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2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
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・<パラドール>とはスペインの国営ホテルの総称。全国に91か所ある。
トレドのパラドールは、なんといっても古都トレドの町全体を見渡せる大パノラマにある。(予約の難しい理由がよくわかる)
 夕食前の2時間はフリータイム。シャワーは夕食後とすることにして、まだ明るい日差しの残るテラスで、ビールを飲みながら景色をゆっくりと堪能した。
 夕食(21時から)もまだ明るさの残るレストラン・テラスで、“イカの蒸し焼き”を。とても美味であった。このレストランが、宿泊者のみならず、一般の旅行者がわざわざ立寄るという訳が頷けた。ライトアップした夜景も素晴らしい。

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<トレドへ向かう>
・この日の昼食は、マドリード市内やや裏通りにある、とあるレストランで「ガリシア風ブタ肉炒め」。地元(のはず)のガイドさんが、何を勘違いしたか、地下入口を間違えて隣の店にどやどやと入る・・・あわてて全員引き返すというハプニング付の昼食であった。


・昼食後、トレドへ向かう。約2時間余り、その間の景色は行けども行けどもオリーブ畑一色。この国にはオリーブ以外の農産物はないの?・・・単調な景色であった。
やがて、トレドに近づくにつれて多少起伏のある地形と、遠くに古都トレドが見え隠れしてきた。

≪世界遺産トレド≫
・ローマ時代には一城塞都市だったトレドは、6世紀に西ゴート王国の首都となって大きな発展の道を歩み始める。711年にはイスラム教徒によって征服され、さらにレコンキスタ(国土回復運動)の流れの中で、1085年、アルフォンソ6世によって再征服される。この間、キリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒それぞれの文化を融合させることで形作られ、特に建築物に与えたイスラム文化の影響の大きさは計り知れないものがあるという。

<トレドを歩く>
・バスは街の麓までしか行けない。下車して、長ーいエスカレーターで街の入口へ着く。トレドの町は、坂道が多く足の弱い人にはなかなかの難行となる。(約3キロ余りの坂の上り下りとなる)
 トレドのカテドラル(大聖堂)は、スペインの主席大司教座がある大教会。カトリック教会の総本山のような存在であり、1226年着工、完成は1493年という年代物。その後、増改築を繰り返し今に至っている。見どころは、エル・グレコの「聖衣剥奪」などの絵画が展示された聖器室や、イザベル女王の王冠が見られる宝物室など。主祭壇裏にあるレリーフ「トラスバンテ」の大理石の浮き彫りが見事でした。
 サント・トメ教会は、エル・グレコ作「オルガス伯爵の埋葬」がある教会。
 約2時間余りの市内見学の後、18時頃、パラドールに到着しこの日の行動は終了した。











 

≪国立ソフィア王妃芸術センター≫
・18世紀の建物を斬新なアイデアで改築。元は、サン・カルロス治療院という病院だった所。
 1992年バルセロナオリンピックの年に現在の美術館としてオープンした。入口のオブジェも変わったアイディアだったが、左右にあるガラス張りのエレベーターは大変混んでいた。年甲斐もなく、待つのが嫌いで階段を上って行った(3階まで)。コレクションは、スペイン現代美術館に収蔵されていた新進画家たちの作品群を基礎としている。
 最大の目玉は、ピカソの【ゲルニカ】(1995年にプラド美術館より移動されたという)。ここも残念ながら撮影禁止。(仕方なく玄関前で記念写真)

≪プラド美術館≫
・8000点以上の美術作品を所蔵し、パリのルーブル美術館(3年前に行きました)、サンクトぺテルブルクのエルミタージュ美術館(行ってみたいなー)と並ぶ世界の3大美術館の一つといわれている。もとはスペイン王家の美術品を所蔵する私的ギャラリーとして作られたもので、後に国立美術館となった。作品の構成としては、やはりスペイン絵画が充実。スペイン絵画の巨匠といわれる「エル・グレコ」、「ゴヤ」、「ベラスケス」をはじめ、16~17世紀に活躍したスペイン絵画の黄金時代の画家たちの作品が並ぶ。プラド美術館には3つの門があり、それぞれにゴヤ、ベラスケス(写真右)、ムリーリョの像が立っている。残念ながら館内は撮影禁止。
・展示されている作品の中で、グレコの「聖三位一体」、「胸に手を置く騎士の肖像」。ベラスケスの「ラス・メニ-ナス」、ゴヤの「裸のマハ」・・・(「着衣のマハ」は出張中でした)、「モンクロアの銃殺」などが印象深い。

 
【第2日目】(6月2日)
・8時30分ホテル出発、バスで「スペイン広場」に向かう。ここには、「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの没後300年を記念して造られた銅像と、主人公ドン・キホーテとその従者サンチョ・パンサの像があって、記念写真の人気場所になっている。(写真右)

・スペイン広場を後にして、「王宮」の前を通り、いきなり、見学第1日目から「スペインギフトショップ(免税店)」に立ち寄る。買い物ツアーに来た訳でもないものにとっては、「チッ!」と苛立ちながら団体行動に従う。(やれやれ先が思いやられる・・・)



 


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