2007年7月発足以来続いている一期一会の飲み仲間
[日本は、世界で一番人気のある国]です
過日、手にした本に[日本はなぜ世界で一番人気があるのか]というのがある。
PHP新書から出版された、竹田恒泰氏の著作である。(氏は旧皇族・竹田家に生まれ、明治天皇の玄孫にあたる)
以下は、特に印象に残った内容の抜粋である。
<英BBCの調査で分かった日本の人気>
・平成18年、英国のBBC放送が33カ国で4万人を対象に世論調査を行った結果、「世界に良い影響を与えている国」として、最も高く評価されたのが
日本である。 ・一方、この調査で「世界に悪い影響を与えている国」とされたのは、第1位がイラク、第2位が米国だった。「ならず者国家」と罵る国と罵られる国がともに最も否定的に評価されたのは興味深い。
<台湾は「ラブ・ジャパン」の大御所>
・平成21年に、交流協会が、「台湾における対日意識に関する世論調査」の結果を発表し、台湾人の最も好きな国が日本であることが分かった。
[貴方の最も好きな国はどこですか?]という質問に対して、中国2%、米国5%、台湾31%などを差し置いて、38%が「日本」と答えている。
・日本に「親しみを感じる」と回答したのは、65歳以上が58%、20代が72%、30台が77%だったという。
・日本のイメージについて聞いたところ、「自然の美しい国」が最も多く、「経済力、技術力の高い国」「きまりを守る国」「豊かな伝統と文化をもつ国」が続く。
<日本人は世界最良の客>
・世界最大級のオンライン旅行会社のエクスぺディアは、平成21年に、世界のホテルマネージャーに対して、各国観光客の国別評判を調査した。
「ベストツーリスト」(最良の観光客)に選ばれたのは日本人で、しかも3年連続であるという。調査は欧州、アメリカ、アジア太平洋の地域別だ集計され、日本人はすべての地域で1位に評価された。
・更に、日本人は「行儀のよさ(その国のマナー・エチケットを守る)」「礼儀正しさ」「部屋をきれいに使う」「騒がしくない」「不平が少ない」の項目において1位に選ばれたほか、ほぼすべての項目で上位に入った。総合評価において、日本人は71点を獲得し、2位の英国人52点、3位のドイツ人51点を大きく引き離した。
<【クール・ジャパン】は日本のポップカルチャーから始まった>
・「ポップカルチャー」とは、マンガ、アニメ、J-POP、ファッション等の最近の日本の若者文化を指して用いられる。日本的なかっこよさを指す【クール・ジャパン】という言葉は、日本のポップカルチャーを愛する欧米の若者たちによって唱えられ、これが世界的な日本熱の原動力となってきた。
<日本のマンガ・アニメが世界に与えた影響>
・世界中のコミックショップに並ぶマンガのおよそ9割を日本のマンガの翻訳版が占め、フランスでは「ドラゴンボールZ」が最高で67%の視聴率を記録したことなどから、日本のマンガ・アニメの人気を窺い知ることができる。
・日本のポップカルチャーをテーマとした博覧会が世界各地で開催されていることも見逃せない。中でも最大規模を誇るのが、平成12年にパリで始まった「ジャパン・エキスポ」で、平成22年で11回目を迎え、18万人の入場者を数えた。
・異邦人の生き方にまで影響を与えた例もある。
・・女子バレーボールで、平成14年の世界選手権をはじめ、北京オリンピックでも活躍した、イタリアのエースであるピッチニ―ニは『アタックNo.1』を見てバレーボールにあこがれ、主人公の鮎原こずえと戦うのが夢だったという。
・・また、『キャップテン翼』の影響でサッカーを始めたというプロのサッカー選手が世界中に数多くいる。かって「世界最高のサッカー選手」と称えられたフランスのジダンをはじめ、ガットウーゾ、デルピエロ、トッテイ、ザンブロッタなど2006FIFAワールドカップの優勝国イタリアの代表選手の多くは『キャップテン翼』のフアンである。ジラルディーノは「翼が歩んでいた道こそ僕らの夢そのものだったんだ」と語ったことがある。今、物語の上で主人公の大空翼は、スペインリーグで活躍していて、FCバルセロナに所属しているが、ライバルである同国のレアル・マドリードの幹部が[なんで翼をうちに入れさせなかったんだ]と怒ったという逸話も伝えられる。
(集英社によると、『キャップテン翼』の世界での正規累計販売部数は約1000万部、国内発行部数は約7000万部に上るという)
<以下は、次回ご紹介したい・・・・・・・2011.6.24> PR |
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