく回れば、素敵な人生が待っている!>

 ◎ セルフエイジングに大切な3つの生活習慣
       こまめに動く
       
       しっかり食べる
       人とつながる
   
 ◎ そのためには…、働きを高めておきたい機能がある!
    
 ◇歩行機能・・・脚力を支える筋肉と関節を大切に
  歩行機能の衰えは、転倒だけでなく、筋肉量の減少や認知機能の低下にもつながります。脚力  を支える筋肉と関節の維持はセルフエイジングの第一歩。
    
 ◇認知機能・・・脳の働きに大切な栄養補給もしっかりと
  面倒くさがりは、認知機能低下の初期サイン。いろいろな人と交流し、楽しむために動き、脳  の働きのために脂質などの栄養成分をとることが大切です。
    
 ◇口腔機能・・・こまめな口腔ケアと抗酸化力の増強を
  かむ機能や飲み込む機能が低下すると、栄養面に加え、脳の働きにも影響が。そのおおもとは  歯周病と活性酸素。口腔ケアとともに体の抗酸化力アップを。
    
 ◇血管機能・・・血管の内皮細胞をしなやかに保つ工夫を
  全身のライフラインである血管の弾力を支えているのが血管の内皮細胞。その機能が低下して  硬くならないように、食事の工夫と適度な運動習慣を。
  
  老化のペースを自分でコントロールし、いつまでも人生を楽しみましょう!




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<ロコモティブシンドローム>

 (「健康力」vol.23 :文藝春秋 2016.1月号 グラビアより 

      東京都健康長寿医療センター研究所 

老化制御研究チーム副部長 青柳 幸利氏)

自分に合った強度と量の運動を続ける

ロコモティブシンドローム(以下、ロコモ)とは、骨や関節、筋肉などの「運動器」と言われる部分に障害が起こり、自立した生活が送れなくなったり、そのリスクが高い状態のことを言います。寝たきりになる一番の要因です。

 また、認知症や動脈硬化のリスクを上げるともいわれており、ロコモの予防が健康寿命を延ばすための重要なポイントになります。

 自分がロコモかどうかを見極める最も手軽な方法は、横断歩道を信号が変わらないうちに渡り切れるかどうかを見ることです。もしも渡り切れなければ、既にロコモになっていると考えられます。

 ただし、ロコモになっていても悲嘆する必要はありません。適切な運動を続けることで、何歳になっても運動器の機能は回復するからです。

 

 私が群馬県中之条町で65歳以上の全住民約5000人を対象に行った調査研究で、一日当たりの歩く「歩数」と「中強度の活動=速歩きの時間」に応じて、ロコモをはじめうつ病や動脈硬化、メタボリックシンドロームなど様々な疾病の予防や改善が図れることが分かりました。

 研究結果によれば、男性は一日8000歩、20分の中強度活動、女性は一日7000歩、15分の中強度活動でロコモを予防できます。

 

中強度の活動は、一人一人の体力によって異なります。大まかな目安としては、3分運動(活動)したときに、息は上がるものの会話はできる程度の運動で、速歩きがおすすめです。

体力が落ちている人なら必ずしも速歩きする必要はなく、椅子からゆっくり立ち上がる、掃除機をかけるなど、日常生活の中でできる運動でもいいのです。要は筋肉を落とさないため、座ったり横になる時間を減らすことが大切です。

 

注意すべきなのは、自分に合った適切な強度の運動にとどめ、過度な運動を避けることです。過度な運動による疲労はその他の日常生活動作を減らし、かえって全体でのエネルギー消費が少なくなります。

 

1週間運動を続ければ、むくみや疲労感の軽減など、何らかの効果を実感できるでしょう。また、2か月続けることで、長寿遺伝子のスイッチが入るといわれています。

 

運動のタイミングは体温が高くなっている夕方が最適です。起床直後は体温も低く、血液の濃度も高いため、脳卒中などのリスクが高まるので避けましょう。

 

ロコモ予防には、食事も大切です。筋肉を維持、増加させるために、良質なたんぱく質やアミノ酸を多く含み、バランスの良い食事を心がけましょう。また、規則正しい生活リズムや十分な睡眠も大切です。

<次回は、3月号で掲載>

 

 

<2015~2016・・・年末年始あれこれ>

 

2015年末にかけて・・・≫

1年ぶりにKOD氏と再会。ちょうど1年前に某会社を上場直後の総会で辞任してから音沙汰がなかったが、11月に突然メールが入って12月に再会となった。彼の話によると、しばらく決まらなかった就活も8月~9月にかけてトントンと進み、あろうことか、いきなり2社の監査役就任とか。渋谷の会社が主(常勤)となって、またよろしくとのこと。ともかくよかったなーと祝杯(NONアルコール)を挙げる。

 

◆新橋の駅近くにある「近江牛」のお店で<梵仁会…食べて歌っての同好会>の忘年会に参加。

 はじめて行った店だが、18時開店と同時に予約客がどっと入り、瞬く間に満員の盛況。近江牛は、なかなかの味で柔らかくてとてもおいしいと感心させられた。ひょっとしてタレが美味しかったのかもしれないが、ともかくビールと肉また肉で満腹。また行ってみたい店である。(新橋駅から10分にある)

 

◆業界・仕事仲間の会食(とりあえず、情報交換会と称しているが?・・)が大手町のいつものレストラン・BARで行われた。レストランの予約室に入ったところで、会費を払い、自分の席を確保する。大抵は喫煙席に陣取る。喫煙者グループが寄り集まる。そこで2時間ほどの会食・飲食を行うが、情報交換その他、席も時々入り乱れる。今回は忘年会シーズンもあってかいつもより少し少ないようだ。それでも25人くらいが、2時間半ほどワイワイ談笑して終わる。

 

◆年末にかけて、事業再編・移転等があって、少し雑用が多く忙しかった。分社した会社がそれぞれ再出発した。両社の頑張りを期待したい。ということで、本年は1228日に仕事納めとなった。今年もお疲れさまでした。

 

 

2016年の正月休み≫・・・1229日~13

30日から2日までは山梨・石和でのんびりと温泉三昧の生活でした。そんな中、31日には久しぶりに現地の、武田神社と恵林寺にお参りする。年末とあって、初詣の準備があったが、人出は少なく、特に駐車場の待ちもなくスムースにお参りできた。1日、2日はいつもの駅伝(1日は実業団駅伝、2日は箱根駅伝)をテレビ観戦となった。年末・年始の暖かい天気が快かった。

◇最近は、年賀状もだいたい交換先が固定されてきた。
 今年のいただいた年賀状でほうっと思わされた人。

・「昨年11月から、GKS大学の野球部監督になりました」と言っていた、元高校野球全国大会優勝経験者・HYS氏からの便り。

・「3月から再就職します」と言ってきた、山梨時代の同僚・KOK氏からの手紙。
 (昨年定年迎えたが、もう少し現役でやってほしいと思っていた人)

・「今度は一杯飲みましょう」と言ってきた、昨年40年振りに再会した、秋田時代の旧友・YAM氏からの手紙。

・「まだ、働いているの? そろそろ・・にしたら?」と余計な心配をしてくれる、30年前の同僚・YOKさん。

等々、1年に1回の情報交換もいいものです。
・・・決して虚礼廃止なんて言わないで! 


車掌の最後のアナウンスに涙 「お降りの際は思い出もお持ち帰りを」 海外譲渡される南武線の205系

withnews 12月11日(金)7時0分配信

 JR埼京線や横浜線で活躍してきた205系。JR東日 本は今年4月、南武線で使用してきた120両をインドネシアの「ジャカルタ首都圏鉄道」(KCJ)に譲渡すると発表しました。少しずつ譲渡を進めてきまし たが、12月6日夜に最後の車両が営業運転を終えました。終点を前にして流れた車掌のアナウンスが「感動的」「泣いた」と話題になっています。どんなメッ セージだったのでしょうか? JR東日本に話を聞きました。


終点の武蔵中原駅が近づくなか……

 川崎駅(神奈川県)と立川駅(東京都)などを結ぶ南武線。譲渡されるのは、この路線を走っていた205系の120両ですが、全車両というわけではありません。1編成は今も現役で、1月9日まで運行予定です。

 譲渡される最後の車両の最終運行があったのは12月6日。最後の車両ということもあって、11月16日から「南武線→海外譲渡」と書かれたヘッドマーク をつけて運行していました。また、車内には幼稚園児や保育園児が描いた絵や205系の塗り絵などを展示。そのままにしてジャカルタへ譲渡されます。

 終点の武蔵中原駅が近づくなか、こんなアナウンスが流れました。

 「ただいまご乗車いただいておりますこの車両は、本日をもちまして南武線の営業運転から引退し、今後はインドネシア・ジャカルタに渡り、走り続けること となります。まもなく終点の武蔵中原です。電車をお降りの際は、お忘れ物のございませんように、また、この電車との思い出もお持ち帰り頂けたら幸いでござ います」

 アナウンスを聞いた乗客たちが、ツイッターにそのときの様子を投稿すると、「車掌さんの言葉に感動」「泣けた」「号泣」といったコメントが寄せられました。

JR東日本に聞きました

 このことについてJR東日本に聞いたところ、こんな回答が寄せられました。

 「実は12月6日に最終日を迎えた当該車両では終日、このようなアナウンスをしていたんです。最終列車だけではありません。長らく南武線205系をご愛顧いただいたお客さまへの感謝の気持ちを込めました。こうした反響をいただけたことを、ありがたく思っています」

・・・ちょっぴり感傷的で、日本人的な思いも入った ”いい話” でした。・・・


 <女子も五輪切符・・7人制ラグビー> 


 7人制ラグビー女子のリオデジャネイロ五輪アジア予選第2戦日本大会は最終日の11月29日、東京・秩父宮ラグビー場で決勝が行われ、日本がカザフスタンを14―7で下し、男子に続く五輪出場を決めた。予選は、今月上旬の香港、今回の日本の2大会通算成績で、1枠を争う形で行われ、日本は両大会で優勝した。決勝では後半7分、小出深冬(みふゆ)のトライで勝ち越して、逃げ切った。7人制ラグビーは、リオデジャネイロ五輪で初めて実施される。(2015.11.30読売新聞) 
 
 <ママ選手 リオ導く>  「ここまでやってこられて幸せ。体も、最後まで持ってくれた」。東京・秩父宮ラグビー場で29日開かれた女子の7人制ラグビーアジア予選第2戦。優勝を決め、リオデジャネイロ五輪の切符をつかむと、サクラセブンズの最年長、兼松由香選手(33)は仲間と抱き合って、喜びをかみしめた。
 代表唯一のママさん選手は、身長1メートル60、体重62キロで、日本代表の中でも小柄だ。ラグビーをしていた兄を見て、自分も5歳から始め、経歴はラグビー部がなかった中学高校、出産やけがでのリハビリ期間を除いても約20年になる。
 体を張ったプレーが持ち味で、けがは絶えなかった。ひざの靭帯負傷など大きなけがを何度も経験し、大会に出場できなかったこともある。傷だらけのハードな毎日に移動のバスで、隠れて涙したことも多い。
 だが、先輩たちや、けがで離脱した仲間への思いから、チームメートの前で泣くことはしなかった。「悔し涙や。うれし涙をたくさん見てきた。私がラグビーを続けているのは一緒に練習したみんなのおかげ」心が折れそうになるたび、そう言い聞かせ、力に変えた。
 28,29日の予選第2戦は5試合で途中出場。機敏な動きでトライを奪い、キックを決めて優勝に貢献した。

 「おめでとう。よくやったね」
 「ありがとう」
スタッフの配慮でピッチに降りた一人娘の明日香ちゃん(8)から手作りの優勝カップをもらうと、やさしく娘を抱き締め、笑顔で金メダルをかけた。
 競技場をみんなで1周する時には、泣いているママがいた。
   (2015.11.30 読売新聞)


とってもいい話でした。五輪でもきっと頑張ってくれることでしょう。



 



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